ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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脳梗塞・脳出血の後遺症と脳科学  (臨床実践塾 ・リアル臨床研究会の準備)

2015-10-28 10:00:54 | 診断即治療と虹彩学


脳梗塞・脳出血の治療法を調べていると、現代医学の範疇では、どのサイトを見ても「高血圧」が原因としてあげられています。
そして治療法としては手術や科学療法が主で、基本的に「薬を飲み続ける」というのを原則のようにしていますので、どうも根本的な治療法とは言えないような気がします。

それで「薬を飲み続けずに治す」にはどうすればいいかと考えると、脳梗塞や脳出血を起こす前のことを考えなければならない。
そこに「脳科学」や「環境や生活様式」が出てきたのです。

理化学研究所ライフ分子イメージ影区研究センター・センター長、日本疲労学会理事長(その他多くの肩書きがありますが多過ぎるので割愛)の渡辺恭良博士は、平成16年12月~平成21年11月に行なった研究を、「研究開発実施報告書」にまとめて発表しています。

その報告書の研究プロジェクト名を「非侵襲的脳機能計測を用いた意欲の脳内機序と学習効率に関するコホート研究」(コホートとは、仲間のグループ。特に統計で、同一の性質を持つ集団。団塊の世代など)として、研究開発実施の概要は、
① 意欲と疲労の計測で学習意欲低下の実態とその要因を探り、脳科学によるメカニズムの解明とその対策に資する。そして、効率化学習のために学習意欲低下の早期発見・予防方策の開発や提言をして教育現場での実践を実現させる。
② 小学校4年から中学校3年の健常自動・生徒と小児慢性疲労症候群患児を対象として、いろいろな調査・検査を行い、「学習意欲」の評価法と脳科学の確率y、不登校児の学習意欲の評価法と脳科学の確率等々を箇条書きにする。
③ 実施内容としては、以下の項目が示されています。
1.健常児前向きコホート研究
2.小児慢性疲労症候群(CCFS)患児前向きコホート研究
3.教育環境における学習意欲・疲労と学習効率の研究
4.動物、聖人における意欲・学習・疲労に関する基礎研究
(中略)

そしてこの報告書の研究開発構想として、「学習の効率には意欲が反映され、学習による疲労度と表裏一体の関係で意欲低下が起り、また完成の喜びや報酬(良い成績、良評価)の期待により疲労咸が修飾を受けて意欲が勝る局面がある。」として、相互関係を冒頭の図にまとめられています。

もっと詳細を解説しながら、脳梗塞・脳出血との関係を説明したいのですが、著作権の関係もありますし、ここでは脳梗塞・脳出血との関係を考えるのが目的ですので、これぐらいにして、脳疲労と脳梗塞・脳出血の関係を考えてみることにします。

この報告書は、2004~2009年の研究で、その後に病気と脳の炎症の関係を発表していて、「疾病」=「脳の炎症」ということを発表していました。

つまり、「脳の炎症」に高血圧が関わると、「脳の炎症」=「脳血管の圧力」=「脳梗塞の可能性」あるいは「脳血管破裂」ということになるわけで、脳梗塞や脳出血の予防や治療には、脳の炎症を抑える治療が必要になるわけです。

今年の2月から、「血圧を下げる方法」や「脳の炎症を抑える方法」を探っていますが、ようやくそれらしきモノを探すことができました。
でも、まだ発表の段階ではありません。
臨床数が少ないからです。

ただ、全く危険性のないものであることだけは言っておきます。
これまでやってきた治療法を少し変えて使い、市販されている食品を少し多めに食べてもらうだけです。

今後は「臨床実践塾:リアル臨床研究会」で、ご協力頂ける方々を集めて、少しずつ発表して行きたいと考えています。

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