今年のノーベル文学賞受賞者なので本屋に並んでいたバルガス=リョサの『若い小説家に宛てた手紙』(新潮社)を読んだ。
とてもおもしろかった。
小説というのはこういうものなんだということがとても分かりやすく書いてあった。
小説家なので、理論よりも実際に読んだときにどう感じるかを大切にしていることもよくわかった。ほかにも似たような本があれば読んでみたい。
フロベールをとても尊敬している。セリーヌは嫌い。でも『夜の果てへの旅』と『なしくずしの死』だけは良い。とか独自の文学観を大切にしているところもよいと思う。
ラテンアメリカの小説は、ごたごたしてて面倒くさい小説が多いので、あまりいま読む気はしないけれども、こういうエッセイだったら読める。
とてもおもしろかった。
小説というのはこういうものなんだということがとても分かりやすく書いてあった。
小説家なので、理論よりも実際に読んだときにどう感じるかを大切にしていることもよくわかった。ほかにも似たような本があれば読んでみたい。
フロベールをとても尊敬している。セリーヌは嫌い。でも『夜の果てへの旅』と『なしくずしの死』だけは良い。とか独自の文学観を大切にしているところもよいと思う。
ラテンアメリカの小説は、ごたごたしてて面倒くさい小説が多いので、あまりいま読む気はしないけれども、こういうエッセイだったら読める。