清流を見ながら

川面に映る自然を見ながら時々に思うこと

ある司会者

2019年07月25日 | 報道
 最近の娯楽番組は芸としての面白みを感じなくなり、TVの娯楽番組はほとんど見ない。大口を開けて大げさに笑う、身体を大きく前後に揺らし拍手しながら笑いこける、大口を開け無茶苦茶な食べ方、こんな番組紹介を見るだけで本放送を見る気がしない。見ないからと言って誰にも迷惑かけない。

 ワイドナショーはたまに見る。各局とも事件事故が大好き。最近は捜査機関のまね事までして見せる。犯罪の手口や捜査方法など、別の事件を誘発しないかと思うほど微に入り細に入り流す。そんな必要はニュースとして必要を感じない。ニュースは事実をつてえてるだけでよい。事件事故だけでなく、特に政治報道が極端に少なくなり、視聴者を政治から遠ざけるのではと危惧している。

 そんなTVのワイドショーである司会者が参院選の10代の投票率が低いと「激とした」顔でなじっていた。あなたたちは公共電波で「投票率が上向くような番組をどれだけ放送したか」と質問したい。ワイドショーの内容は政治とは程遠い。購読紙の時事川柳より「選挙よりお笑い界を心配し」、TV局の姿はこれだ。低投票率に怒る前に反省を望みたい。

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