湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

想い出と共に去らん

2013-11-30 18:50:57 | あんな話こんな話


『三崎下町建物探訪』というツアーを発見して参加した。
期待以上のステキな時間になり、陽が傾き始めたその三崎を後にしたのである。
バスと京急を乗り継ぎ、久里浜駅でJRに乗り換え、まもなく大船に着くというタイミングで、今日撮影した写真を見ようと思ってポケットに手を入れた。

ない、ない、今日一日、ウインドブレーカーのポケットに入れては出していたデジカメがない!

一応、リュックの中も調べるが、ない。ま、入れていないのだからあるはずもないんだけど。
あるのは、ケースだけ(笑)。

バスか、京急か・・・

とりあえず電話だ、電話!

わぁ、ケータイのバッテリー残量が6%だ
このところ“減り”が早いのはわかっていたけど。いや、でも電話だ、電話。電話番号をネットで調べなきゃ。と、調べているうちに、あらあら5%、4%、3%・・・
これでは電話中に切れちゃうかも・・・

帰宅後、充電しながらあわてて掛けると、バスの営業所には届いていないとのこと。
電車は・・・サービス時間外でつながらない。

とほほ。
もう8年も前に買ったもので、画像にシミが出たり、時々電源が切れなくなったり入らなくなったりで寿命が尽きそうだから、あきらめがつかないでもない(いや、いま動く最後の1台だからあきらめたくないし、初代GRだから動かなくなっても手元に置いておきたい)。
ただ、今日のすてきなツアーで撮った、普通ではなかなか見ることが出来ないシーンもおさめられているのだ。あぁ・・・

ピンポーン!
佐川急便さんがやってきた。玄関に出ると、娘が通販で服を買ったようで手渡された。
なんと、その袋には「GR」とプリントされていた。



どんなタイミングよ(笑)。

議事なく終焉

2013-11-29 23:17:30 | あんな物こんな物


戦後間もない昭和25年に建てられた旧平塚市議事堂である。
現在はエリアの公民館として使われている。外観からも耐震補強されているように見えるが、数年後に取り壊しが決定しているという。先だって、最後のお色直しということで有志がペイントしたと新聞が伝えていた。



それにしても、この堂々とした容貌はどうだ。洋風な二階建てに入母屋造りの瓦屋根が載っている。「帝冠様式」というらしいが、こんな珍しい近代建築物をなんとか残せないものなのだろうか。こうやって知らないうちに貴重なものが一つ一つ失われていくのだ。
勝手に平塚昭和遺産に登録して、誰も手を出せないようにしちゃいたいな。

ズドンとおいしい衝撃

2013-11-28 21:24:53 | B食の道


厚木の山奥にある七沢へやってきたのは、何十年も前に温泉宿に泊まって以来か。
しかも、この日は温泉ではなく、ラーメンを食べに(笑)。

ラーメン通にはおなじみらしい『ZUND-BAR』は、使用するおいしい水を求めてこの地に店を開いたという。といっても、周囲には新しい民家も建ち並んでいて、想像していたよりも山奥ではない印象だったけど(笑)。
素人の僕には水のおかげかどうかよくわからなかったが、「塩ラーメン/淡麗」(750円)は確かにおいしかった。あっさりすぎるくらいのスープもいいが、なにしろ極細でストレート気味の麺が好みだ。クチゴタエ(歯ごたえじゃないので!)がとてもいい。ここここも好きだけど、今日の麺は自分史上最高だった(ような気がする)。
それだけでも、遠路はるばるやってきた価値はあるのだが、実はもうひとつ「竹ごはん」(380円)を食べてみたいという目的があったのだ。「竹ごはん」ですよ、「竹ごはん」。ネットの情報によると、大好物のメンマがトッピングされたご飯だというではないか。作ろうと思えば自分でもできそうだけどやることはない、そんなものを商品として提供してしまうところ、そして何より「竹ごはん」というネーミングにひかれた。



ところが、ここのメンマは細切りだった。しかも、見事なまでに丁寧に並べられいる。そのシゴトには敬意を評さなければならない。でも、普通のメンマがドカンと載っていると勝手に想像していた僕にとっては、かなりイメージが違っていたのだ。味も、ゆずがきいていてさわやかでおいしい。でも、やっぱり違うんだよね。ん~。

しかし、しかしだ、妻が頼んだ「炙りコロチャーシュー飯」(480円)が絶品で驚いた。



サイコロ状のチャーシューを炙って、大根おろしとゆずのタレ(刻みも)が載っている。香ばしかったり、脂っぽかったり、でもさわやかで、もう口の中に至福がやってくる。一口たべただけでこれだったので、大きな丼でガシガシやったら昇天してしまったのではないか。あまりの感動ぶりに、妻が見かねて、残っていた半分をくれた(笑)。カミさんが神さんに見えたな。
考えてみれば小さな丼で480円だから、小林屋なら立派すぎる定食が食える値段だ。ん~・・・どっちもスゴイ!

この日は平日だったので店内もすいていたが、土日は列が途切れることはないらしい。ここまで来て、さらに並んでも食べたいかと問われれば、どうかなぁ?おいしいことは間違いないけど(個人の感想です)。




古民家のリノベーションだろうか、高い天井の店内は黒くペイントされ、テーブルなどはステンレスで統一。丼の多くも銀色だ。


晩秋の散歩道

2013-11-27 22:30:46 | 自分四季報


鳥の声が響き渡る静かな朝だった。
わけあってクルマで総合公園にやってきた。用事を済ませ帰りかけると、こんなに早い時間でしかもけっこう冷えているというのにポツリポツリと人影があるのにきづく。
よく見ると、体操をしたり、ジョギングやウォーキング、散歩やら日向のベンチで読書する人まで。そこで、僕も少し歩いてみる気になった。



あの銀杏の木も真っ黄っ黄、春にはピンクに染まった桜の木々も赤茶色に萌えている。枯葉を踏みしめ歩き回っていると楽しくなってきた(笑)。残念だったのは、カメラを持ってこなかったこと。すてきな被写体だらけだったのに。
って、だいたいそんな芸術的な写真なんて撮らない(撮れない)だろって?
その通り。こうしてケータイでパシャパシャやって一人ではしゃいでいるのがお似合いなんですよ。
日曜早朝、平塚総合公園よりお伝えしました(おいおい、それにしてもずいぶん経っちゃったなあ)。




紅い衝撃

2013-11-26 22:00:16 | B食の道


8ヶ月ぶりの『大門』である。
店内の列に並んでいると「日替わりトッピング いんげんと紅生姜のミックス天」の文字が目に入る。生姜の天ぷらは最近よく耳にするので、モノは試しとお願いした。

お母さんがやさしく載せてくれたそのかき揚げは色も鮮やか。しかし、考えてみればこれだけ赤いのだから、味もそれなりに濃いは明白だ。焼きそばに紅生姜を載せすぎた時の辛さがガツンときた。ク~ッ・・・


悪くない(笑)。

むしろ、好きかも。
しかも、ほとんど味がないいんげんがふんわりと刺激を和らげてくれる。紅生姜とインゲンなんて組み合わせ、考えたこともなかったのに、絶妙のコンビネーションだ。最初の一口ではどうなるものかと心配になったが、なかなかイケるぞ。これまでにあじわったことのないトッピングを楽しみながらズールズルやったのであった。

ところが、このあと思わぬ問題に直面することになる。
いつもなら、次第にかき揚げの脂分が出汁に溶け出した独特の旨味に昇天しそうになるはずなのに、脂分と共に紅生姜の水分が流れ出してきた! あの酸っぱカライ紅生姜の味が。

オレは何が好きで『大門』に通っているのか。その根本をも揺るがす由々しき事態である。スッキリと澄んだストレートな出汁の旨さを味わいたくてやってきたのではなかったのか。
しかし気づいた時には後の祭り、流れ出した生姜汁を回収することも、応急措置として紅生姜フェンスを張ることすらできなかったのである(なんだ生姜フェンスって)。

帰社後この話をすると
「お皿でもらえばよかったじゃないですか」
と、同僚。
そうだった、ここ『大門』はトッピングの具をお皿に盛ってくれるサービスもやってくれるのだった。

なんだかんだ、またいつものようにズラズラ書いてしまったが、今日も今日とてリーズナブルな立ち喰い蕎麦の話だったのだ(笑)!



で、リンクを貼ろうと振り返ってみたら、過去にも同様な大問題に直面していたのだった。オレはアホか。

負けてかつそば

2013-11-24 17:51:15 | B食の道
降格を目撃した帰り道、登戸駅の乗り換え時に『爽亭』でディナーを。

立ち食い蕎麦ですよ(笑)。
立ち食いといえば、いつもは「かき揚げ」あたりなのだが、悲しい、ツライ、悔しい思いで重かった足取りを何とかしようと、とびきりの贅沢をした。

「かつそば」(480円)だ。



フライものでは「コロッケ」や「メンチ」あたり、いって大門の「白身魚」くらいだと思うのだが、メニューに「かつ」のトッピングを発見したものだから、えぇ~い!と券売機のボタンを思い切って押してみたのだ。

若いころ勤めていた会社で夕飯に店屋物をとり、あるお蕎麦屋さんでメニューにない「かつそば」をお願いしたことを思い出した(それが叶うと、さらに一歩進んで「カツ丼の上物を温そばに載せて」と頼んで遂に「かつとじそば」を実現した!)。

注文してから揚げたわけではないのだろうが、出汁に沈みかけているのに口に運ぶと意外にサクサクで驚く。ソースもかかっていないのに、味にもの足りない感もない。おいしい。
温そばのトッピングは、フライものにしても天ぷらにしても時間の経過と共にふにゃふにゃ度が進み遂には衣が溶け出し、それがまた異なる味わいを生み出すところがうれしいものである。しかし、カツといえば、ただでさえ衣が肉からはがれてしまう危険をはらんでいる。それが出汁に浸かればさらに衣がはがれやすくなり、裸になったパッサパサの肉だけがそばの上に残されてしま懸念もある。これはたいへんだ。
しかし、はたして食べている間に溶け出すことも、はがれることもなかった。すでにこの問題には対策が施されていたようで、最後までおいしくいただけたのだった。
といっても、わずか3分程度で平らげてしまうので、ホントのところはよくわからなかったんだけどね(笑)。

最後の降格

2013-11-23 22:15:41 | 湘南ベルマーレ


そこではーーー 僕たちの目の前の相手ゴール付近では、たしかにスペクタクルが展開されていたのだ。しかも見事なゴールを決め、ピッチとスタンドは一つになったのである。

ところが、その興奮も冷めやらぬうちに1点を返され、取れる時に取っておかなかった末に、アディショナルタイムに逆転され万事休す。

「倍返されだ!」

なんだか今シーズンを象徴するようなゲームで降格が決定してしまった。
いや、わからない。優勝に王手をかけたF・マリノスがJライセンス剥奪で・・・なんて、ないか(笑)

控え室に去っていく選手の後ろ姿にエールを送ったところで、僕は足早に味スタを後にした。
思えば前回の降格時も、もうその場にいるのが我慢できずに、すたすた坂を下ったのだ。「ベールマーレー!」コールを背中で聞きながら。
あのエール交換は相手をリスペクトし、思い遣り、それに応え感謝の意を示す感動的な時間であることは間違いない。将来のために、この光景をしっかりと体感しておかなければならないのもよくわかる。
でもさぁ、何度目なんだ。僕にはもう耐えられない。こんなセレモニーが始まってしまう前に、一刻も早くスタジアムから離れたかったのだ。この体験の喜びがクセになっちゃいそうなもので(笑)。

たしかに今日も含め選手はよくやった、監督の手腕も見事だった、心からそう思う(実際、専門誌の評価点も悪くないはず)。前回の昇格時よりも今シーズンの方がずっとワクワクさせてもらえた。シーズン中にどんどん成長していく様子をつぶさに見ることができたのも嬉しかった。それに、相変わらずクラブ関係者の頑張りにも頭が下がる。そんなクラブが好きであることを誇りに思う。
でも、でも、こんなことを何度も何度も繰り返していては、せっかくのそうした価値も下がる一方だ。

そこで、来シーズンからの中長期目標を以下のように設定しました。

「もう二度と降格しないチームづくり」

勝手に決めました(笑)。
おっと、まだあと2節残ってたよ(笑)。今シーズンを象徴するゲームじゃなく、来シーズンにつながるゲームを見せてほしいな。僕たちは、決して応援をやめることはないのだから。



こちらは先制点をあげたあとの一コマ。

それにしても、いつも味スタのピッチの周囲に並ぶバナーを見ると誰もが知っている大企業ばかりで驚く。そういう意味でも格の違いを実感するのだ。ま、「東京」だから(大企業の本社は東京に多い)そうなっちゃうっていうこともあるだろうけれど、ローカルな企業などのバナーが並ぶ地方都市のピッチの風景が僕は好きだなぁ。

チャーリー濱

2013-11-22 23:34:16 | あんな話こんな話


さっきまで仕事をしていた場所だった。
ちょっと別の部屋でミーティングをして戻ってきたら、ずらりと自転車が並んでいたのだ(笑)。

横浜自転車生活向上ナイト』は大盛況。そのミーティングが延びて楽しみにしていた自転車記者さんのお話には間に合わなかったが、なんだかいつもとはちょっと違う空気感のイベントでよかったなぁ。

びっくりしたのは、自転車乗りの皆さんには嫌われちゃいそうな電動アシスト付き自転車のプレゼンまであったところ。こういう懐の深さもヨコハマって感じがしていいね!
平坦なエリアで行われている『baybike』という取り組みが、電動アシスト付きバイクのそれこそアシストで、実家のある坂だらけで自転車が極端に少ない希望ケ丘あたりまで広がったらステキだと思った(と思って質問までしてしまった)。

次回は、すでに商標をとってある「濱バイク」という横浜らしい自転車づくりのワークショップだとか。楽しみ。
今晩は、このイベントのために来浜したという大阪の方がいらっしゃった。次回はコラボして「チャーリー濱」なんていかがでしょう。こちらも今のうちに商標とっておこうじゃあ~りませんか(笑)。


そういえば、そのベイバイクの取り組みの中で、子供向けの自転車教室の先生を湘南ベルマーレサイクルロードチームにお願いしているなんて話まで出てきてうれしくなったのだ。

入社式へようこそ

2013-11-21 22:00:36 | あんな話こんな話


30名近い仲間が集っての“入社式”だった。
僕も一応新入社員なんだけど、なぜか先々週から早くも通勤が始まり、今日は裏方(笑)。しかも、進行中にも作業を続けるというドタバタだった。
いやいや、まだどこもトライしたことのない(しようとしてもできない)プロジェクトで、ドキドキワクワクだ。誰もが初めてのことだらけだけに、たいへんだけどやりがいも大きい。
みなさん、よろしくお願いします。鎌倉もステキだけど、横浜もスゴイ。もちろん平塚もいいね!

みかん好きキライ

2013-11-20 20:35:20 | あんな物こんな物


みかんやオレンジのフレーバーは大好き。
みかんの缶詰やお菓子も好きだなぁ。
いや、みかんそのものだってキライじゃない。
でも、剥くのがあまり好きではないのだな(笑)。みかん愛好家からは、それがあってのみかんじゃないかと言われそうだけど。
ひとにすすめられても、よほどのことがない限り食べることはない。剥いてくれれば、食べてもいいけど(笑)。
仕方なく食べることになれば、早いですよ。ご丁寧に白いスジなんか取ってられない。ましてや一房一房なんて分けてられない。面倒くさい。ササッとむいて、小さければ丸ごと口に放り込んじゃう。モグモグ、ごっくん。
ん~、まずくない。いや、おいしい。みかんはやっぱり加工されているものよりも、そのままがイチバンだと認識するのである。
ところが、次に食べるのは、結局また1年くらい先にさることが多い(笑)。

こうやって剥いたりするブームが来たときは、ムダに剥いて食べまくったこともあったけど。


今日の写真はいずれも湯河原にて。さすがみかんドコロ。