月のたび

日々の日記

日本国民の巨大ブーメランが怖い

2017-10-30 20:49:24 | 政治(・・・?)


衆議院選挙が終わっていつのまにか、もう一週間。

結果は本当にガッカリだった。

でも、今回の選挙は、ただ一つ、「北朝鮮による拉致被害者をできるだけ早く取り返して欲しい」この一点で、政治家と政党を選んだ。だから両方共「自民党さん、お頼みします」という気持ちであった。

だから、安倍さんの続投が決まって、地元の政治家も当選し、ひとまずホッとしたのだけど、民主主義ってのは、独裁政治と違って、変化のスピードが遅い。だから、強いリーダーシップがあって、実績もある方に政治を任せたく、その点、安倍さん以上の方はいないのだけど、思ったほどに、自民が大勝せず、スキャンダルの多い野党の政治家が多数当選したことにとても強い違和感がある。

思えば、ある日日本国内の外国人に家族を連れ去られて、つらい思いをして、警察に訴えても、政治家にお願いしても、『誰にも相手にされない、誰も助けてくれない』ってのは、本当につらいことだ。

そして、今、なんとか、一つのグループで政治に影響をもって、解決の方向に、何とか、向かっている状態である。

それでも、これから、取り残されてきた横田さん一家やほかの被害者の家族の気持ちを思い、それでもなにもできずにいる日本の状況がある。

けれど、これはいけないことだ。同じ日本人として、情けないとおもう気持ちでいっぱいだ。

もし、今のように、同じ日本人の不幸、災難にたいして、解決が難しそうだからといって、見て見ぬふりをするのなら、卑怯なことだ。それが、いけないことだとわかってから、自分の中でだんだん目覚めていくものがある。

おそらく、日本の将来が明るいか暗いかは、この拉致問題に対する国民の関心や協力に表れてくると思う。

そう思い始めた。

あと、今回の選挙でちょっとびっくりしたこと。、もう、最初の5分聞いただけで、「これはいける!」って思ったのは、「日本のこころ」の赤尾由美さんって方の選挙演説が、すっごく上手だったことだ。同時代を生きる国民感覚が、自分とすごく似ている。そういう意味で説得力があった。今年中でこれが一番のニュース。「この人が今の日本を変えるかも!」と直感した。そういう人ってたまにいるでしょ?

ちなみに前回の衆議院選挙比例では「日本のこころ」の中山なりあきさんに投票した。前回は落選であっても、ひそかに応援していて、今回は他党に行かれたのだが、本人にしかわからない事情があるものと考えて、いまでも頑張ってほしいと思う。