REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】ツール・ド・とちぎ 3rdステージ 横山航太が総合10位!UCIポイント獲得

2019年03月25日 | レースリポート・動画

ツール・ド・とちぎUCI2.2

 

2019年3月24日(日)
第3ステージ 150㎞

ツール・ド・とちぎ最終日、第3ステージが行われ、精鋭11名の逃げ切りグループに残った横山航太が総合成績をジャンプアップし、UCIポイント獲得圏内の10位で大会を終えました。

前日までの2日間で好走するも結果を残せていないチームは順位的には上位にメンバーを送り込めておらず厳しい状況、しかし、最終日に何かを残すべく集中しスタートラインに立ちます。

スタートからの攻撃に参加し続けたシマノレーシングでしたが、総合上位チームの警戒によりエスケープは決まりません。

レース中盤、木村圭佑含む6名のグループがエスケープに成功し、これをレースリーダーのオールイス選手擁するマトリックスパワータグチームが集団をコントロールし1分40秒ほどの差で進みます。


▲6名のエスケープグループに入り山岳賞を狙った木村圭佑 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

最初の山岳ポイントを2位通過した木村は前日に加算したポイントとの合計で山岳ポイント暫定首位に立ち、最後の峠へ向けた逃げ切りが期待されました。

しかし、山岳ジャージを着るアンガス・ライオンズ選手を引き上げたいオリヴァーズ・リアル・フードチームがメイングループを牽引、山岳ポイントまでに差を詰めます。

先頭集団では山岳入り口で木村圭佑が単独アタックを試みますが、ペースを上げたメイングループが独走する木村を飲み込み、そこから山岳ジャージアンガス選手がアタック、山頂を先頭通過し木村はトップを奪い返されてしまいました。

大会最難関ポイントであるこの劇坂区間でレースを大きく動かす攻撃が開始され、11名の精鋭グループが先行します。ここに入ることができた国内選手は横山と岡選手(宇都宮ブリッツエン)のみ。この中でも逆転をかけた攻防によりハイペースが保たれ進みます。後方追走グループにはスプリンター黒枝も含まれ、横山への援護(先頭他チームへのプレッシャー)と、スプリントとなった場合の黒枝でのステージ勝負2つの可能性を見据え追走の牽引にシマノレーシングも加わります。


▲好調を維持する横山航太がこのレース最大の難所を攻略。総合10位。photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

しかし、先頭11名の勢いは衰えずそのまま逃げ切りでスプリント勝負に。チームUKYOのレイモンド選手がステージ優勝し、ボーナスタイムの合計により総合でも逆転勝利を果たしました。

横山は、この日のエスケープにより総合成績10位にジャンプアップ。UCIポイント圏内に入る結果を残し、苦戦が続くこのレースでも諦めずに戦い続けた成果をチームにもたらしてくれました。

レース全体を通し、まだまだ不足する力を再確認する部分も多いながら、組織として戦う気持ちが形となり、手ごたえをつかむ事ができた3日間となりました。


 

ツール・ド・とちぎ第3ステージの結果

《ステージ順位》
1位 レイモンド・クレダー(TEAM UKYO)
2位 オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックス・パワータグ)
3位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)

7位 横山航太(シマノレーシング)

《個人総合時間賞》
1位 レイモンド・クレダー (TEAM UKYO)
2位 オールイス・アウラール (マトリックス・パワータグ)
3位 ベンジャミン・ダイボール (チーム・サプラ・サイクリング)

10位 横山航太(シマノレーシング)

《ポイント賞》
1位 レイモンド・クレダー(TEAM UKYO)

《山岳賞》
1位 アンガス・ライオンズ(オリヴァーズ・リアル・フード)
2位 木村圭佑(シマノレーシング)

《U23総合優勝》
1位 ライアン・シュルト(オリヴァーズ・リアル・フード)

《チーム総合優勝》
1位 マトリックス・パワータグ

 

▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

 

****公式ページより****

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【Report】ツール・ド・とちぎ 2ndステージ スプリントで狙うも不発

2019年03月23日 | レースリポート

 

ツール・ド・とちぎUCI2.2 

2019年3月23日(土)
第2ステージ 118㎞

ツール・ド・とちぎUCI2.2第2ステージは『道の駅やいた』前をスタート&ゴールとする14.8kmの周回コースを8周する118㎞で行われました。

シマノレーシングはスプリンター黒枝咲哉で勝負することを第1優先とするプランでスタートしました。

レースは序盤からのアタックがかかり続けますが決まらず進みます。

最初の山岳ポイントでは木村がトップ通過するなど、終盤へ向けた警戒の中でも後手を踏まぬよう積極的に展開します。

中盤13名の先行グループができそこには中田拓也が入りますが、シマノレ―シングも湊諒などが後続グループの牽引を担いペースを保ちます。


▲中盤先頭に立ち牽引を行った湊諒 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

最終的にチームUKYOを中心とした追走により先行グループを吸収、振り出しにもどった集団はゴールスプリントへ向けた形へ。

シマノレーシングは黒枝咲哉を導くべく先頭付近に集まり、最終局面では中田、中井、横山らが先頭付近をキープし残り500mへ良い形で入ります。


▲ゴールに向け木村がチームのポジションを引き上げる photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

しかし、ゴール前のポジション争いにラインを見出すことができなかった黒枝はポジションを落とし勝敗を決するスプリントを行う事ができず、13位でのゴールとなりました。


▲スプリントエースとしてレースに挑んだ黒枝咲哉 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

結果として求めた場所には手が届かず、総合成績でも最良の位置に居た中田のタイムもロスすることになりました。

しかし、チームとして形を作りチャレンジすることで結果を得ることができると信じています。

最終日を前にチーム総合成績最上位は横山航太の30位(トップから+18秒)と厳しいものとなっていますが、トップまで18秒しかないとも考えられます。

最終日となる明日の第3ステージ、最後まであらゆる可能性を信じ戦います。

 

ツール・ド・とちぎ第2ステージの結果

《ステージ順位》
1位 マリス・ボグダノヴィッチ(インタープロサイクリングアカデミー)
2位 レイモンド・クレダー(TEAM UKYO)...
3位 黒枝士揮(ブリヂストンサイクリング)
4位 アフメット・オルケン(サルカノ・サカリヤ・BB)
5位 パク・サンホン(LXサイクリング)

《個人総合時間賞》
1位 オールイス・アウラール(マトリックス・パワータグ)

《ポイント賞》
1位 マリス・ボグダノヴィッチ(インタープロサイクリングアカデミー)

《山岳賞》
1位 アンガス・ライオンズ(オリヴァーズ・リアル・フード)

《新人賞》
1位 ライアン・シュルト(オリヴァーズ・リアル・フード)


▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

 

****公式ページより****

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【Report】ツール・ド・とちぎ 1stステージ 3㎞タイムトライアル

2019年03月22日 | レースリポート・動画

ツール・ド・とちぎUCI2.2 

2019年3月22日(金)
第1ステージ 3㎞個人タイムトライアル

『ツール・ド・とちぎUCI2.2』が開幕しました。初日、第1ステージは真岡市井頭公園内の特設コースを利用した3㎞の個人タイムトライアルです。

3日間戦い抜くうえでこの日のタイム差は大きくレース結果に影響することは確実。タイムトライアルスペシャリスト不在のシマノレーシングですが、トップとのタイム差を少なく留める必要があります。

レースは最初のグループで中田拓也がトップタイムを出し、暫定首位の選手が留まるホットシートに座りますが、中盤移行に走る選手が好タイムをだし記録を塗り替えてゆきました。

最終走者となったベンジャミン・ダイボール選手(オーストラリア/チームサプラサイクリング)がそれまでトップタイムを持っていたアルベルト・オールイス選手(マトリックスパワータグ)の記録を1秒近く更新しステージ優勝。

シマノレーシングは中田拓也の26位(+14秒)が最高順位となり厳しい初日となりましたが、2日目以降のステージ優勝&総合順位のジャンプアップを狙いスタートします。

 


▲スタートする中田拓也
 

第3回 ツール・ド・とちぎ 第1ステージレース結果
1位 ベンジャミン・ダイボール(サプラ・サイクリング) 3:45.776
2位 オールイス・アルベルト(マトリックス・パワータグ) +0:00.882
3位 マリオ・ヴォクト(サプラ・サイクリング)+0:00.967
4位 アンガス・ライオンズ(オリヴァーズ・リアル・フード)+0:02.357
5位 パク・サンフン(LXサイクリング)+0:03.904
6位 ライアン・シュルト(オリヴァーズ・リアル・フード)+0:04.144

リーダージャージ:ベンジャミン・ダイボール(サプラ・サイクリング)
ポイントリーダー:ベンジャミン・ダイボール(サプラ・サイクリング)
U23リーダー:ライアン・シュルト(オリヴァーズ・リアル・フード)

 
▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

****公式ページより****

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【Next Race】ツール・ド・とちぎUCI2.2

2019年03月21日 | レースリポート・動画

ツール・ド・とちぎUCI2,2
【開催期間】2019年3月22日(金)~24日(日) 
【レース】
 ※コース詳細は大会公式ページにて
  http://www.tourdetochigi.com/course/index.html
 ・3/22 第1ステージ 個人タイムトライアル(3㎞)
 ・3/23 第2ステージ ロードレース(119㎞)
 ・3/24 第3ステージ ロードレース(150㎞)
  ※総走行距離:272㎞
【出場選手】木村圭佑・湊諒・横山航太・黒枝咲哉・中田拓也・中井唯晶
     
ツール・ド・とちぎ(UCI2.2)にシマノレーシング6選手が参加します。
第3回目の開催となるこのレースは栃木県内にて3日間で開催されるステージレースです。第一ステージは個人タイムトライアル。第2ステージに周回コースでのロードレース。第3レースは日本国内、特に本州では開催が殆ど無い街から街を繋ぐラインレースとなります。

既にレースコースを下見したシマノレーシングは、最終調整のため現地に入りました。

好調を維持するチームメンバーはステージ成績、総合成績ともに頂点に立つことを見据えスタートラインに並びます。

詳しくは大会公式ホームページにて
http://www.tourdetochigi.com/

 

 


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【Event】一丸尚伍が中学校で交流イベントに参加しました

2019年03月19日 | レース・イベント情報


3月15日(金曜日)、一丸尚伍が山口県長門市の深川中学校を訪問し、2年生の生徒113人と交流事業を行いました。

トラックレーストップシーズンを終え、リラックスした時期を過ごしている一丸選手は山口県長門市訪問。深川中学校の生徒の皆様と交流する中で自転車トラック競技について説明。

実際のバイクや競技映像を見てもらい、2020年東京五輪の開催種目でもある自転車競技について知って頂きました。

詳しくは長門市のホームページにてご覧ください。

深川中学校での交流イベント

長門オーシャンライド・mini


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