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お酒を楽しく長く飲む方法(不飽和脂肪酸)・・・連載5

2005-12-28 10:12:28 | 食と健康
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「連日二日の休肝日は辛い」という人も多いと思いますので、休肝日無しでも飲める方法を検討してありますが、その前に、もう少し「酒の肴」について考えることにします。^-^ゞ

これは関サバとマウスオンで黒メバルの煮付け
煮付けは、醤油と日本酒だけで味付けする「漁師煮」という料理法です。




お酒を飲む時は、良質のタンパク質を摂ったほうがいいことがわかっていますので、
・枝豆
・マグロ(青背の魚)
・牡蠣
などを栄養学から説明してきましたが、アン肝の効能書きがまだでしたので、きょうはアン肝の能書きから始まります。




漢方薬の初期の頃は、肝臓が悪くなったら動物の肝臓を食べ、腎臓が悪くなったら動物の腎臓を食べるということから始まりますので、直感的にもアン肝が肝臓にいいような気がしてきます。

アン肝にはコレステロール値を下げ、血栓を予防するIPAや、脳の働きをよくするDHAが含まれているほか、
・ レチノール(上皮細胞の正常化、皮膚や粘膜の免疫機能の維持、視力を正常に保つ)
・ ビタミンD( カルシウムやリンの吸収を助け、正常な骨の発育を促す)
・ ビタミンE(活性酸素から細胞膜を守る、生殖機能を正常に保つ、手足の血行促進)
が豊富に含まれています。

ただし、レチノールは、抜け毛、頭痛、めまい、嘔吐を起す可能性がありますので、レチノールの大量摂取は避けたほうがいいようです。

また、アン肝にはプリン体も多く含まれるので、痛風のある人は食べないほうが懸命です。その他、動物のレバー類、エビ、干物、カツオ、イカ、干シイタケ、などにもプリン体が多く含まれるので、痛風の人はそれらも食べないほうが懸命です。

レチノールの摂取目安は、女性で一日540マイクログラム、男性で640マイクログラムとされており、アン肝には100g中8300マイクログラムも含まれているので、連日は食べないほうがいいということを覚えておく必要があります。


コレステロールを下げる食材として考えられるのに、鯨肉があります。




鯨肉を、100g当りの栄養成分を日本食品標準成分表で調べてみます。



この表を栄養学から見ますと、
① 脂質が少ない
② タンパク質量が多い
③ コレステロール含有量が少ない
というのが一目でわかります。

さらに、鯨肉は多価不飽和脂肪酸(飽和されてない脂肪酸で、不飽和脂肪酸は血中コレステロール値を下げる作用がある)を多く含みますので、生活習慣病予防の食物として重宝されます。

前にも説明しましたが、不飽和脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)は、血液の凝固を抑制し、血管系の病気の予防に効果があり、発癌の予防効果も認められています。
さらに、不飽和脂肪酸の、ドコサヘキサエン酸(DHA)は脳を活発化し、学習能力を上げる効果がネズミで認められ、最近頭が良くなる脂肪酸として注目されています。

また、鯨の捕獲調査によって採取されたミンク鯨の内臓の分析によると、有機塩素化合物や重金属の蓄積はほとんどなく、他の動植物に蓄積する有害物質の安全基準以下であることがわかっているので、安心して食べることができるわけです。

鯨肉を使う「はりはり鍋」には水菜が入りますので、水菜は、ビタミンB群、ミネラルのバランスがいいし、コラーゲンを合成するビタミンCも豊富に含まれていて、さらに、赤血球の材料となる鉄分も豊富なので、疲労回復にも効果的で、肌荒れや貧血に効果的です。


よし萬さんのメニューですが、日々変わります。
クリックで拡大
 




画像は、「よし萬」というお店で飲んだ時のものです。
クリックで地図
 

新大阪より一駅、ミツフホテルの一角です

昼  11:30~13:30(月~金)
夜  17:00~23:00
定休日 月曜日
夜の平均予算は、お一人様4000円程度

大阪府大阪市淀川区西中島4-8-22 ホテルミツフ1F
電話 06-6886-1900

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