けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

オフ間近

2009-05-20 23:32:46 | football
元気です
昨日、火曜日は室内調整のみだったカピタン・ラウルですが、水曜日、見事なまでに元気にトレーニング復帰です。強いというか頑丈というか……それだけでも立派な資質のひとつ。

全体トレーニングから外れて室内で調整しているのは、スナイデル、メツェルダー、ガゴ、ハビガルシア。スナイデルは、先週初めに復調しかけていたように思うのですが、その後は結局逆戻り。ガゴは、やはりフィジカルに問題があったようです。具体的な症状は明記されていないようですが、とりあえず深刻なものではないとのこと。


遂にか、ようやくか
レアル・マドリーが、本日付でミヤトビッチSDとの契約(2010年6月まで)を解除したことが公式に発表されました。今シーズンの残りにすることはもう何もないし、来シーズンの、誰になるかわからない(はずの)新会長は、それぞれの思惑に沿ったSDを起用するはず。もうミヤトビッチの居場所はありません。
監督が首を挿げ替えられたとき(カペッロ、シュスター)、今シーズン開始時に期待された戦力を揃えられなかったこと、カルデロン会長の辞任、責任を取るタイミングは幾度かあったように思います。補強、交渉の失敗ということついてSDという立場の責任を取ることはなかったし、補強する選手の選択についても、自分に都合の良い選択をしているという灰色の噂(蹴球計画より、あくまでも噂)もある中で続けてきたSDでした。もうだいぶ前から「ミヤトビッチが辞めるべき」という考えは、マドリディスタの中にあったと思うのですが、ここまで引きずってきた。
マドリーにおけるレジェンドクラスの選手でもあり(7個目のCLを獲った、97/98ファイナルでユーヴェ相手に唯一の得点)、選手を辞めた後でもマドリーにSDという形で貢献した…と言いたいところですが、却って自分の名前を汚したようなところも……難しいものです。


4-4-2
2週間ほど前の記事でも載せた、モリエンテスも出場予定の、シーズンオフに行われるチャリティマッチのニュース続報
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火曜日にラ・ロサレダで、シュスターとミチェルが、チーム442を率いる監督として顔を合わせた。
442財団の公式球が、3枚以上のチケットを購入したファンにプレゼントされる予定。

ベルント・シュスターとミチェルが、「442 Team」と「equipo 442」の監督に選ばれた。それぞれのチームは、トップレベルの外国人選手とスペイン人選手から選ばれ、6月2日にマラガのラ・ロサレダで20時45分から行われるチャリティマッチで対戦する。
第2回となる今年のために(昨年はジェネバで行われた)、442財団の会長でありヘタフェの選手であるファビオ・セレスティーニは、この組織が「素晴らしいスペクタクルを提供するため」に「多大な努力」を払ってくれたことに注目させた。また、ラファ・ゲレーロがこの試合の審判の責任を持つことが示された。

試合まで2週間足らずとなり、参加する選手が確定されている。ビジャ、グアルディオラ、セナ、モリエンテス、セレスティーニ、ルケ、センデロス、シルバ、アポニョ、ガメス、サビオラ、シナマ・ポンゴル、サンドロ、キコ、ドゥダ、バハ、フェルナンド・サンス、バラハ、ソルダード、ブトラゲーニョ、ポペスク。

シュスターは、このイベントに参加することについて「ハッピーだ」としている。
「フットボールの面でも、我々が常に誰かを助けることにオープンであるということも、良いことだ。この先も、この試合が何度も何度も続いていって欲しい。この試合に参加する多くの選手は、試合にやってくるであろう子供たちにとってのアイドルなのだ。」

レフェリーのゲレーロは、次のように語っている。
「ラ・ロサレダは希望で満たされなければならない。我々は夢を作り、何かをなさなければならない。なぜなら、これは重要なことだから。非常に重要な理由であり、素晴らしいフェスティバルになるはずだ。」

彼ら全員が、この試合でスタジアムを満員にすることが重要だということに一致している。収益は、この財団や共同しているマラガCF財団、マラガ市庁舎、マラガのサッカースクール協会に必要なことなのだ。
チケットの販売について、セレスティーニは「うまくいっている」と認めているが、「我々はリーガの最終盤にいるのだから、人々が自分たちの時間をそれぞれ使うのはノーマルなことでもある」としている。
いくつかのサプライズや抽選も計画されているようだ。そのひとつが、この財団の公式球を、3枚以上のチケットを購入したファン全員にプレゼントするという計画である。

一方、マラガの会長であり、「equipo 442」の選手でもあるフェルナンド・サンスは、この試合を開催できること、同時にそれに参加できることにに喜びを示している。そしてこのプロジェクトを成し遂げるために「多くの人が集まること」が必要だと強調している。

最後に、マラガ市庁舎のスポークスマンであり、マラガのスポーツ・イベントの責任者でもある、アントニオ・ヘスス・ロペス・ニエトは、「あらゆる必要なメディアをこの組織の自由裁量に任せる、それで試合は成功に至るだろう。」と述べている。
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スペインのことですし、出場予定選手はまだ入れ替わると思いますが(例えば、負傷しているシルバは無理だろうし)、リーガの有名な選手などが多く出場するようで、楽しみです。どこかで映像でも拾えればいいと思っています。
ところで、あまりにさりげなく書いてあるのでどうなのかと思うのが、出場予定選手リストに含まれている、グアルディオラとかフェルナンド・サンスとかブトラゲーニョとかポペスクとか……皆さん、選手復帰するわけですね。それはまた楽しみな。


オフの活動
モリエンテスが出場する(予定)のチャリティマッチ、ということで、上のマラガで行われる「442財団」のニュースを載せていましたが、実はモリエンテスが出場するらしいチャリティマッチ、というのがもうひとつあります。7月5日にメモリアル・コリセウムで、南米代表 vs それ以外の世界代表 という親善試合の第1回行われるとのこと(

南米代表は、メッシを中心に、アルゼンチンやブラジル、ウルグアイなど南米の各国代表クラスの名前+監督ズィッコさん。一方のそれ以外の国代表は…今のところ、いっぱい名前が上がっているんですよね。どこまでそれぞれの選手が本気かわかりませんが、インテルのヴィエラやフィーゴ、イブラヒモビッチ、ミランのザンブロッタやセードルフ、スペインからは、デラペニャ、プジョル、ルイス・ガルシア、ペルニア、エルゲラにモリエンテス…といろいろ名前が並んだ挙句に、監督はシュスター。
この親善試合も上のチャリティマッチ同様、出場する選手はぎりぎりまで入れ替わったりすると思いますが、今のところその南米以外代表の出場予定選手に、モリエンテスの名前が入っているわけです。で、ちょっと気になっているのが、このメモリアル・コリセウムというスタジアム、アメリカはロサンジェルスのスタジアムなんですね。エルゲラも一緒だし、まさか就職活動では、という余計な心配が。

今回のオフに向けて、大きめのチャリティマッチにモリエンテスが出場するらしいというニュースを聞くと、今シーズンは、プレイし足りないという気持ちがあるからかもしれない、と思います。今シーズン、トータルで何試合分出場したのか。
モリエンテスがダメだからエメリは出場機会を与えなかったのか、出場機会が与えられなかったからモリエンテスがダメになっているのか。タマゴニワトリの世界に決着をつけても、何か生産性があるわけでもなく、それは仕方ないとしても、ダメのままで終わりのはずはない。まだいけるだろう。そう思っているし、であれば、中東やアメリカではなくヨーロッパ(第一線でなくとも、力を認められる形で)でもう一仕事してほしい、と思うのです。できれば、(毎試合でなくとも)テレビに映るところで…。

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