初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

同じ担保で信用取引の複数売買

2010-12-18 09:50:37 | 株・いろいろ
 100万円の担保(委託保証金)を入れ、信用取引でA株を買えるだけ買い、

 その日の内に値上がりしたので売却してB株を買う、ということはできない、

 というのが今のルール。

 それを買える様に規則を変える由。

 思えば10年前、現物で売買する「ループ・トレード」がスタートしました。

 資金の範囲内ならば、「一日に違う銘柄の株式売買を繰り返すこと」はOKだということです。

 例えば、100万円を入金し、

 A銘柄を100万円で買い、120万円で売り

 B銘柄を120万円で買い、130万円で売り

 C銘柄を130万円で買い、135万円で売り

 はOKですよ。ということです。

 「差金決済」の解釈を明確にすると同時に、市場対策でもありました。

 10年経って、今度は信用取引の規制緩和と市場テコ入れ策です。