浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

ドラッカーの死

2005-11-15 01:18:29 | 日記
P・F・ドラッカーがなくなりましたね。

ドラッカーという人はどれだけ世間一般的に有名なのかは
よくわからないのだけど。
(少なくとも普通に過ごしている限り、
 亡くなったことを知らなかった。
 会社でしったくらい)

経営学の巨人であり、「マネジメント」という概念を
発見した人と言っても過言じゃないんじゃないかと思う。

著書である「現代の経営」は正に現代の経営について書かれている。

ドラッカーの著作の中で一番好きな(と言ってもすべてを読んだわけでも
ないのに僭越だけど)言葉を挙げる。

部下は上司の無知、無能、無作法さ、たいていのことを許す。
しかし「真摯さの欠如」だけは絶対に許さない。
そしてそのような人間を選ぶマネジメントを絶対に許さない


この言葉が僕の手帳に書いてある。
絶対に忘れてはいけないと思うのだ。

たいていの上司は(いや、たいていの人間は、と言ってもいい)
多かれ少なかれ、無知で無能で無作法なものだ。
けれど、それでも真摯である限り、人を動かせる人間にはなれる。

冥福を祈ります。

(以前、ドラッカーについて書いた文はこちら
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