「たのもう、アメリカ。」出版からはや1ヶ月が過ぎた。
日本でその日を迎えられなかったのが残念ではあるけれど、じわじわといろんな反響が届き始めつくづく本を出してよかった、と思えてきた。ここにいたるまで二転三転、やめたろ!と思ったこともあったし、もちろん大赤字。でも、これが私の3年間のマイルストーンだと歯を食いしばった。
ここで少しだけ、いただいた感想を紹介いたします。
・・・なるほど バークレーでの生活がわかりやすい。
むしろ我々(尚子ちゃんを知る方々)へ語られる、Shoko Brownの姿ですね。
君を知る人にとってあの本だけでは短いのでは?語りたい事はもっと多くありそうだよね。とにかく楽しく読ませてもらいました。あの本を通してあなたの友人にも知り合った気がします。(これもまたcommunication?)
―― 同い年の友人(男性)
GW中に力作を読ませていただきました。SHOKOさんの頑張りに、最近煮詰まってモヤモヤしていた自分に“喝”が入りました。
これからも健康に注意して頑張ってください(真面目にまとめてみました)。
―― 大学の同級生(男性)
ネットや広告だけだと販促的には難しいところもあるだろうけど、もし自分が本屋でこの本を偶然に手にとって、めちゃくちゃいろいろ詰まったこの本に1P1P目を通したら、ちょっと背筋ぞくぞくして、もっと内容をじっくり読みたいと、思わずレジに持って行ってしまうと感じました。・・・ぜひとも再版して、よりいろんな世代のいろんな人が手に取って見られるようにできるといいね。・・・あの帯も拡大してどこかで宣伝できたらもっといいと思いました。
―― バークレー仲間(女性)
下層社会という本が売れていますが、下層社会の仲間入りはパソコン、ゲーム、携帯電話で人と人とのコミュニケーションができない人がなっていくらしい。長野先生の爆発するコミュニケーション力はどこからくるのでしょうか。
―― 大学時代の先輩(男性)
本を読むって事は作者の人生を知る事でもあるけど、自分の人生を考えるきっかけでもあるんですね。今回この本を読んで、自分の事もいろいろ考える事ができました。
・・・で、ふと自分の38位の時を考えてみると、自分も同じような事を考えていた事にきがつき、、、何年も勤めていた会社にすごい閉塞感を感じ、私もアメリカに行きたい、、と思っていた気がします。これは私だけではないと思います。この位の年齢の独身女性でそう感じている人はかなりいると思います。それこそ「今更この歳で、、」と息苦しい生活をそのまま続けていく人が大半だと思います。
・・・昔の人は“道”を大切にしていました。でも今は余りにも”目的”だけを言い過ぎると思います。目的は定めてしまえば、殺人だろうと、暴動だろうと、人を傷つけても殺しても構わないような物騒なものです。”道”は常にプロセスに気をつけながら、進むものだと思います。
あなたがアメリカで体験した事はあなた自身の人生の”道”を進む上でとても大切な期間だったと思います。だから、むしろ“何しに行ったんだ、、”と考えていた自分の方を大きく反省する必要があるな、、と思いました。
―― 大学時代の同期(女性)
何回か読んだけど、読む度にいろいろ発見があって面白かったです。
内容濃いね、、、タイトルと帯だけで、中身が全然ない本が良くあるから、すごい力作だと思いました。・・・良い書き手は良い話し手だと良います。やはりその人の人生が出るからでしょうか?そういう意味ではキャラといい、突撃人生のライフスタイルといいやはり書き手としての素質に恵まれているのだと思います。これからもどんどん面白い本を書いてね。・・・これだけ、本が沢山出版される今日このごろなのでやはり、キャラをもっと出したほうが良いなーーと勝手に思っています。もっと自分の長所(ぶっそうなオンナ)を生かしてはどうでしょうか?
―― (同上:2回目)
「たのもうアメリカ」読ませていただき、いてもたってもいられずメールしちゃいました。
尚子さんがこの本で語ってくださった「Never Too Late」、「emotion」、「Vision quest」、「Rite of passage」・・・多くの言葉がすぅーと心に響いて
なんか、もう一度自分を奮いたたせてみたい、今からでもなにかできるんじゃないって気持ちになりました。なにをこれからするかはまだはっきりしていませんがまず、ずーっと長い間、先延ばしにしていたニューヨーク留学を実現することを決意しました。・・・落ち着いたら、絶対にあこがれの街に旅立ちます。・・・尚子さんの3年間の生き様を、こうして本にしてくださり、ずるい後輩ですが、勇気をこうしていただきもう一度なにかしたい、なにかできるんじゃないかって思えたことを報告したかったのです。
本当にありがとうございました。ますますの尚子さんとだんな様、そして素敵なお友達の皆様の毎日が音楽と素敵なことでいっぱいでありますよう、大阪浪速より祈ってますぅ。
P.S. Leaving on a jet plane・・・って、映画「アルマゲドン」の中で、飛行士が宇宙へ飛び立つときに、抱擁しあう恋人同士が歌っていたあの曲ですよね。こんなに素敵で、切なくて、でも強さを感じる歌詞だったことを知れてうれしいです。
―― 会社の後輩(女性)
つい最近届いた最後のメッセージは、しばらく連絡が途絶えていてずっと心配していた会社の後輩からだった。
「何で本のこと知ったの?」と聞くと、なんでも最近自宅でインターネットを見られるようになったので、私ならブログを開設しているはずと期待して私の名前で検索をしてみたところ、この本とタイトルを発見。表紙のイラストが決定的だったという。アメリカ、剣道、そしてフルネームが一致する人物は、世の中に私しかいない!!と、すぐさま本を買って読んでくれたらしいのだ。
涙が出るような話。
「本の宣伝を見て、誰か古い友達から反応があるかも」などと思っていたけれど、こんなに早くそのとおりになって震えるほどの感動。
こんな私のつたない日記でも、誰かの心にとどいて勇気を与えることが出来たとすれば、著者冥利に尽きます。
メッセージをいただいた方々、アマゾンに「女サムライ」のレビューを描いてくれたまろくん、本当にありがとうございました!!