16/17 Liga Española 1a division Jornada 22
Osasuna 1-3 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、イスコ、ルーカス・バスケス
久しぶりの試合。シーズン中に2週間試合がないというのは、実に長かったですね。すっきり勝てた良い試合にはならなかったですが……まあ変な空白期間があったのと、エル・サダールというやりにくいアウェイの場所だったのとを考えると、危ない流れもあった試合を無事に勝ち点3で終えられて良かったとも言えるかもしれません。
ただ試合が終わって最初の印象は、3バックは当分封印で良いんじゃないか?ということでした。前回先発から3バックをやったのは、敗戦したリーガのセビージャ戦だったでしょうか。その時も思ったのですが、何か上手くいってない感じ。連携も悪いし、動きが少ないし、とにかくオフェンスが物足りなく感じるんです。3バックといっても3人のCBにサイドバックを少し高めに配置している、結局は守備的な選手が多いからかな。でも守備の人数が多いからといって、守りが安定しているわけでもないし。しかも多くないチャンスの中で上手く先制したと思ったら、妙な気の抜け方で同点に追いつかれ…。後半に入ってダニーロが負傷交代した際に4バックに戻り、そこから違うチームかと思うほど流れが一気に良くなったように感じられました。ダニーロの負傷交代が転機と言ってしまうのは酷いかもしれませんが、結果的に比較的早い時間に試合が立て直せたことが、勝ちにつながったのだと思います。まあダニーロはこの試合でも…失点の起点だし、前半右サイドは生きていなかったし…なかなか挽回ができないなあ。
とりあえず良かった探し。まず久々の先発だったイスコ、特に後半は攻撃に積極的に関わっていた上に守備にも走り、良い印象でした。ゴールの場面も、ベンゼマが上手く行かない可能性を予測していたのか、良いポジションからスピードをすっとあげて切り込んで、落ち着いたシュート。決めてくれて良かったです。あと、劣勢だった時間帯でも危ない場面でも集中を切らさずセーブしていたナバス、3バックの時間帯の数少ないチャンスをきっちり決めるクリスチアーノ、ポジションを途中で動かされても相変わらず落ち着いて対応しているナチョ…良い試合でなくても、勝つだけのことはあったのかなと思います。
しかし、これでCL再開で現在絶好調らしいナポリとの対戦、ここから週2試合ペースがずっと続く…という厳しい時期のスタートとしては不安が残る試合ではありました。反省点が生きれば良いな、と思います。
あと、マドリーの選手として、ラモス500試合、ナチョ100試合の出場達成、おめでとう。
攻撃の起点になるマルセロが生きていないのがもどかしかったです。
モドリッチも守備に気を取られ、カゼミロもなんだかやりにくそう…
ベイルがいない今は4-4-2がしっくりくるな、と個人的に思っています。
ナポリは油断してはいけない相手…
ちょっぴり不安ですが、応援しています。
必ず失点するし、モドリッチが守備のカバーで手一杯なのか攻撃に関われないし…
ナポリ戦は、いつもの4バックでいってくれると思います。