湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ズドンとおいしい衝撃

2013-11-28 21:24:53 | B食の道


厚木の山奥にある七沢へやってきたのは、何十年も前に温泉宿に泊まって以来か。
しかも、この日は温泉ではなく、ラーメンを食べに(笑)。

ラーメン通にはおなじみらしい『ZUND-BAR』は、使用するおいしい水を求めてこの地に店を開いたという。といっても、周囲には新しい民家も建ち並んでいて、想像していたよりも山奥ではない印象だったけど(笑)。
素人の僕には水のおかげかどうかよくわからなかったが、「塩ラーメン/淡麗」(750円)は確かにおいしかった。あっさりすぎるくらいのスープもいいが、なにしろ極細でストレート気味の麺が好みだ。クチゴタエ(歯ごたえじゃないので!)がとてもいい。ここここも好きだけど、今日の麺は自分史上最高だった(ような気がする)。
それだけでも、遠路はるばるやってきた価値はあるのだが、実はもうひとつ「竹ごはん」(380円)を食べてみたいという目的があったのだ。「竹ごはん」ですよ、「竹ごはん」。ネットの情報によると、大好物のメンマがトッピングされたご飯だというではないか。作ろうと思えば自分でもできそうだけどやることはない、そんなものを商品として提供してしまうところ、そして何より「竹ごはん」というネーミングにひかれた。



ところが、ここのメンマは細切りだった。しかも、見事なまでに丁寧に並べられいる。そのシゴトには敬意を評さなければならない。でも、普通のメンマがドカンと載っていると勝手に想像していた僕にとっては、かなりイメージが違っていたのだ。味も、ゆずがきいていてさわやかでおいしい。でも、やっぱり違うんだよね。ん~。

しかし、しかしだ、妻が頼んだ「炙りコロチャーシュー飯」(480円)が絶品で驚いた。



サイコロ状のチャーシューを炙って、大根おろしとゆずのタレ(刻みも)が載っている。香ばしかったり、脂っぽかったり、でもさわやかで、もう口の中に至福がやってくる。一口たべただけでこれだったので、大きな丼でガシガシやったら昇天してしまったのではないか。あまりの感動ぶりに、妻が見かねて、残っていた半分をくれた(笑)。カミさんが神さんに見えたな。
考えてみれば小さな丼で480円だから、小林屋なら立派すぎる定食が食える値段だ。ん~・・・どっちもスゴイ!

この日は平日だったので店内もすいていたが、土日は列が途切れることはないらしい。ここまで来て、さらに並んでも食べたいかと問われれば、どうかなぁ?おいしいことは間違いないけど(個人の感想です)。




古民家のリノベーションだろうか、高い天井の店内は黒くペイントされ、テーブルなどはステンレスで統一。丼の多くも銀色だ。