けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

読みづらい

2006-09-21 22:54:52 | football
日曜日にカンプ・ノウでバルサと対戦するバレンシア。完璧バルセロナ寄りスポーツ紙のSPORTにモリエンテスのインタビューが載りました。
すぐ読めるかなあと思ったんですが、指示語や代名詞が多かったり変な言い回しがあったりで時間がかかる。途中で飽きました。しかもいつも以上に訳した中身に自信がない。
まだ少し残ってますが、続きはできたらそのうちに。たぶん。(終わりました)


Q:リバプールからバレンシアへの移籍、何を見つけたのでしょう?
A:僕が知っている場所への復帰、そして自分がやりやすいと感じるサッカーに戻ったこと。

Q:それから太陽も?
A:それもだね…太陽は恋しかったね。

Q:リバプールでの生活は大変だった?
A:毎日の生活はこことそう変わらないよ。遠征して、コンセントレーションがあって、トレーニングする。環境が違うだけで同じだよ。それでも家族にとっては別の問題だ。家族にとってはもっと、すごく大変なことだったんだ。最悪の時期は最後の3ヶ月間、それが環境を変えることを再考するきっかけになったんだ。コンディションを、戦うチームのレベルに戻すことだった。

Q:そしてバレンシアで輝きを見つけた…
A:そうだね。今は物事がうまくいっている。僕は多くの夢と希望と共にやって来た。僕は楽しんでいるし、だからこそ貢献するのも容易なんだ。

Q:なぜプレミアは合わなかったのでしょう?
A:フィジカルプレイ、ボディコンタクト、何人かのレフェリーはプレイを流しがちだったり、リーガより弱いファールで笛を吹いたり。センターフォワードは敵の守備に対して守られていないんだ。ずいぶん痛い目にあったよ…

Q:日曜日の試合は、バルサにとっての最初の試練です。これはバレンシアにとってもでしょうか?
A:僕たちにとっては、ザルツブルクとの2試合が最初の試練だった。チャンピオンズリーグ本戦に出場することは、バレンシアの重要なプロジェクトだから。どうやって僕たちが実現していったかわかる今は、ここ数年のバルセロナのレベルであっても、僕たちはただ喜んで彼らと戦うよ。

Q:マドリーではサミュエル・エトオと同僚でした。どうでしたか?
A:彼がマドリーにやって来たときはすごく若かった。本当に少年だったよ。男の子がやって来たってだけだった。彼はよく僕たちと一緒にトレーニングしたけれど、下部組織でプレイしていた。皆、彼の爆発的なフィニッシュを見せつけられていたよ。

Q:なぜ笑ってるんですか?
A:サミュエルは特別だよ。本当にびっくりするような子だったんだ。違う国からやって来て、彼にとって新しいものばかり。彼は愛されていたから、そんな気持ちで彼のことを思い出すんだよ。

Q:珍しい動物を見るみたいに?
A:それは軽蔑的に聞こえるね。僕たちが彼をどう見ていたかとは違っているよ。彼は独特で、普通の15歳の少年とは違う個性を持っていた。皆、アフリカからやって来た多くの少年たち、自分が15歳だという少年たちと同じように考えてしまう。2年後に彼らに年齢を聞くと、彼らはまだ15歳のままだったりする。でもいいね、年をとらないの? いつまでも若い、若いままだよ。

Q:ロッカールームはエトオの成功を予測できていましたか?
A:難しいな。マドリーがすごく若い少年に眼をつけた場合、何かのセンスなんだ。エトオにはスピードがあり、瞬発力があり、ピッチの上で厳しい顔ができると見られていた。僕たち皆が驚かされたのは、2対1でのプレイで、皆がミヤトビッチに近づいていたのに、彼は「聞け、僕はここにいる、僕によこせ」って言ったんだ。そんなことができる人はまずいないし、特に彼くらいの年齢だったらね。

Q:それは今でも?
A:そうだよ。彼の性格は爆発的だよ。もう有名になって高いレベルを手にして、サイドを見なくても良くなったような今でもね。彼はもう15歳の時に、シュケルやミヤトビッチに「パスをよこせ」って言えたんだよ。例えGKがいなくても、シュケルやミヤトビッチにパスするのが普通だったのにね。

Q:フォワードとして彼を好きですか?
A:彼が送ったシーズンは素晴らしい。彼は爆発的なフォワードで、身軽さとシュート力を身につけている。エリア外からたくさんのゴールを決め、ドリブルで2、3人かわす。厳しいチームにいる選手だとしても、サイドでプレイしたりしないで、ゴールを決めるための自分自身のプレイができる。十分な価値のある選手だよ。

Q:この何年間でバルサは変化したでしょうか?
A:僕の考えでは怖さが増したね。彼らは1シーズン以上一緒にプレイし続けているから。僕のマドリーのことを思い出して。最初は、選手たちはお互いのことをほとんど知らなかった。何年かかけてステップを踏んで団結していき、そして何か特別なことができた。これはバルセロナも理解していることだ。彼らはよく知っていると思うよ。時間をかけて一緒にプレイして、そして何かを成すという感覚を手に入れた。優勝するということだよ。

Q:その優勝を手にするという例えは、セビージャにも当てはまりますね。
A:唯一の方法だよ。例えば1試合の中で僕たちが10kmとか11km走るなら、ここで(たぶん練習場を指す)僕たちは20km走らなければならない。優勝するためには、すべてのことを2倍やらなければいけない。悪い状態になったとしても、勝てるようになる。スーペルコパのファイナルはバルサの悪い部分が出たね。油断かな。

了。


おまけ
バレンシア公式で、3人目のお子さん誕生を祝福されています。女の子で名前はガブリエラ。おめでとうございます。試合にかぶらないのも良かった。バルサ戦でモリエンテスに限らずバレンシアに得点が入ったら、「ゆりかご」もしくは「指しゃぶり@ルイス・ガルシア風」あたりでお願いします。


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2 コメント

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Unknown (va)
2006-09-22 08:44:48
モリオさんは、カンプノウでゴールをまだ決めていないって話に、びっくりしましたが(笑)、楽しみな試合ですね!

バルサ側にインタされるのも、うれしいです(笑)。

バレンシアは、マルチェナもケガとかで、代表組が軒並み怪我人見たいな感じですが、なんとかまわってますよねぇ。層が厚いんでしょうか?(ま、今でも願うのはゴールよりケガだけするな~!ってことだったりするのですが。笑)



エトーとの話は、なんだかジーンとしました。

モリオさんの話も暖かいし、エトーはエトーでがんばってたんだなっと思って・・・(笑)。

いつも、ありがとうございます!(笑)
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Unknown (本人)
2006-09-22 19:02:47
>カンプノウでゴールをまだ決めていないって話

そうなんですよね…。クラシコでは点を入れていたような気はしたんですが、あれはベルナベウでしたか。この大一番、ちゃんとお役に立って欲しいです。

>エトーとの話

エトオの話を楽しんでいるのと彼の才能への羨望と、ちょっとずつあるような感じですね。マドリーに触れている部分では「mi Madrid=僕のマドリー」って言っているんですが、自分がいた時のという意味でしょうけど、やっぱり大切なクラブなんだなあと。少し以前のマドリーを懐かしんでいる感じもします。なかなか切り込み方が新鮮なインタでした。

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