REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム

2019年10月30日 | レースリポート・動画

ツール・ド・フランス さいたまクリテリウムに参加し、メインレースに先駆けて行われたチームタイムトライアル&スプリントレースの両タイトルをシマノレーシングが制覇しました。

メインレースとなるクリテリウムでは終盤飛び出した新城幸也選手(バーレーン・メリダ)が日本人としては初となる勝利をあげました。


▲チームタイムトライアルを走る一丸尚伍、中井唯晶、入部正太朗(前から) Photo:Tatsuya Mitsuishi


▲スプリントレースを制した黒枝咲哉 Photo:Tatsuya Mitsuishi



▲沿道を埋め尽くす観客の前で行われたクリテリウム


▲レースを終えたメンバー Photo:Tatsuya Mitsuishi

詳しくは下記シクロワイアードのページをご確認ください
https://www.cyclowired.jp/news/node/312549

Photo:Tatsuya Mitsuishi


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【Report】ジャパンカップサイクルロードレース 入部正太朗が粘りの走りでUCIポイント獲得

2019年10月21日 | レースリポート・動画

2019ジャパンカップサイクルロードレース(UCIアジアツアー1.HC)
10月20日(日)
会場:宇都宮市森林公園周回コース
距離:10.3kmx10周=144.2km
出場選手:入部正太朗、木村圭佑、湊諒、横山航太、黒枝咲哉、中井唯晶

アジア最高峰のワンデーレース、ジャパンカップサイクルロードレースが10月20日、宇都宮市森林公園周回コースで開催された。本場ヨーロッパなどで活躍する海外選手を国内選手が迎え撃つジャパンカップ。近年は海外チームのモチベーションが高く、レースは激しさを増していっており、名物・古賀志林道の上りを含めアップダウンの続くコースでは数々の名勝負が繰り広げられてきた。

今年はグランツールやクラシックレースなどで好成績を残してきたUCIワールドチーム5チームを含む、120選手が出場。先日の台風19号でコースの一部に土砂崩れがあったものの、関係者による復旧作業のおかげでレースは予定通り開催され、8万2000人の観客が詰めかけた。

▲台風の影響が残るが多くの観客が詰めかけた会場でレースがスタート Photo:Tatsuya Mitsuishi (OCN)

シマノレーシングは、前日のクリテリウムで湊諒、横山航太、黒枝咲哉が集団落車に巻き込まれた。3人は体に痛みは残っているもののもスタートラインに並ぶことを選択し、チームとして全日本チャンピオンの入部正太朗を中心に戦いに挑んでいく。

前日のクリテリウム同様、レースは序盤からワールドチーム勢が積極的でハイペースのアタック合戦を仕掛ける。この動きで集団はいくつかに分裂し、シマノレーシングの中井唯晶も後ろの集団に取り残される。

2周目にフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が飛び出し、ここに他の選手たちが合流して8人の逃げが形成。この中には今年のツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを一時着たジューリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)をはじめ、ワールドチーム5チームがそれぞれ選手を送り込んだほか、2年前のジャパンカップ覇者マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)らも含まれる強力な先頭集団となった。

メイン集団は宇都宮ブリッツェン、チームブリヂストンサイクリング、チーム右京、そしてシマノレーシングも加わって国内チームを中心にけん引。1~2分のタイム差でコントロールする。しかし、シマノレーシングからは横山、黒枝、湊と前日の落車に巻き込まれた3人がレース中盤までに脱落。その中で、入部とキャプテン木村圭佑はメイン集団の後方にくらいついて、後半の勝負に備えた、

残り4周になると逃げ集団、メイン集団ともにペースが上がり、レースは振り出しに。先頭集団は20数人となり、入部はその後方の20数人の追走集団に入る。一方、木村は残り3周で遅れを取り始める。

先頭では、チーム・ユンボ・ヴィスマが連続攻撃。今年のツール・ド・フランス総合3位のステーフェン・クライスヴァイクをはじめ、セップ・クース、ニールセン・パウエルスが代わる代わるアタックを見せる。しかし、ラスト2周の古賀志林道でバウケ・モレマ(トレック・セガフレード)とマイケル・ウッズ(EFエデュケーションファースト)がアタックし、新たに先頭に躍り出る。2人は後続との差をどんどん開いて、最終周回に突入。最後はこの両雄一騎打ちのゴールスプリントとなり、モレマがトップでゴールに飛び込んだ。先週、イタリアのクラシックレース、イル・ロンバルディアを制したばかりのモレマは2015年以来のジャパンカップ2勝目となった。

粘りの走りを続けた入部は、UCIポイント圏内の40位でフィニッシュした。

▲入部は苦戦しながらも粘り強い走りでUCIポイントを獲得 Photo:Tatsuya Mitsuishi (OCN)
 


■コメント
入部正太朗
「目標にしていた結果には程遠いかたちに終わった。前半から位置取りに気をつけていたけど、例年と違う速い展開でかなり体力の消耗も早かった。ラスト4周でユンボ・ヴィスマの選手が隊列を組み始めたので、この周にペースが上がるのは察知できたけど、その周にオールアウトしてしまって後ろのグループに留まることになった。その中でもこのジャージを着ているので少しでも上の順位を目指して走ろうと思ったけど、最終周回でも脚をつったりして、力不足以外の何物でもない。受け入れて、次につなげていきたい」


■リザルト
<2019ジャパンカップサイクルロードレース>
1 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード)3:41'13"
2 マイケル・ウッズ(EFエデュケーション・ファースト)+0'01"
3 ディオン・スミス(ミッチェルトン・スコット)+0'44
4 フランシスコ・マンセボ・ペレス(マトリックスパワータグ)+0'44"
5 セップ・クース(チーム・ユンボ・ヴィスマ)+0'44"
6 中根 英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)+0'52"
7 ニールソン・パウレス(チーム・ユンボ・ヴィスマ)+2'09"
8 ロバートゥ・ヘーシンク(チーム・ユンボ・ヴィスマ)+2'09"
9 ケニー・モリー(ワロニー・ブリュッセル)+2'31
10 オールイス・アルベルト・アウラール・サナブリア(マトリックスパワータグ)+2'31"

40 入部正太朗(シマノレーシング)+11'03"
DNF 木村圭佑(シマノレーシング)
DNF 湊諒(シマノレーシング)
DNF 中井唯晶(シマノレーシング)
DNF 横山航太(シマノレーシング)
DNF 黒枝咲哉(シマノレーシング)
 
動画
■2019ジャパンカップサイクルロードレース インタビュー
https://youtu.be/ULJj2v6iOVU
Photo&Text&Movie:Tatsuya Mitsuishi (OCN)

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【Report】ジャパンカップクリテリウム 集団落車でスプリントのチャンスをつかめず

2019年10月20日 | レースリポート

 

2019ジャパンカップクリテリウム(UCI公認) 10月19日(土)15:40~
会場:宇都宮市大通り周回コース
距離:38.25km(2.25x17周・パレードラン2周+レース15周)
出場選手:木村圭佑、湊諒、一丸尚伍、横山航太、黒枝咲哉、中井唯晶

ジャパンカップクリテリウムが、10月19日、宇都宮市大通りで開催された。ジャパンカップサイクルロードレースの前哨戦として2010年に始まったクリテリウムも今年で10年目。宇都宮の市街地を舞台に数々の熱戦が繰り広げられ、沿道を埋め尽くす観客を魅了してきた。先日の台風19号では大通りも一部浸水したが、懸命な復旧作業により、無事にレースは開催。心配された雨も昼ごろには上がり、コースはドライコンディションとなった。

今年は、世界最高峰のUCIワールドチーム5チームを含む全22チーム118選手が出場。シマノレーシングはスプリンターの黒枝咲哉を中心に海外の強豪に挑む。全日本チャンピオンの入部正太朗は明日20日のロードレースを見据えて欠場し、代わって一丸尚伍が出走した。

高校生によるホープフルクリテリウム、今年初開催となった女子選手によるジャパンカップウィメンズクリテリウム、ガールズケイリンが行われた後、出場選手らがパレードランに登場。シマノレーシングの選手たちも、沿道の声援に笑顔で手を振って応えた。

レースがスタートすると、序盤からワールドチーム勢がハイペースのレースを展開。前半、積極的に動いていたチーム・ユンボ・ヴィズマからニールソン・パウレスが集団から飛び出す。ここに代わる代わる海外勢が合流し、激しいアタック合戦が続いた。今年のツール・ド・フランス総合3位のステーフェン・クライスヴァイク(チーム・ユンボ・ヴィズマ)が抜け出す場面もあったが、集団はトレック・セガフレード、バーレーン・メリダなどがコントロール。タイム差を広げさせないまま、周回を重ねていく。シマノレーシングは黒枝、木村圭佑、中井唯晶らが集団前方に位置取り、レースを進めていった。

しかし、9周目に集団落車が発生。シマノレーシングは黒枝、湊諒、横山航太らが巻き込まれる。特に黒枝は右肩、右太もものジャージが破けるほどのダメージを負っていた。

レースはいったん中断となり、残り5周で再開。シマノレーシングの選手も全員、再スタートを切った。畑中勇介(チーム右京)、佐野淳哉(マトリックスパワータグ)ら国内勢がアタックを試みるが、別府史之(トレック・セガフレード)、新城幸也(バーレーン・メリダ)がチームメイトのために集団をけん引し、逃げを封じ込める。シマノレーシングは落車を免れた中井が、最後の争いに加わろうと集団前方の位置をキープし続ける。

最後は集団ゴールスプリント勝負となり、ハンドルを投げ合う僅差の争いを制したエドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)がクリテリウム10年目のウィナーとなった。中井はスプリント争いに加われず、34位でフィニッシュした。

明日20日は、宇都宮市森林公園でジャパンカップサイクルロードレースが開催。シマノレーシングは落車でダメージを負った選手がいるものの、持てる力をふり絞って戦いに挑む。

■コメント 中井唯晶 「集団内がカオスで危なくて前の方が安全かなと思ったけど、そしたら幸い落車を免れることができた。咲哉さんが落車したのを聞いて、僕一人で戦うしかなかった。最後1周半のコーナーを先頭で曲がっていい位置にいたんですが、最後はダメでしたね」

■リザルト <2019ジャパンカップクリテリウム>
1 エドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)13'33"
2 ソンニ・コルブレッリ(バーレーン・メリダ)st
3 ブレントン・ジョーンズ(デルコ・マルセイユ・プロヴァンス)st
4 ポン・ユエンタン(リュブリャナ・グスト・サンティック)st
5 孫崎 大樹(チームブリヂストンサイクリング)st
6 クインテン・カービー(ワイルドライフ・ジェネレーション・プロサイクリング)st
7 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)st
8 沢田 桂太郎(チームブリヂストンサイクリング)st
9 ティモシー・ガイ(リュブリャナ・グスト・サンティック)st
10 バトゥハン・オズギュル(チーム・サプラ・サイクリング)st

34 中井唯晶(シマノレーシング)st
40 一丸尚伍(シマノレーシング)st
82 木村圭佑(シマノレーシング)+35″
110 横山航太(シマノレーシング)+2'49" DNF 
湊諒(シマノレーシング) DNF 
黒枝咲哉(シマノレーシング)

クリテリウム動画https://youtu.be/bKdUxQ7Hq7E

Photo&Movie&Text:Tatsuya Mitsuishi(OCN)



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【Report】ジャパンカップチームプレゼンテーション開催、シマノレーシングが宇都宮に登場!

2019年10月19日 | レースリポート・動画

アジア最高峰のワンデーレース、ジャパンカップサイクルロードレースが10月18~20日に栃木県宇都宮市で開催される。初日の18日は宇都宮市のオリオンスクエアでチームプレゼンテーションが行われ、海外のUCIワールドチームをはじめ出場する全22チームが詰めかけたファンの前にお目見えした。

シマノレーシングは野寺秀徳監督、全日本チャンピオンの入部正太朗選手、キャプテンの木村圭佑選手、湊諒選手、一丸尚伍選手、横山航太選手、黒枝咲哉選手、中井唯晶選手がステージに登場。

全日本チャンピオンジャージをまとった入部選手に注目が集まる中、野寺監督は「全日本選手権の勝利はチーム一丸となって全員でつかみとった勝利だと僕たちも考えています。明日、明後日もチーム力を再現して、必ずいい結果を残して優勝したいと思います」と抱負を語った。

その入部選手も「みんなで獲ったジャージをこの場で着れるのは、選手としてうれしく幸せに思います。チーム一丸となって、このジャージに恥じないようにしっかりと自分に与えられた仕事をこなして、貢献できればいいなと思います」と意気込みを表した。

先日の台風19号で宇都宮市も大きな被害を受け、ジャパンカップも開催が危ぶまれたが、懸命な復旧作業で予定通り開催されることになった。入部選手は「台風の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。そして、復興を含め大会開催にあたってご尽力いただいた方々にも感謝申し上げます」とお見舞いと感謝の言葉を述べた。

また、一丸選手が入部選手をおぶって入退場する「好アシスト」を見せるなどシマノレーシングらしい明るさも見せ、会場のファンを沸かせた。

ジャパンカップは明日19日に宇都宮市大通りでジャパンカップクリテリウム、20日は宇都宮市森林公園でジャパンカップサイクルロードレースが開催。シマノレーシングは、海外のトップ選手相手に全力の戦いを挑んでいく。

2019ジャパンカップサイクルロードレース チームプレゼンテーション

 
Photo&Text:Tatsuya Mitsuishi(OCN)


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【Report】JPT山口2連戦、TTTで3位に入るも最終戦のカルストロードでは結果を残せず

2019年10月11日 | レースリポート・動画


photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

10/05(SAT)
「JPT維新やまぐちタイムトライアル」  レーススタート10:00- (13km=2.6㎞×5laps)     
  【参加選手】入部正太朗・木村圭佑・湊諒・横山航太・中井唯晶・小山貴大
 
10/06(SUN)
「JPT秋吉台カルストロードレース」  レーススタート12:00- (147.5km=29.5km×5laps)
【参加選手】入部正太朗・木村圭佑・湊諒・横山航太・中井唯晶・小山貴大
 

2019年Jプロツアー最終ステージとなる山口2連戦を終えました。

初日のチームタイムトライアルはノーマルバイクで出走ながらもそのメリットを最大限に活かし3位という好結果を残しました。

2日前のロードレースは起伏に富む1周30㎞のコースに挑みます。序盤の逃げ集団に木村圭佑キャプテンがエントリーし先手を打ちます。
しかしながら年間総合を狙うブリヂストンサイクリングのペースメイクにより追走大集団は比較的落ち着いたペースを作り、エスケープによる戦略の優位性を見いだせない展開となります。
中盤、入部正太朗が積極的に動く場面もありますが不発に終わります。残り2周回を切り木村圭佑らのエスケープが吸収され、集団内は緊迫した空気で進みます。木村が再度単独アタックに出ますがこれもほどなく吸収され、勝負は最後の登り区間で決まる事となりました。
マトリックスパワータグのスペイン勢や宇都宮ブリッツェンの岡選手が年間個人総合優勝をかけたせめぎ合いを行いペースアップした先頭についていくことができずシマノレーシングでの最上位は横山航太の13位がチーム最高位となりました。

詳しくはシクロワイアードの記事でご確認ください。
JPT維新やまぐちタイムトライアル
https://www.cyclowired.jp/news/node/309648
JPT秋吉台カルストロードレース
https://www.cyclowired.jp/news/node/309920

維新やまぐちタイムトライアル https://jbcfroad.jp/race/42/

秋吉台カルストロードレース https://jbcfroad.jp/race/43/


photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

 


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