ミルウォーキーの世界会議で2020年モデルがデビュー、個人的に気にかかったモデルはツインカムエンンジン時代以来なかったローライダーSの復活、トライク初のCVO、とても豪華なロードグライドリミテッド。
詳細はハーレーダビッドソンのホームページまで
昨年一年間を通して、グッドウッドグループで販売したモーターサイクルの新車と中古車の合計は、
Harley Davidson 528台、BMW 396台、DUCATI 306台 VESPAが22台
今年の1月から6月の半期で
Harley Davidson 231台、BMW 201台、DUCATI 137台 VESPAが25台
を販売した。
昨年の半期と比較すると台数では7%ほどダウンしているが、DUCATIやBMWの高額車両のニーズが寄与したのと、後半に新しいスーパスポーツ等が控えているので、売上ベースでは横ばいの堅調な業績が予想される。
近頃のトレンドは多様化しているが、価格帯は付加価値の高いモーターサイクルのニーズとお買い得な中古車で二分される。
また、これまでユーザーの高齢化が懸念されていたが、若いファンが増えつつある。
これには数年前から国内4メーカーから魅力的な軽二輪車が発売されて、少しずつではあるが若者に二輪車に乗るライフスタイルが浸透してきた。
以前はビッグスクーターやアメリカンスタイルが多かったが、最近はスポーツモデルの人気が増えている。
人気はDUCATIのスーパースポーツ、BMWのアドベンチャー、HarleyDavidsonは相変わらずスポーツスターが人気車種だ。
またマイナーチェンジで魅力が増したVESPAのブランド力と品質の高さは、国産車よりも高価にもかかわらずよく売れている。
これまでのイタリアのスクーター=トラブルが多いというのは遠い過去の話なのだ。
ガチのテストが評判のドイツのPSという雑誌で並列4気筒の2019年モデルのスーパースポーツの結果が出た。
テストライダーがスーパーストック選手権クラスの腕達者、全ての車種のタイヤをピレリのスリックタイヤで統一するなど、如何にもドイツ人らしい徹底ぶりだ。
今回の8耐でもノーマルクラスは優勝した先代S1000RR、傑作の二作目は往々にして難しいものだが、スズキと同じ可変バルブだが、バイエルンの内燃機技術は10年進んでいるようで、214馬力を叩き出してくれた。
スペインのサーキットでのラップタイムは3秒も速く、富士スピードウェイ辺りならスリップにも入れないだろう。
WSBはワークスのスペシャルマシンだが、S1000RRは発売されたばかりなのに表彰台に上がり始めた。
実際、この精密機械のようなエンジンは街中を流してもトルクがあり乗りやすい。
型式
水冷並列4気筒4ストロークエンジン、1気筒あたり4バルブ(チタン製)
80 mm x 49.7 mm
999 cc
152 kW (207 hp) / 13,500 rpm
113 Nm / 11,000 rpm
13.3:1