けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

愛されるナンド

2004-09-07 00:56:12 | football
モナコのファンが集まる掲示板があります。

ASM Forum


そこについ最近(9月2日)立ったトピックがあります。トピックのタイトルには「Nando」の文字がありました。Nando=Fernando Morientes、モナコでモリエンテスにつけられた愛称です。
しかしもう「ナンド」はいなくなった選手。今更彼について何を語るのかと思いきや……トピックのタイトルはこうでした。

Lettre Pour Nando
ナンドへの手紙:彼がモナコにいたことに感謝してメッセージを書きませんか?


トピックが立ったその日、レスは既に2ページに及んでいました。今日現在で7ページ、98レス(重複は多少ありますが)。そしてレスのほとんどがMerci Nando、Gracias Nandoで埋め尽くされています。

欧州の移籍マーケットが閉まるギリギリまで、このフォーラムではモリエンテスがモナコに戻ってくる可能性について議論している人たちがいました。(多少意訳あり)
「まだ可能性はあるよ」
「彼が必要なんだ」
「ナンドが来たって彼はもうCLに出られないんだよ」
「それでもいいさ、リーグ・アンでがんばってもらおう」
「ナンドはCLで活躍する選手だろ、それじゃだめじゃないか」
「今シーズンはダメでも、来シーズンきっと来るよ……」

またモリエンテスはUEFAのガラで「マドリーに次いで2つ目の故郷ができたみたいだ、レンタル移籍してよかった」とコメントしていました。

昨シーズン、誰も予想しなかった夢の舞台に駆け上がったモナコ。少なからぬモナコサポは夢が現実になった理由を、モリエンテスに帰属したのでしょう。すぐにモナコとチームに順応できたモリエンテスの性格も、愛された理由の一つだったのかもしれません。



2006 FIFA World Cup 欧州予選 グループ4
フランス 0-0 イスラエル


トトジベエブラの青ユニ、初めて見ました。なんだかものすごく嬉しかったです。
新しいフランス代表はモナコ同窓会、といった感じでした。先発メンバーのうち、3バックの真ん中にトト、左にジベ、中盤の左にエブラ、トップ下にPSGに移ったロテン。交代でジュリも出場しました。
特に左サイドはジベとエブラ、左に流れてくるロテンのモナコ色。ロテンが流れてくる分、エブラの動ける範囲が狭くなってしまったように思いますが。4バックにして、エブラを左SBにするの、どうでしょう?ロテンも左サイドのほうがいいんでは……。

ジダンもデサイーもリザもいない新生フランス代表。残念ながら絶対的な強さ迫力はもう感じられませんでした。普通の強国です。この8年間で最高の成功と苦い失敗を体験したフランスが普通に戦えるチームになるには、こうして作り直していくのが必要なんでしょう。しばらくは試行錯誤して苦しむフランス代表を見ることになりそうです。

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