東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

トラクター電気系統の修理

2006年06月22日 | 田舎暮らし

 梅雨空の中、トラクタの電気系統を修理しました。最初直したのは電気系統を守るヒューズボックスです。ヒューズの接点が長い間に汚れ磨耗していたために、接点不良をおこしていました。このため、10Aと15Aのヒューズをすべて新品に取替えました。そして、ヒューズボックス側の接点も緩んでおり汚れていました。ヒューズボックスを取り出してその接点を加工しました。
 ヒューズを新品に交換してヒューズボックスの接点を直しさらに接点復活剤を塗布したおかげで、トラクタの前面パネルすべてのランプが点灯するようになりました。これまで一度も点灯しなかったグローランプも点灯するようになりました。

 次に一度も点灯したことがなかったトラクタのヘッドランプを修理しました。一番の原因と思われたのは、12Vを供給するコネクタ内のひどい汚れでした。何度もコネクタを入れはずしをしてもヘッドランプは点灯しません。そこで、緩んだ接点を加工してきつくなるようにしました。

 そしてコネクタのオス側とメス側の接点に接点復活剤を塗布しました。すると眩しいほどにヘッドランプが点灯するようになりました。

 最後に、スイッチを入れても「スカッ」と一瞬鳴って黙ったままの警音器を直しました。高校生の時、一度このタイプの警音器を直そうとして分解したら元通りにならなかったことがあるました。このため分解しないで直す方法を考えました。振動版がサビで堅くなっていることが原因と考えられたため振動版を止めるネジを緩めてみました。するとあっさり音が出るようになりました。最初バイクや自家用車のような良い音が出るのかと思っていたら、一昔前の懐かしい「ブブー」というブザーの音が鳴り響きました。

 これで電気系統の修理は終わりですが、ヒューズボックスのカバーが無くなっていたので、今後はカバーを自作して覆う必要があります。

コメント
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