湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

紅い衝撃

2013-11-26 22:00:16 | B食の道


8ヶ月ぶりの『大門』である。
店内の列に並んでいると「日替わりトッピング いんげんと紅生姜のミックス天」の文字が目に入る。生姜の天ぷらは最近よく耳にするので、モノは試しとお願いした。

お母さんがやさしく載せてくれたそのかき揚げは色も鮮やか。しかし、考えてみればこれだけ赤いのだから、味もそれなりに濃いは明白だ。焼きそばに紅生姜を載せすぎた時の辛さがガツンときた。ク~ッ・・・


悪くない(笑)。

むしろ、好きかも。
しかも、ほとんど味がないいんげんがふんわりと刺激を和らげてくれる。紅生姜とインゲンなんて組み合わせ、考えたこともなかったのに、絶妙のコンビネーションだ。最初の一口ではどうなるものかと心配になったが、なかなかイケるぞ。これまでにあじわったことのないトッピングを楽しみながらズールズルやったのであった。

ところが、このあと思わぬ問題に直面することになる。
いつもなら、次第にかき揚げの脂分が出汁に溶け出した独特の旨味に昇天しそうになるはずなのに、脂分と共に紅生姜の水分が流れ出してきた! あの酸っぱカライ紅生姜の味が。

オレは何が好きで『大門』に通っているのか。その根本をも揺るがす由々しき事態である。スッキリと澄んだストレートな出汁の旨さを味わいたくてやってきたのではなかったのか。
しかし気づいた時には後の祭り、流れ出した生姜汁を回収することも、応急措置として紅生姜フェンスを張ることすらできなかったのである(なんだ生姜フェンスって)。

帰社後この話をすると
「お皿でもらえばよかったじゃないですか」
と、同僚。
そうだった、ここ『大門』はトッピングの具をお皿に盛ってくれるサービスもやってくれるのだった。

なんだかんだ、またいつものようにズラズラ書いてしまったが、今日も今日とてリーズナブルな立ち喰い蕎麦の話だったのだ(笑)!



で、リンクを貼ろうと振り返ってみたら、過去にも同様な大問題に直面していたのだった。オレはアホか。