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手塚治虫『ブッダ』第6巻から第10巻

2017年08月15日 23時24分48秒 | 漫画


手塚治虫『ブッダ』(潮ビジュアル文庫)を図書館で借りてきて引き続き読んでいる。
瀬戸内寂聴の『釈迦』(新潮文庫)も読んでいるのだが、アーナンダという人物が語り手になっている。そのアーナンダ(漫画ではアナンダ)が登場する。
第10巻ではブッダと二人で旅に出ることになった。
確かに、ブッダのまわりにたくさんの弟子が集まって、なんだか退屈だなと思っていたのでこのへんですっきりと二人旅にでも出て命を狙われたりするとちょうどいいと思う。
ブッダはしばらく横になっているうちに風貌がすっかり変わってしまった。大仏パーマであることしか過去の自分と共通点がない。
これは何を意味しているのかわからなかった。(宮崎駿はこれをヒントに『ハウルの動く城』を作ったのだろう。)
みんな丸坊主で着ているものも布切れ一枚なので、区別がつかなくなってくるためにブッダだけ突然年を取らせたのかもしれない。
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