清流を見ながら

川面に映る自然を見ながら時々に思うこと

端的なタイトルを

2010年01月03日 | 報道
正月三が日が駅伝の三が日に変わってもう長い。この季節、選手諸君には過酷な天候もあろうが、TV観戦する者は何の気遣いも無く楽しめる。特定のチームを応援しないから追いつけば追い越せ、抜かれればついていけ、その場その場で応援する。

昨日と今日は第86回東京箱根間往復大学駅伝競走。東洋大が11時間10分13秒で2年連続の総合優勝を果たした。2位に駒大、3位は山梨学院大と続いた。昨日の5区、山登は予想どうりと言っては悪いが、見る者には楽しめた。

今日、夕方のTVニュース「東洋大は果たして連続の総合優勝ができたのでしょうか」とタイトルもイントロ部分も気を持たせるような入り。大会の結果、東洋大の連覇は大方の人が知っている。それなのに、大トボケの見出しが表れる。

連覇した。それはどんな連覇なのかを「端的な表現」で知らせるのがマスコミだろう。例えば連覇は「楽々なのか苦しんだのか」「ぶっちぎりなのか接戦なのか」などプロの感覚と表現でつけて欲しい。

新聞頼みと思える最近のTV番組、番組にふさわしい気の効いたコピー作りが不足している、と感じる。大声を出し大口を開け転げまわる正月番組、だから駅伝にチャンネルをあわせている。あわさせているのは教養の薄れる番組が多いからだ。

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