当ブログの1149個の記事の中で歴代最も短い記事(確認してませんが)だと思われる下の記事は、いつもより早い通勤時に携帯から書いたものでした。ということで改めて、
07/08 Copa del Rey Semi-Final Vuelta
Valencia C.F. 3-2 Barcelona (agg. 4-3)
ネットで見られたのはほんの少しの時間だったのですが、マタのゴールと前半ハイライトを見ることができました。バラハはミドルレンジからのゴラッソ。マタのゴールは、エリア内でバルサのDFたちがもたついてボールを見失ったところを、ビジャがマタにはたいてマタが左からゴール。他の得点シーンも確認しました。マタはすごい。クーマンの4-3-3になってから、たとえばシルバやホアキンはかなり慣れにくそうな印象がありましたが、マタはこれが合っているんでしょうか。スピードとキレのある動き、良くゴールも決めてますね。すごいなあ。
試合自体はごく一部しか見ていないのでなんとも言えませんが、バレンシアの動きの印象は良かった。やはり奪ったら即攻めるというやり方は有効で、バレンシアの武器なのだと感じました。しっかり失点している辺りがまだまだ心配ですが。
あちこちで試合の画像や短い動画を見ました。ゴール後の歓喜、勝利が決まった瞬間にピッチの上で重なる選手たち、メスタージャのバルコニーから外を埋め尽くしたファンに向かって手を振り、タオルを投げ入れ、喜び合う様子(1、2)。火祭り中のバレンシアで、メスタージャ周辺もフィエスタとなりました。
カーサで勝利、しかもファイナル出場を決めた。試合内容もまだまだだしリーガでは勝てないしセグンダ圏も間近だしチーム事情はドロドロだし…とチームの雰囲気がどんよりと下向きだったのに、1つの勝利がそれを払拭し、チームに一体感と笑顔を取り戻させる。勝利があればチーム内のゴタゴタがなくなるわけではありませんが、メンタル的に疲弊しきっている今シーズンのバレンシアにとっては、大きな1勝になったことと思います
ファイナルの対戦相手は、2年連続ファイナル出場のウマイフェことヘタフェ。相性の良さとかまったく感じないヘタフェ。ファイナルは例年通りであればリーガ終了と前後した時期にあるはずなので5月末くらいでしょうか。優勝できれば来期のUEFA杯出場権を手に入れることができます。とりあえずセグンダからUEFA杯出場とかならないように、この試合の勢いをリーガの残りに持ち越してほしいところです。
モリエンテスは
ところで国王杯ファイナルについて。日付もそうですが、たぶんまだ試合会場も決まっていないはずです。そしてファイナルは基本的にファイナリスタのクラブのカーサではないスタジアムが選ばれるようです。基本的にというのは、マドリーが100周年のシーズンに国王杯ファイナルに進んでベルナベウでファイナルを開催したことがあるためです(そしてデポルに…)。
そこでフェルナンド・モリエンテスさんの記事をバレンシア公式から。
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バレンシアCFのFWフェルナンド・モリエンテスは、金曜日にパテルナで国王杯のファイナルへ進出した幸福感に浸るのはいったん置いて、再びリーガに集中するようにと主張した。
「国王杯ファイナルには、全力を尽くして勝ちに行く。僕たちはこの醜いシーズンにとても苦しんでいる。チームとファンはメスタージャで昨夜僕たちが経験したような歓喜とフィエスタを受けるに値する。ヘタフェとの戦いはフィフティフィフティだろう。ファイナルで戦って敗れるようなことがあればまた醜いことになってしまう。だから今は勝つことを考えるんだ。」
国王杯はモリエンテスの分厚い勝利リストに欠けているものであり、彼はベルナベウでファイナルを戦うことを望んでいる。
「そうすればよりたくさんのバレンシアニスタが試合を見られるだろうから。」
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モリエンテスの希望はベルナベウでのファイナルのようです。でも昨シーズンのセビージャvsヘタフェのファイナルはベルナベウだったんですよね。2年連続ということはないのでは…どうだろう。
続いてモリエンテスの記事の残りの部分を。
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モリエンテスは最近の自身のフィジカルについて「完璧だ」と断言している。そして「ハンディキャップがある」が、日曜日にベルナベウで行われるレアル・マドリー戦での勝利を目指して、この「士気の注入」を利用しなければならないと確信している。
「僕たちがコパに全てを注ぎ込んでいる間に、彼らは休んでいた。厳しく、とてもエキサイティングな試合になるだろう。」
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本人の口から「完璧」なら、もう大丈夫なんでしょう。日曜日、ベルナベウに帰還です。
さて、マドリー
シーズンを通してのチーム状態で言えば圧倒的にバレンシアが悪すぎるわけですが、マドリー戦を前に士気が高まりチームは一体感を増してきています(たぶん)。エースFWの1ヶ月超の離脱が判明したばかりのマドリーの方が、ここは苦しいかそれとも乗り越えるか?
まずはディフェンス面について。おそらく一番大きいのは、赤紙召集で長いことお休みを取っていた暴れん坊ラテラル・デレーチョが帰ってくることでしょうか。他に怪我人もないので、現時点でのマドリーのディフェンスラインは右からセルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセとなる予想。なんでも「mejor defensa del mundo:世界1のディフェンス」ってまあこれは何かの冗談でしょうけれど、とりあえずマドリーの中でのベストのラインが揃いました。よりによってバレンシア戦で。
次に攻撃。「グティが接触プレイで!」とか「ラウル別メ!」とかそういった不安要素もとりあえずクリアできるようです。金曜日にはグティもラウルも問題なく全体トレーニングを実施できたそうです。さらにロッベンの復帰も見込めるとのこと。負傷欠場はルートと長期離脱中のメツェのみに。ラウルはもうだいぶ長い間フル出場が続いているように思いますが、CLもコパもないので1週間しっかりケアをして試合に戻ってこられるのが良いですね。他に気になるのはラウルの相棒、右サイドの高い位置に入るFW的な存在が誰になるか。今夜辺りには各紙の予想も揃うとは思いますが、結局は試合直前までわからないでしょう。
07/08 Copa del Rey Semi-Final Vuelta
Valencia C.F. 3-2 Barcelona (agg. 4-3)
ネットで見られたのはほんの少しの時間だったのですが、マタのゴールと前半ハイライトを見ることができました。バラハはミドルレンジからのゴラッソ。マタのゴールは、エリア内でバルサのDFたちがもたついてボールを見失ったところを、ビジャがマタにはたいてマタが左からゴール。他の得点シーンも確認しました。マタはすごい。クーマンの4-3-3になってから、たとえばシルバやホアキンはかなり慣れにくそうな印象がありましたが、マタはこれが合っているんでしょうか。スピードとキレのある動き、良くゴールも決めてますね。すごいなあ。
試合自体はごく一部しか見ていないのでなんとも言えませんが、バレンシアの動きの印象は良かった。やはり奪ったら即攻めるというやり方は有効で、バレンシアの武器なのだと感じました。しっかり失点している辺りがまだまだ心配ですが。
あちこちで試合の画像や短い動画を見ました。ゴール後の歓喜、勝利が決まった瞬間にピッチの上で重なる選手たち、メスタージャのバルコニーから外を埋め尽くしたファンに向かって手を振り、タオルを投げ入れ、喜び合う様子(1、2)。火祭り中のバレンシアで、メスタージャ周辺もフィエスタとなりました。
カーサで勝利、しかもファイナル出場を決めた。試合内容もまだまだだしリーガでは勝てないしセグンダ圏も間近だしチーム事情はドロドロだし…とチームの雰囲気がどんよりと下向きだったのに、1つの勝利がそれを払拭し、チームに一体感と笑顔を取り戻させる。勝利があればチーム内のゴタゴタがなくなるわけではありませんが、メンタル的に疲弊しきっている今シーズンのバレンシアにとっては、大きな1勝になったことと思います
ファイナルの対戦相手は、2年連続ファイナル出場のウマイフェことヘタフェ。相性の良さとかまったく感じないヘタフェ。ファイナルは例年通りであればリーガ終了と前後した時期にあるはずなので5月末くらいでしょうか。優勝できれば来期のUEFA杯出場権を手に入れることができます。とりあえずセグンダからUEFA杯出場とかならないように、この試合の勢いをリーガの残りに持ち越してほしいところです。
モリエンテスは
ところで国王杯ファイナルについて。日付もそうですが、たぶんまだ試合会場も決まっていないはずです。そしてファイナルは基本的にファイナリスタのクラブのカーサではないスタジアムが選ばれるようです。基本的にというのは、マドリーが100周年のシーズンに国王杯ファイナルに進んでベルナベウでファイナルを開催したことがあるためです(そしてデポルに…)。
そこでフェルナンド・モリエンテスさんの記事をバレンシア公式から。
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バレンシアCFのFWフェルナンド・モリエンテスは、金曜日にパテルナで国王杯のファイナルへ進出した幸福感に浸るのはいったん置いて、再びリーガに集中するようにと主張した。
「国王杯ファイナルには、全力を尽くして勝ちに行く。僕たちはこの醜いシーズンにとても苦しんでいる。チームとファンはメスタージャで昨夜僕たちが経験したような歓喜とフィエスタを受けるに値する。ヘタフェとの戦いはフィフティフィフティだろう。ファイナルで戦って敗れるようなことがあればまた醜いことになってしまう。だから今は勝つことを考えるんだ。」
国王杯はモリエンテスの分厚い勝利リストに欠けているものであり、彼はベルナベウでファイナルを戦うことを望んでいる。
「そうすればよりたくさんのバレンシアニスタが試合を見られるだろうから。」
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モリエンテスの希望はベルナベウでのファイナルのようです。でも昨シーズンのセビージャvsヘタフェのファイナルはベルナベウだったんですよね。2年連続ということはないのでは…どうだろう。
続いてモリエンテスの記事の残りの部分を。
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モリエンテスは最近の自身のフィジカルについて「完璧だ」と断言している。そして「ハンディキャップがある」が、日曜日にベルナベウで行われるレアル・マドリー戦での勝利を目指して、この「士気の注入」を利用しなければならないと確信している。
「僕たちがコパに全てを注ぎ込んでいる間に、彼らは休んでいた。厳しく、とてもエキサイティングな試合になるだろう。」
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本人の口から「完璧」なら、もう大丈夫なんでしょう。日曜日、ベルナベウに帰還です。
さて、マドリー
シーズンを通してのチーム状態で言えば圧倒的にバレンシアが悪すぎるわけですが、マドリー戦を前に士気が高まりチームは一体感を増してきています(たぶん)。エースFWの1ヶ月超の離脱が判明したばかりのマドリーの方が、ここは苦しいかそれとも乗り越えるか?
まずはディフェンス面について。おそらく一番大きいのは、赤紙召集で長いことお休みを取っていた暴れん坊ラテラル・デレーチョが帰ってくることでしょうか。他に怪我人もないので、現時点でのマドリーのディフェンスラインは右からセルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセとなる予想。なんでも「mejor defensa del mundo:世界1のディフェンス」ってまあこれは何かの冗談でしょうけれど、とりあえずマドリーの中でのベストのラインが揃いました。よりによってバレンシア戦で。
次に攻撃。「グティが接触プレイで!」とか「ラウル別メ!」とかそういった不安要素もとりあえずクリアできるようです。金曜日にはグティもラウルも問題なく全体トレーニングを実施できたそうです。さらにロッベンの復帰も見込めるとのこと。負傷欠場はルートと長期離脱中のメツェのみに。ラウルはもうだいぶ長い間フル出場が続いているように思いますが、CLもコパもないので1週間しっかりケアをして試合に戻ってこられるのが良いですね。他に気になるのはラウルの相棒、右サイドの高い位置に入るFW的な存在が誰になるか。今夜辺りには各紙の予想も揃うとは思いますが、結局は試合直前までわからないでしょう。
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