スタッフブログのコメント欄を読むと、カウンターの設置を求める声が多いんですね。
ブログの管理画面を見れば表示されているにもかかわらず、ブログにカウンターの設置を要望するのは、やっぱり「自分のブログの訪問者数を、他者にも知ってもらいたいから」ですよね?
自分だけが知りたいのなら、管理画面で事足りるはずですからねぇ。
じゃあ、「他者にカウンターを見てもらう事のメリット」ってなんだろう、と考えると、次のようになりました。
いや、ぶっちゃけたハナシ、あまり思いつかんのですよ、カウンターの設置の意味が。
カウンターの数値がそのブログの人気を示しているか、というと、そういうわけではないのです。
何度か書いているけど、僕はブログのサービスサイドによるアクセスランキングすらなくして欲しいと思っています。ブログの面白さは、アクセスの多い少ないで決まる物ではないと思うし、ランキングやカウンターの存在によって、アクセス数の多さをアピールしようと、中身の伴わないアクセスを誘導する輩が現れるのは必至……
実際、現状のアクセスランキングを見ていても、そのランキングの高さに不信感を抱かざるを得ないブログが、不定期にいくつも現れますね。
カウンターの設置を要望するユーザー全てが、ヨコシマな考えをもっているわけではないでしょうが、閲覧者にメリットがあるわけでもないこの機能は、ブログパーツとしての重要度が極めて低いものであると考えます。
だいたい、もし設置できたとして、その初期値はどうするのでしょう?
要望をしている人全てが、カウンター設置日からの数字に納得するのであれば、それも良いのですが、スタッフブログやgooブログ助け合い掲示板での書き込みを読むと、ブログを開始してからのトータル訪問者数を知りたい人が多いような気がします。でもその数値って、一体誰が把握しているんですかね?
仮にだいたいの数値を予測値で書き入れる方式にしたとしたら、その時点でカウンタの数値に信頼性がなくなり、その数値を閲覧者にアピールする意味がなくなります。
それでも「キリ番イベント」を実施したいからカウンターが欲しい! という要求もあるでしょう。
たいして面白い話題を提供できない人でも、交流先がそこそこあればテキトーに盛り上がる事ができるのが、キリ番イベントの良い所です。ブログツール以前のサイト形態である「ホームページ」では、そのサイトに設けられた掲示板の中心的話題だった所も少なくありませんでした。
「ホームページ」の掲示板で盛り上がる話題だから、ブログでそれを同じ事をやって盛り上がると考える人もいるのでしょうが、僕はそうは思いません。
閲覧者の多くが「常連さん」である「ホームページ」と異なり、ブログ(特にgooブログのようなポータルサイトが用意されたサービスを利用した物)では、閲覧者の多くが「通りすがり」です。
検索サービスを利用して、偶然辿り付いた人や、サービスの新着記事一覧から訪問した人は、極めて仲間内要素の強いイベントである「キリ番報告」に参加するには、ちょいと抵抗があるのです。常連さんがいるのに、初めて訪問した自分が暢気に「ゲットしましたぁ~っ」とはなかなかやりにくいものです。
また、特に遠慮や悪意がなくとも、そうしたイベント自体に気付かない場合も多いはずです。
文字通りの「通りすがり」である読者にとっては、読んでいる記事以外の情報は、どうでも良い物だからです。いくらブログ主がイベント告知に精を出していても、サイドバー等の「本文には関係のない部分」は、案外読まれないもの。
結果的には、せっかく企画した「キリ番イベント」は、ブログ主の意図通りには機能せず、踏み逃げ される事になるでしょう。
幸いgooブログのアクセス解析機能には、リモートホストが表示されないので、「踏み逃げした犯人」を糾弾するような事にはならないと思いますが、僕がブログを始める前に巡回していた個人サイトでは、よく見かけましたねぇ、
「ダメじゃないですか、○○さん! キリ番踏んだらちゃんとカキコしてくれなくちゃ!」
「読ませるコンテンツ」を作成する事ができない人にとっては、数少ないイベントの一つかもしれませんが、キリ番・ゴロ番イベントを充実させても、ブログにおいては虚しい結果に終わるだけだと思います。
ブログの管理画面を見れば表示されているにもかかわらず、ブログにカウンターの設置を要望するのは、やっぱり「自分のブログの訪問者数を、他者にも知ってもらいたいから」ですよね?
自分だけが知りたいのなら、管理画面で事足りるはずですからねぇ。
じゃあ、「他者にカウンターを見てもらう事のメリット」ってなんだろう、と考えると、次のようになりました。
- 自分のブログの訪問者数をアピールする事で、人気を誇示
- キリ番イベントの開催
- ブログのデザインのアクセント
いや、ぶっちゃけたハナシ、あまり思いつかんのですよ、カウンターの設置の意味が。
カウンターの数値がそのブログの人気を示しているか、というと、そういうわけではないのです。
何度か書いているけど、僕はブログのサービスサイドによるアクセスランキングすらなくして欲しいと思っています。ブログの面白さは、アクセスの多い少ないで決まる物ではないと思うし、ランキングやカウンターの存在によって、アクセス数の多さをアピールしようと、中身の伴わないアクセスを誘導する輩が現れるのは必至……
実際、現状のアクセスランキングを見ていても、そのランキングの高さに不信感を抱かざるを得ないブログが、不定期にいくつも現れますね。
カウンターの設置を要望するユーザー全てが、ヨコシマな考えをもっているわけではないでしょうが、閲覧者にメリットがあるわけでもないこの機能は、ブログパーツとしての重要度が極めて低いものであると考えます。
だいたい、もし設置できたとして、その初期値はどうするのでしょう?
要望をしている人全てが、カウンター設置日からの数字に納得するのであれば、それも良いのですが、スタッフブログやgooブログ助け合い掲示板での書き込みを読むと、ブログを開始してからのトータル訪問者数を知りたい人が多いような気がします。でもその数値って、一体誰が把握しているんですかね?
仮にだいたいの数値を予測値で書き入れる方式にしたとしたら、その時点でカウンタの数値に信頼性がなくなり、その数値を閲覧者にアピールする意味がなくなります。
それでも「キリ番イベント」を実施したいからカウンターが欲しい! という要求もあるでしょう。
たいして面白い話題を提供できない人でも、交流先がそこそこあればテキトーに盛り上がる事ができるのが、キリ番イベントの良い所です。ブログツール以前のサイト形態である「ホームページ」では、そのサイトに設けられた掲示板の中心的話題だった所も少なくありませんでした。
「ホームページ」の掲示板で盛り上がる話題だから、ブログでそれを同じ事をやって盛り上がると考える人もいるのでしょうが、僕はそうは思いません。
閲覧者の多くが「常連さん」である「ホームページ」と異なり、ブログ(特にgooブログのようなポータルサイトが用意されたサービスを利用した物)では、閲覧者の多くが「通りすがり」です。
検索サービスを利用して、偶然辿り付いた人や、サービスの新着記事一覧から訪問した人は、極めて仲間内要素の強いイベントである「キリ番報告」に参加するには、ちょいと抵抗があるのです。常連さんがいるのに、初めて訪問した自分が暢気に「ゲットしましたぁ~っ」とはなかなかやりにくいものです。
また、特に遠慮や悪意がなくとも、そうしたイベント自体に気付かない場合も多いはずです。
文字通りの「通りすがり」である読者にとっては、読んでいる記事以外の情報は、どうでも良い物だからです。いくらブログ主がイベント告知に精を出していても、サイドバー等の「本文には関係のない部分」は、案外読まれないもの。
結果的には、せっかく企画した「キリ番イベント」は、ブログ主の意図通りには機能せず、踏み逃げ される事になるでしょう。
幸いgooブログのアクセス解析機能には、リモートホストが表示されないので、「踏み逃げした犯人」を糾弾するような事にはならないと思いますが、僕がブログを始める前に巡回していた個人サイトでは、よく見かけましたねぇ、
「ダメじゃないですか、○○さん! キリ番踏んだらちゃんとカキコしてくれなくちゃ!」
「読ませるコンテンツ」を作成する事ができない人にとっては、数少ないイベントの一つかもしれませんが、キリ番・ゴロ番イベントを充実させても、ブログにおいては虚しい結果に終わるだけだと思います。
プレイモービル 4402 銀行カウンター アガツマ by G-Tools |
僕も、カウンタは不要だと思いますし、キリ番イベントみたいなのは好きではないのですが、「敷居の低いイベント」という意義は存在し、ふだんROMっているひとに、書き込みを促す効果はあるようです。
でも、確かにブログ向きのイベントではないですね。
というツッコミをしておかないと、お約束。 でわでわ。
>中堅以上のブログならではの話ではないかと
どこからが「中堅」なのかはさておき、(数字的な根拠はないですが)ユニークユーザーによるアクセス数(gooブログでいうIPアクセス)が50以上のブログでは、3分の1くらいは「通りすがり」のよるものじゃないか、と思っています。
もちろん、コメンテーターがそれ以上存在する所では、この限りではありませんが。
で、ユニークユーザーが多くなるにつれて、通りすがりの割合は増えていくのじゃないかと。
このエントリでは触れなかったけど、ブログのコメント欄って、案外敷居が高いんですよね。(これも言及しようと思ったけど、闇雲に分量が多くなるので、削除した)
ほぼ確実に読んでいるけれど、そのブログのコメント欄には顔を出さずに、自分のブログ内で言及したり、はてブみたいな所でコメントをするという人が多いです。
決してネガティブコメントではないけれど、「コメントを残しにくい」ということでしょうか。
利用サービスが同じなら、この敷居が多少低くなるようですが、他所のサービスのブログにはコメントが残しにくいのかもしれません。
そういう意味では、「敷居の低いイベント」の存在意義はあるのでしょう。
ただ、キリ番・ゴロ番の場合は、そこ報告に終始してしまい、話題の発展性があまりに乏しく、しかもキリ番ゲッター以外の閲覧者が絡みにくいです。
個人的には自分語りを引き出しやすい「お題」をもったイベントの方が好きですね。具体的には、以前π氏がよくやっていた「好きな○○5つ」系の記事。「ナントカバトン」もこれに類する物ですね。
●たこぽんさん
>越後屋娯楽堂
ソレ絶対につついてくる人がいると思ってたよ!
アレはリファラが残っているのに、コメントがほとんどつかなくて(コメントつけにくい事しか書いてないけど)、「読まれている実感」が湧きにいので、設置しました。PVカウンタなので、更新ごとに廻りまくりなのがアレですが、実はあんまり見ていません。
頭の悪いカウンター付きのブログを見つけたら、
F5連打で、一気に100以上、
カウンターの数値をUPさせてやる良心的な人間も居ます(俺です。
大抵その翌日に
「昨日は沢山の人が来てくれたみたい」
て喜びの記事をUPしてくれるので、
ソレを見るのが、楽しみでもあります(性格悪、、
キリ番ゲットしたはイイのだけど、
自分が望む通りの褒美をもらえるとも限らないですし、
文章が欲しいのに
ヘタクソなイラストをプレゼントされたりとか、
結局、管理人のエゴで完結するだけだなと思います。
キリ番付ける人は、
相手を満足させるだけの才能がある人に限る方が望ましい。
イラストが上手い人とか、小説が上手い人とか、
馴れ合いだけの関係で、
別にソイツの作品には興味無いのに、
うっかりキリ番踏んで、ソイツの長ったらしい小説を受け取って
後で感想求められたりしたら最悪・・
俺も、ブログにカウンターはいらないと思います。
特に・・俺も含めだけど、凡人のブログには、
忍者とかあるんだし。
あえてgooブログにデフォルトでつける必要はないと思いますが…。
また「カウンター(必須)」
なんて書いてあったら批判めいたコメントがスタッフブログに続出だったりして。みたいな。
あ、この場合批判がないと逆に問題になるのかな。
でも、これはあくまで自分のためであって読者に見せるためのものでもないし、自分のためと思っているのですが。勿論ブログサービスに標準装備は必要ないと思います。
※すみません、2度目のブログお引越しです。ある国家の理不尽な体制のためにコラム書いている私がブログ閲覧できなくなってしまいましたので。まもなく帰国ですが、帰国後本件に関して移転先で述べるつもりです。
私のサイトでは、最初、同様の理由でアクセスカウンターを付けていませんでした。
しかし、なぜか来訪者から、「無いと寂しいから付けろ」という要望が来たし、付けちゃマズい理由があるわけでもないので、付けました。(^^;
そのような要望が来た理由は未だによくわかりませんが、読者側のニーズがある可能性はあるのだなぁ、と記憶に残っています。
通りすがりの方からキリ番でメッセージもらったことは2度だけあります。
コメントのしにくいサイトでは、いいキッカケになるのかもしれないなぁ、とは思いつつ、そういうサイトにコメントしたい理由もよくわかりません。(^^;
>頭の悪いカウンター付きのブログを見つけたら
そのカウンターサービスによって、カウントの方法に違いがあるようですね。
「二重カウント防止」だから、カウンターの数字=閲覧者の絶対数ではないようなのですね。
二十カウント防止=同一IPアドレスユーザーの、連続アクセスカウント無効
ということで、自分がアクセスした直後に他者が訪問、その後「更新」しただけで別ユーザーとしてカウントされるところもあるようだし。
gooブログのカウント方法「IPアドレス別」も、「閲覧者の絶対数」ではないですね。
プロバイダによっては、接続しなおす毎にIPアドレス変わっちゃうし、これを利用して不正をしている人も多いようです。
また、自宅と職場/学校などで閲覧すれば、そこで同一人物による閲覧を別カウントでしょ。
どんな事したって「正確な閲覧数」なんてわかりっこない。
とはいえ、ある程度の目安にはなるので、編集画面ではその数字は知りたいかな。
それを他人に誇示するのが理解できないだけで。
>また「カウンター(必須)」
>なんて書いてあったら批判めいたコメントがスタッフブログに続出だったりして。
あはは。
つけるのならモジュールでやって欲しいですね。
モジュール扱いなら、カスタムテンプレで削除できるし。
ただ、カウンターがあることで、意味のないアクセスを増やして喜ぶ低脳が増えそうで嫌だ。
そういう奴に限って「gooブログが重い!」とか馬鹿なこと抜かしやがるし。
>付けちゃマズい理由があるわけでもないので、付けました。(^^;
つけている本人がちゃんとした人なら、上で書いた「意味のないアクセスを増やす」行為は行われないでしょうから、モチベーションのひとつにはなると思います。
読者側にニーズがある、という視点は気づきませんでした。
確かにあるかも。「こんなに読まれているブログだから面白い」と判断する人もいるかもしれませんね。僕はそういう判断はしないのですが。
# まぁ敷居の低いイベント記事を書けば済むって話もあるんですけど
あとは、「つけること」自体も設置目的だったりします。ただし、できるかどうかを試すことが目的になり得るjunk.testというカテゴリの特殊な性格が根本にあるので、ブログ一般における設置目的にはなり得ないと思いますけど。
もしも「カウンター(必須)」になったりしたら、これはもう笑うしかないですね。何れにしろ、gooブログのシステムとしては、もっとやるべきことがあると思います。
ブログペットにしても、ゴテゴテしたバナーにしても、ああいうのを愛用している人っていうのは、ブログを基本「自分のため」にやってるケースが多いのではないか。そっちに偏りすぎて、過剰に装飾をしてしまう傾向にあるのではないか、とか思いました。
これは男女の「おしゃれ」の差と似ていますね。男のおしゃれは「相手を不快にさせない、清潔な物」であるのに対して、女のおしゃれはもっと主体性を持ち、また女のおしゃれの根底には「いろんな服が着たい」とかいう欲求がある。
なんかそんなことを思いました。