4月12日
さて、旅の最終日。
コロンバスから車で約2時間、今回の最終目的地クリーブランドへ向かう。
オハイオ州では州都コロンバスに次ぐ第2の都市クリーブランドは、五大湖のひとつエリー湖湖畔の町。
湖を利用した数々の運河や鉄道の起点としての立地の良さからかつては工業都市として栄えたが、1960年代以降重工業は衰退し、徐々に勢いを失っていった。
そのクリーブランドの中心街でかつて鉄道の起点として栄えた「ウェストサイド・マーケット(West Side Market)」へ。
1912年に古い駅舎をそのまま利用してオープンしたこのマーケットは、国内で最大規模の屋内・屋外マーケットとして知られる。
この建物にはメインエントランスがなく、前後左右どこからでも入れるように小さな入口があるのみ。
どんな人たちにも平等に扉が開かれている、ということを表しているらしい。
移民の街でもあるクリーブランドで、このマーケットは「お国の味」を求めてやってくる市民の台所となっている。
大小合わせて100以上の店舗がひしめき合い、活気にあふれている
お隣には新鮮な野菜やグロッサリーなどを売る市場も併設されている。
土曜日ということもあって市場は大賑わい
マーケットのすぐお隣にある「Market Garden Brewery」で昼食。
店内にブリューワリー(ビール醸造所)がある、創業101年の老舗レストラン。
パティオのある店内は広々としていて清潔、とても気持ちがいい。
この日は地元のJazz Bandが演奏していた。
話が弾んで、飛び入り参加!みんなビックリ。
汗ばむくらいの陽気にビールが進みすぎて、昼間っからノリノリの一行
ビールがおいしくて思わぬ長居をしてしまい、次の予定地のクリーブランド美術館には1時間近く遅れてしまった・・・。
この美術館はクリーブランド、いやアメリカの中でも重要な位置づけにあるという。
ルノワール、ダリ、モネなどの西洋画家に加え、アジアのコレクションはアメリカ国内でも群を抜いているそうだ。
しかも、入場料は無料。また先進のテクノロジーを駆使したディスプレイも特徴だ。
タッチスクリーンで、探したいアートが一発で探し出せるしくみ。
また、手持ちの携帯電話に好きなアートの画像を保存することができる。
エコフレンドリーな広々とした館内。現在、350億円をかけて大拡張工事が行われている。
この美術館、またぜひゆっくりと一日かけて行ってみたい。
さて旅もいよいよ最後の目的地へ。
このコースを選んだの実は、これが半分くらいは目的だったといってもいい。
「ロックの殿堂」(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)
実はここクリーブランドはロックンロールの歴史においても重要な場所だ。
クリーブランドのDJ、アラン・フリードが1951年、最初にリズム・アンド・ブルースを“ロックンロール”と呼び、ロックンロールの流行に火をつけたといわれている。
この場所からほど近い屋外コンサート場で、最初のロックコンサートが行われ、以来クリーブランドではロックの聖地としてさまざまなロックコンサートが開かれている。
「ロックの殿堂博物館」では、ロックの歴史を詳しく解説しつつ、往年のギタリストたちが使ったギターや様々なアーティストの衣装などの展示、ライブ映画の上映等が行われている。
ジャニスジョプリンの車(フェラーリ)
マイケルジャクソンのキラキラ手袋も
マイケルの衣装。左の安っぽいスタートレックのユニフォームみたいなのは、
マイケルがジャクソン5時代に実際に着ていたもの。
ジミ・ヘンドリックスの衣装
ジョンレノンの自筆の楽譜やパスポートなどなど
レコーディングの歴史も展示されている。興味深い
ピンク・フロイドの“Wall”
やはりこの方、プリンス
日本の誇るギター職人で、世界中の名だたるギタリストにギターを作り続けてきた
表“ムーニー”克美さんが、ロバート・ロックウッド・Jrに作った12弦ギターが、昨年殿堂入り。ここに永久保存されている。
念願の「ロックの殿堂」をやっと拝めて、この旅も思う残すことなし。
最後の夜は、クリーブランドの繁華街、「4th ストリート」にある、キャバレー&コメディクラブ&シャンペーンBar&マティーニBar併設の、一大エンターテイメントレストラン、「Pickwick & Frolic Restaurant and Club」へ。
迷うほど広い店内
シャンパンBarではバッチェラッテ・パーティー(女性だけの結婚前夜祭)をやっていて大騒ぎ
シャンパンBar
★
明日は恐怖の4時半起き。いよいよSweet Home Chicagoへ戻る。
朝早くから夜遅くまで、充実した3日間の旅もこれにて終了。
さて、旅の最終日。
コロンバスから車で約2時間、今回の最終目的地クリーブランドへ向かう。
オハイオ州では州都コロンバスに次ぐ第2の都市クリーブランドは、五大湖のひとつエリー湖湖畔の町。
湖を利用した数々の運河や鉄道の起点としての立地の良さからかつては工業都市として栄えたが、1960年代以降重工業は衰退し、徐々に勢いを失っていった。
そのクリーブランドの中心街でかつて鉄道の起点として栄えた「ウェストサイド・マーケット(West Side Market)」へ。
1912年に古い駅舎をそのまま利用してオープンしたこのマーケットは、国内で最大規模の屋内・屋外マーケットとして知られる。
この建物にはメインエントランスがなく、前後左右どこからでも入れるように小さな入口があるのみ。
どんな人たちにも平等に扉が開かれている、ということを表しているらしい。
移民の街でもあるクリーブランドで、このマーケットは「お国の味」を求めてやってくる市民の台所となっている。
大小合わせて100以上の店舗がひしめき合い、活気にあふれている
お隣には新鮮な野菜やグロッサリーなどを売る市場も併設されている。
土曜日ということもあって市場は大賑わい
店内にブリューワリー(ビール醸造所)がある、創業101年の老舗レストラン。
パティオのある店内は広々としていて清潔、とても気持ちがいい。
この日は地元のJazz Bandが演奏していた。
話が弾んで、飛び入り参加!みんなビックリ。
汗ばむくらいの陽気にビールが進みすぎて、昼間っからノリノリの一行
ビールがおいしくて思わぬ長居をしてしまい、次の予定地のクリーブランド美術館には1時間近く遅れてしまった・・・。
この美術館はクリーブランド、いやアメリカの中でも重要な位置づけにあるという。
ルノワール、ダリ、モネなどの西洋画家に加え、アジアのコレクションはアメリカ国内でも群を抜いているそうだ。
しかも、入場料は無料。また先進のテクノロジーを駆使したディスプレイも特徴だ。
タッチスクリーンで、探したいアートが一発で探し出せるしくみ。
また、手持ちの携帯電話に好きなアートの画像を保存することができる。
エコフレンドリーな広々とした館内。現在、350億円をかけて大拡張工事が行われている。
この美術館、またぜひゆっくりと一日かけて行ってみたい。
さて旅もいよいよ最後の目的地へ。
このコースを選んだの実は、これが半分くらいは目的だったといってもいい。
「ロックの殿堂」(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)
実はここクリーブランドはロックンロールの歴史においても重要な場所だ。
クリーブランドのDJ、アラン・フリードが1951年、最初にリズム・アンド・ブルースを“ロックンロール”と呼び、ロックンロールの流行に火をつけたといわれている。
この場所からほど近い屋外コンサート場で、最初のロックコンサートが行われ、以来クリーブランドではロックの聖地としてさまざまなロックコンサートが開かれている。
「ロックの殿堂博物館」では、ロックの歴史を詳しく解説しつつ、往年のギタリストたちが使ったギターや様々なアーティストの衣装などの展示、ライブ映画の上映等が行われている。
ジャニスジョプリンの車(フェラーリ)
マイケルジャクソンのキラキラ手袋も
マイケルの衣装。左の安っぽいスタートレックのユニフォームみたいなのは、
マイケルがジャクソン5時代に実際に着ていたもの。
ジミ・ヘンドリックスの衣装
ジョンレノンの自筆の楽譜やパスポートなどなど
レコーディングの歴史も展示されている。興味深い
ピンク・フロイドの“Wall”
やはりこの方、プリンス
日本の誇るギター職人で、世界中の名だたるギタリストにギターを作り続けてきた
表“ムーニー”克美さんが、ロバート・ロックウッド・Jrに作った12弦ギターが、昨年殿堂入り。ここに永久保存されている。
念願の「ロックの殿堂」をやっと拝めて、この旅も思う残すことなし。
最後の夜は、クリーブランドの繁華街、「4th ストリート」にある、キャバレー&コメディクラブ&シャンペーンBar&マティーニBar併設の、一大エンターテイメントレストラン、「Pickwick & Frolic Restaurant and Club」へ。
迷うほど広い店内
シャンパンBarではバッチェラッテ・パーティー(女性だけの結婚前夜祭)をやっていて大騒ぎ
シャンパンBar
★
明日は恐怖の4時半起き。いよいよSweet Home Chicagoへ戻る。
朝早くから夜遅くまで、充実した3日間の旅もこれにて終了。