日本のヒストリックカーラリーで最も競技性が高く、出場する競技車両の条件も本国ミッレミリアにほぼ準ずるラフェスタ ミッレミリア。
11年前から数えて10回目のエントリーになった。金曜日に神宮外苑を土砂降りの雨でをスタートして予報では雨量が減るかと予想していたが。東北道の移動中での雨足は増すばかりで強風にあおられる始末。
通常の車なら走行スピードが80キロに規制されいるのでそんなに危険ではないが、屋根のない競技車が半数、64年も前に製造されたイタリア製FIATは幸いにも屋根付きの車両だがガラスの曇りと雨漏りに悩まされ続けた。
走行中ストレスになる要因は電装が水で故障して走らなくなることが一番怖いが、今回はテールランプやウインカーETCへの電気が絶たれただけで済んだ。
全行程の65%が雨天だったと感じたが、これほど悪い条件の1300キロ程度のラリーは過酷を極める本Mille migliaでも経験がない。
東北の三県を前半で巡るコースだったので、神宮外苑のゴールに無事完走したインタビューで「雨ニモマケズ、風ニモマケズ、ソンナラリーストニワタシハナリタイ」東北の詩人宮沢賢治に例えた洒落を周囲の関係者にどれだけ理解していただけただろうか・・・・