僕のブログは時事性の強い社会ニュースはほとんど扱わないし、頻繁に読みに行く正統派ニュースブログ(やみくもにニュースサイトへのリンクを貼り付けた、自称ニュースブログと区別する為に「正統派」と記述します)は、頭がスッキリするコラムとば○こう○ちの納得いかないコーナーくらいのような気がします。このブログがすごい!BLOG:ニュースからトラックバックしたい
ブログ先進国といわれるアメリカでは
ポータルサイトの
ニュース記事から、みんながトラックバックすることによって
活発な意見交換がされているようなんです。
でも、日本はこの点がまだまだですね。
アメリカの事情は良く知りませんが、日本において「活発な意見交換がなされない」のはこのブログがすごい!BLOG:ニュースからトラックバックしたいで書かれているように、トラックバックを受け付けているニュースサイトが少ないのも要因の一つだとは思うのですが、ブログがBBSや日記の延長という使い方をされている人が多い、という現状もあるのではないでしょうか。
僕がブログを始めて、一年ちょっと。有名人気ブログの中には、意見交換が活発なものが多いですが、大部分が一定のコミュニティを作り、その中で交流を深め、外に飛び出すことが少ない傾向にあると思います。
第10回:Blog に関する調査を読んでも、過去1か月以内に他人のBlogにコメントを送信した人の数は極めて少なく、他人のBlogにトラックバックをつけたことがある人の数は3割程度。僕が巡回先に入れているブログの皆様は、かなりの数のコメントやトラックバックを受けているところが多いですが、新着記事の一覧から気ままに見知らぬブログへジャンプしてみると、記事数は多くてもコメントやトラックバックはほとんどついていない、ということが多いものです。コメントやトラックバックが付いていたとしても、その送った主のメンツがお決まりのものであることが多く、SNS的なブログが多いですね。(特にgooブログにおいて)
もちろん、それが悪い、ということではないのですが、そういう使い方の人は、自分の意見と反する記事を読むことを敬遠する方が多いようです。
ブログというツールのよさは、トラックバックによって、反対意見や相手に対する批判であろうと、単なる罵り合いにはなりにくい所が魅力だと思っているのですが(コメント欄においては、その限りではない)、共感を感じる記事以外は読みたくない、という人もどうやら多いらしく、そういう意味では、政治的・思想的な記事になりやすい「ニュースの感想」ブログが広まり、「活発な意見交換」がなされるようになることは、今後も期待できそうにないなぁ、というのが僕の考えです。
「意見交換」=「議論」=「勝ち負け」に結びつける人もいますが、ニュースの感想に正しい・正しくないなど存在するはずもなく、自分とは異なる価値観の意見を聞くことは楽しいことだと思うのですが、いかがなものですかねぇ。
日本人は「分かっもらえる前提で物を言う」民族なのだなあ、とよく思います。
だから、分からない人に対して物事を説明するという訓練がなかなかされないですよね。
あと、出所を明らかにしないコメントの場合、「虚栄心」が働かないから暴言が言えるんですよ。
というのは、、、
私は、自分のブログに暴言に近い反論が書かれていても、極力、冷静に対処します。
それって何でかというと、暴言に暴言で返すと、読者が「LSTYって子供だなあ」と思うじゃないですか。
私の「虚栄心」がそれを許さないわけですね(笑)
だから、本当は爆発してるんですが、文面上はそれを押し隠すわけですよ。
でも、名無しの場合、そんな理性を働かせずに何を言おうが勝手なわけですから。
まあ、出所を明かして暴言を吐くバカもいますが。
って、いつの間にかTBの話からコメントの話になってる、、、
繰り返しになりますが、日本人のコミュニケーションにおいて「理解」というのは、「結果」ではなくて「前提」なんですよ。
だから、理解されていないと分かるや、相当なフラストレーションを感じるんですね。
それに伴って定期巡回先が増えて来ると、
それだけで1日のブログ時間が費やされてしまうようになりました。
自分のエントリをして、いただいたコメントに返事をして、
いつもお訪ねしているところを回らせていただいて・・。
なかなか大変です。(好きでやってるんですけど)
でも、時々、まったく初めてのブログを拝見したりすると、gooブログ数10万、を感じたりします。
せっかくだからこの“時々”をもっと増やしたいと思います。
ちょっと乱暴な理解しがたい文章とも出会ったりして
色々な気分になりますが、
そんな事が気軽にできるのはブログならではだと思います。
議論を勝ち負けって捕えているのは
よくテレビで戦う政治家さんたちもそうですね。
お互いに理解し合えないのに勝つとか負けるとかいう判断は
どちらがより汚い言葉を相手に投げつけられるか・・
という事が基準になっているのでしょうか。
ネットが「匿名性の高い場所」と考える人が多いせいか、罵倒でしか反対意見をかけない人というのは、消えないでしょうね。
匿名コメントの全てが無価値ではないですが、無責任な発言が多いと思うのは、以前からこのブログで書いている通り、今でも考えが変わっていません。
>それに伴って定期巡回先が増えて来ると、
>それだけで1日のブログ時間が費やされてしまうようになりました
6月には65箇所もへのブログに、のべ648件ものコメントを残していた僕ですが、12月にはいってからは、コメントを残したブログは、20にも満たないと思います。定期巡回先を増やすことで、自分の記事を書けなくなるのは本末転倒と考え、雑談的な意味しか持たないブログ記事はロムで済ませる傾向が高くなりました。読んで楽しんではいるのですが、コメントの書き捨てになるのも嫌なんで、仕方がないかな、と思います。どちらかというと、記事を書くことを楽しんでる人なので。
普段巡回しているところだけでブログウォッチを済ませていると、どうも偏った考え方になりそうで、僕も最近は敢えて知らないブログばかり覗いています。
gooブログ検索の結果のRSSをリーダーに登録していると自分の知りたい情報が見つけやすいですね。
トラックバックありがとうございました。
このエントリ、大変興味深く読みました。
たしかに、日本においてはブログよりも
SNSのほうが広く普及するのかもしれませんね。
ただ、トラバを使った意見交換というのは
とても面白いと思うので今後、どういう形で
発展していくのか注目したいところです。
個人的な感想としては、ネット上の意見交換と
いうと「2ちゃんねる」を想起する部分が
まだあるのかなぁなんて思ったりしていますが。
では、今後ともよろしくお願いします。
>たしかに、日本においてはブログよりも
>SNSのほうが広く普及するのかもしれませんね
実際にはブログの方が普及しているし、今後も逆転することはないと思いますが、ブログのSNS的な使い方は今後も増えることと思います。
gooブログのコメントの多いブログを見ても、意見交換というよりは、雑談的なものが多く、彼らの巡回先を辿ると、ある種の「つながり」を感じることが多いです。
>個人的な感想としては、ネット上の意見交換と
>いうと「2ちゃんねる」を想起する部分が
>まだあるのかなぁなんて思ったりしていますが。
「意見交換」ツールとしての2ちゃんねるはほぼ終了してしまった気がします。まだ良質な意見交換スレッドはあるのですが、全体の数からすると極めて少なく、罵倒合戦を楽しむために使われている例が多いのでは、と。
はてブの人気エントリーなんかで政治ネタ・思想ネタを拾っていると、コメントに限らずトラックバックの応酬においても、議論が宗教論争化・イデオロギー論争化して半分個人攻撃みたいな罵り合いになっていることが多いような印象を受けます。
まあ昔からそうだったのかもしれませんけれど、最近、「格差社会」の影響からなのか、それぞれの社会的な立場や境遇の格差を背景にした議論や意見交換が多くて、格差による断絶がそのまま議論上での断絶にスライドしてしまい、ただ持論をぶつけ合うだけの実のない議論になっていることが多いように感じます。
そうした議論の泥沼化や「炎上」の可能性に対する心理的な負担を考えると、正直、時事ネタを扱うのはちょっと敷居が高いですよね。コメント欄を閉じてトラックバックだけを受け付けるようにするとか、アクセスに制限をかけて建設的な議論ができる一定の人だけが議論に参加できるようにするとかすれば、少しは有用な意見交換ができるのかもしれませんけれど。
某所のブクマから拾ったから分からなかった。