月のたび

日々の日記

引きこもり

2014-03-07 22:44:28 | 今日の出来事(重要性低)
今、日本にどのくらいの引きこもりが居るのかしらない。けれど、引きこもりって、案外、辞めるの簡単かも、と思う。

昨日、車で外出て、「営業ヤダな~」と思って、パチンコ屋の駐車場に車止めていると、外の風景が、いい。外の世界が私を引き寄せてるみたいな。

空が晴れていて、巨大な雲が動いているのだけど、それが、追い立てられるようなスピードで移動していくし、道路の並木は錆びついたような色で、じっとしているという風情が、まるで、そういう様は、部屋でひきこもっている時には決して感受できない感覚である。こういうリアル感覚が容赦ない。

引きこもりって、いわば、刑務所生活みたいなものだ、ということを、屋外を歩き回って、頬に冷たい風が吹きつけたり、してくるうちに分かってくると思う。自由がないよ。

確かに、私だって、部屋に居るの好きだけど、生活が発展したり向上するような生き方をしたい。

最初、車から降りたときの外気の寒さがイヤだったのが、仕方なく、行きがかり上、営業を続けていくうちに、寒さにも慣れてきて、むしろ、「寒いからこそ、良い気分」になってくる。

なぜ、人は引きこもるのか、という疑問は、なぜ、人は外出するのかという疑問とセットであり、引きこもるだけの理由があれば、同時に外出すべき理由もあるだろう。外界の人間と接触することで、こっちは悔しい思いをしたり、腹が立ったり、イヤな目に遭わされたり、だったら、最初からそんなリスク避けるための選択としての引きこもり、ではあるにせよ、自分だけの世界に引きこもってしまえば、自分の欠点に気づいて注意してくれる人は居ないし、人は自分で自分の欠点をなかなか気づかないもの。

だったら、サッサと外に飛び出るしかないよ。そして、外では外のルールというか、世界があるので、それに自分を合わせて生きていくしかない。そして、これが成功に至る道だろう。外出が苦手なのを克服するだけで、あらゆる世界が開けるっていうような。つまり、答えはいつでも身近にあるという。

結局、人間の捉え方の問題で、外出を避けてるだけだってのが、わかってきている今日この頃です。あとは繰り返し実行するのみ。