けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

1周年

2005-05-05 02:22:50 | football
当ブログは本日で1周年を迎えました。スタートした1年前、それはちょうどモナコがチェルシーとのCLセミファイナル2nd legを戦う前夜のことでありました。爾来ファイナルありの、EUROありの、ハポンツアーだの、モリエンテス戻って来たの出て行ったの、いろいろございました。結局研究記録といいつつ9割がサッカーネタでおりますが、ま、最初から予想できたことではありました。これからもきっとこれくらいの割合でやっていくことでしょう。
こちらをご覧になっている皆様、続けられる範囲で今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


さて、リバプールはチェルシーを破り遂にファイナル進出。「お守り」が効いてしまったかどうかは定かではありませんが、モリエンテス的にはそのプロ人生においてなんと5度目のCLファイナルでございます。今回は出れませんけど。

そんなモリエンテスのリバプール生活の一端を知るコメント(?)が0-0 エンパテに出ていました。元記事はおそらくこちら、skysportsでしょう。モリエンテスインタビューは立て続けですが、1周年記念に載せてしまおうと思います。


フェルナンド・モリエンテスは、プレミアシップのフィジカル的な特徴に慣れようと奮闘中であることを認めているが、しかし来シーズンにはベストな状態の彼をリバプールで見ることができると主張している。このスペイン代表ストライカーは、1月に630万ポンドでレアル・マドリーからアンフィールドにやって来た。モリエンテスはサンチアゴ・ベルナベウを離れたくはなかった。しかし1シーズンをローン移籍したモナコで過ごした後、スペインの首都に戻り、ロナウド、ラウル、新しく契約したマイケル・オーウェンよりも後の順位にあるのだということを知った。この29歳の選手は、タイミングが悪かったにもかかわらず、フットボールをプレイするためにマドリーを離れなければならなかったということを理解した。

「去るのには理想的なタイミングでした。それでも正直を言えば、家族のことを考えるとシーズン中にはなれるようなことはしたくなかったのですが。でも自分がしなければならなかったことは明らかでした。他にも興味を持ってくれたチームはありました。でもこのクラブの歴史と伝統、そしてプレミアシップでプレイできるというチャンス、それで決めました。リバプール、僕にとってそれ以外はありえませんでした」

イングランドのフットボールスタイルはこのスペイン人には大きなショックであった。彼は慣れることに奮闘していることを認めており、現在わずか3ゴールである。しかしながらマージーサイドへの移籍のタイミングは、彼がスピードに慣れていき、来シーズンには本当の彼を見せる準備をすることを意味している。

「確かに良くありませんね、僕は嘘は言いません。全体的にフットボールが違っていて、面白い違いがあります。例えばほとんどのスペイン人選手は、レフェリングがぜんぜん違うと言うでしょうね。ディフェンダーはここではもっとハードですし、プレイ自体も技術的というよりも身体能力優先です。最初は少しショックを受けました。でもシーズン途中で移籍してきたことは助けになっただろうし、来シーズンは他の人たちと同じようにやれるでしょう(この辺ちょっとよくわからない)」

モリエンテスはピッチの外での生活にも慣れつつある。レアル・マドリーの元チームメイトで、元リバプールのスターであるスティーブ・マクマナマンがホームタウンについて彼をガイドしている。

「僕はこの町を探検しています。アンフィールドの周りのエリアとアンフィールドそのものと。ここは僕の愛する街マドリーではないけれど、ここではとても幸せにやってます。僕が頼りにする1人はスティーブ・マクマナマン。僕たちはマッカと彼の奥さんと、来週一緒にディナーをする予定です。そこで彼の奥さんが僕の妻にいろいろ大切なことを教えてくれます。 例えばどこで髪を切ればいいのか、とかね。僕はルイス・ガルシアのご近所さんでもあるんです。僕たちは良い友達になってますよ。」

UEFAチャンピオンズリーグセミファイナルのセミファイナルに臨むリバプールにおいてカップタイドであることが、モリエンテスにとっては大きく落ち込む点ではあるが、以前サラゴサで過ごしたことのあるこの選手は、ラファ・ベニテスがクラブを重要な時に導くだろうということに全幅の信頼を置いている。

「僕はこういった試合でプレイできませんでした。この試合はどうしても参加したい類のものです。僕たちは高いレベルでプレイし戦っています。チェルシーはアンフィールドで僕たちの前に立ちふさがるに違いないけれど、僕たちはアウェイゴールが痛いんだということを忘れてはいけないんです。僕たちは何か特別なことをここで成し遂げるために一生懸命練習しています。でも僕たちの監督の自信は今シーズンだけのものではありません。僕たちは長期間に渡って、僕たち全員が望んでいることを満たすことができると確信しています」


数日前のDiario SURはどこか暗かった気がしましたが、こちらは前向きに聞こえますね。やはり良い人マッカのおかげかな~。

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3 コメント

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Unknown (ジェーニャ)
2005-05-06 22:30:55
1周年おめでとうございます。いつも冷静で正確な情報をありがとうございます。

去年の今頃もチェルシー戦で盛り上がっていましたねえ。今年はCLのピッチに出られない彼ですが来年はリバプールのユニでCLに出られるようプレミア4位をなんとか獲ってもらいたいものです。
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Unknown (vamosmoro)
2005-05-07 08:35:46
今や、「モリエンテス福男説」をよくネットで見ます!(笑)

来年は、まじで出てほしいですがどうなるいんでしょうね・・・。
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Unknown (本人)
2005-05-07 21:05:10
>ジェーニャさん

あのチェルシー戦から1年ですね~。

今年CLでがんばっている皆をピッチ上で助けられないのは本当に残念ですけど、来シーズンこそ…って確かに4位確保しないと。

まだ慣れるのに苦労しているようですが、明日のアーセナル戦は何とかして、はっきりとチームの役に立てるところを見せて欲しいです。



>vamosmoroさん

>今や、「モリエンテス福男説」をよくネットで見ます!(笑)

確かに何か持ってますね、モリエンテス(笑)

現在36歳のミランのマルディーニは確かこれで7回目のCLファイナル。モリエンテスは29歳で5回目、しかもマドリーに移籍したそのシーズンにマドリーは32年ぶりにヨーロッパを制覇…やっぱり何かあるわ。

4位確保は厳しい道ですが、がんばれリバプール&モリエンテス!
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