清流を見ながら

川面に映る自然を見ながら時々に思うこと

悲しい事実

2010年07月31日 | 社会
今回も住民からの通報が、事情があったとはいえ生かされず幼い子どもの命が失われた。

締め切られた部屋で、空腹のまま亡くなり、何週間も発見されなかったという3歳の姉と1歳の弟。かわいそう、という以外に言葉がない。

子どもへの虐待が多すぎる。捕まると絵に描いたように「躾け」と言い訳する。力の関係でどこまでが躾けでどこからが虐待・暴力になるか分からないことはないだろう。

幼い子は親に頼るしかない、親を信じるしかない、親についていくしかない、その子を死に至らしめるとは、いかなる言い訳も許されない。

可愛そうな子どもへの虐待、根本的で効果のある施策を関係機関にお願いしたい。


出席しない小沢さんに疑問

2010年07月30日 | 政治
今日から臨時国会が始まった。

昨日の民主党の議員総会。小沢さんは出席しなかったという。総会前には、かのチルドレンが事務所詣でをする映像が流れた。鳩山前総理の支持議員が詣でる姿も流れた。だから、議員総会に出席できないという体調ではなかったろう。

総会、良識ある議員とは思えない糾弾総会の様子と感じた。報道は面白いところだけ流すので実態は、そこから推測するしかない。糾弾する側も受ける側もそれを打開する具体案はなかっようで、言いぱなっし、マスコミの喜ぶままで終了したようだ。

小沢さんは何故出席しないのか。派内の議員に代弁させ「国の行く末をうれいている」かのよう姿勢はいかがなものか。幹事長辞任のとき世論調査で7から8割の国民が当然としたのも、こうゆう姿勢も嫌われたのだ。

菅代表に言うべき事があれば総会で発言すべきだ。そんな必要はない、代表など相手にしていないというのなら、国民の前で喋って欲しい。小沢さんを支持しない国民は「お金」に関してである。

選挙大敗の原因は「お金」にまつわる辞任が尾を引いている。また、菅代表就任の1ヵ月前までの選挙戦術にも問題はあったと思う。

世論は菅総理がやめる必要はない、といっている。このことを民主党、特に小沢派といわれる皆さんは認識して欲しい。




法を守るなというのか

2010年07月29日 | 政治
超党派の「死刑廃止を推進する議員連盟」会長を務める亀井静香国民新党代表は、民主党政権下で初の死刑が執行されたことについて「死刑をすべきではないという信念を持っていた千葉景子法相なので、考え方を変えるのなら、国民に説明しないといけない」と厳しく批判した、と報道された。他にも死刑執行に抗議や疑問を抱く意見が報道されている。

法相が法に基づいて執行の署名をし、その責の重さから立ち会われたと思う。法に基づく行為をなぜ「いけない」というのか知りたい。信条として死刑反対だから法に背いて何もしないことが正しいのであれば、亀井さん初め異議を唱えた人は「法に背いてもいい」という説明を分かりやすくして欲しい。

悪法も法という。悪は正さなければならないが、その法が生きている限り背けば罰せられるというのが法治国家ではないのか。信念や信条で法に背いていいのなら、勝手きままな世になるだろう。

国会議員であり現職の大臣が、個人的見解と断ったとはいえ「適法な職務執行に異をとなえる」のは理解できない。人の命を人が裁いてはいけないと返るだろう。人命の尊さは分かる。その尊い人命を一方的に奪ったことへの判決であることも事実だ。

死刑廃止の成案を早く提出し議論して欲しい。そのさい被害者家族の心情をどのように織り込むか注目したい。

本当の価格は

2010年07月28日 | 日記
今年もいろいろな冷菓が並んでいる。外箱などの形そのものに大きな変化は見られないが、包装や外装の色や柄は派手になっている。食べないものにはそこまで必要なの、と思う。

いくつかある妻の気に入りの冷菓のひとつについて「どうして」と思うことがある。それは価格。店によって多少の違いは納得している。しかし、かなりの開を知った。

その冷菓を近所のスーパーでは通常は1個が128円。特価になると30円引きの98円。妻はこの日を待って2、3個買う。もう一軒のスーパーも同じ値段がつく。

郊外にある大手のスーパーでは同じものが通常販売で77円。1個で50円も差がある。冷菓は水物かもしれないが、どの店も同じような冷蔵設備に並んでいる。水になることはないと考えられる。

仕入れ価格の違いだろうか、経営合理化の違いだろうか、など思いをめぐらしても仕方のないことはよく分かる。その安いスーパーへ行くには車で片道30分、通りがかりでなけれ立ち寄れない。

妻は高い冷菓をすまなそうに冷蔵庫から出してきた。本当の価格ってどうなっているのだろう。

自民党の参院体制は

2010年07月27日 | 政治
参院自民党、選挙の大勝でいきあがるかと思いきや、新しい役員が決まらず、現体制のまま国会へ臨むという。一部、若返りとする新役員の名前も報道されたが、そんな事が漏れたことも原因のひとついう。「青木」という長老の引退も原因という。ツルの一声、青木のにらみなどがなくなったからとも書いてある。

自民党にはまだ、古い体質が残っているのかと残念な気がする。民主党を攻撃するときのさも国民目線の発言はされるが、党内のうっぷんを晴らすためではと思いたくなる。

こんなとき、いつも威勢のいい発言をする若手がいる。TVはそんな議員を引っ張り出し画面の向こうで喋らす。いつもいつもそうだ。しかし、そんな若手が言うように自民党が変わったという印象はない。離党し新党を立ち上げた参議院議員にもそんな一人がいた。


だから、民主党の支持が下がっても自民党の支持が大幅に伸びないのだ。単なるガス抜きに他ならない。青木さんがいないからまとまらない、もしそんな内容の記事が本当なら、自民党何しているのか、青木さんは参院には戻ってこない、のだ。

30日からの国会、野党として単なるあげ足とりでない自民党を国民の前に示して欲しい。

ルールは親が教えろ

2010年07月26日 | 社会
スーパーの駐車場で空いているのは障害者用のスペースだけ。何台か空くのを待っている。ごく普通のこと。

そこへ、空きを待っている列の右側を赤い乗用車が通り過ぎた。駐車場を通り抜け反対側の道へ出るのかと思ったら、障害者用のスペースへ止めた。降りてきたのは元気そうな母親と小学低学年くらいの女の子の2人。小走りにスパーの店内へ消えた。

あの女の子はこれから先、社会ルールを誰に学ぶのだろうかと思うと、かわいそうになった。以前、踏切でとまることもなく通り過ぎた小学生に注意をしたら「お母さんはいつも止まらんけえ」と言い残して去った。

何か起きると地域や学校へ責任転嫁することが多すぎないか。社会ルールを教えるのは親の責任である。無理な責任転嫁には対して関係者は断固跳ね返して欲しい。

先日、こんな話をしていたら「親がいない子はどうするんだ」という茶々が入った。居合わせた高齢者が「そんなことがわからんのか」と一括し「周囲の大人に見守ってやる責任がある」と経験からの話をした。

社会性のない質の悪いTVの娯楽や芸能が一掃されないとルール無視が広がる、と社会の事を思う年配者の心配事は広がるばかりだった。


民主党議員は識見を持とう

2010年07月25日 | 政治
参院で過半数に達しなかた民主党はああでもない、こうでもない、どっちにしようか、政府も与党も、肝心の党内もまとまっていないように見える。

9月の代表選挙、開いて見なければ分からないが、マスコミは菅対小沢の対決構造でシナリオを書いている。シナリオどおりならマスコミ的には面白かろうが、国民は安定しない政権に不安を感じる。

小沢派から菅代表への対抗馬として複数の名前が出ている。取材した結果のマスコミ辞令だろうが、当人等の言質抜きでは未完のシナリオになってします。

小沢さん、現執行部へ対するなら自ら代表選へ名乗りを上げるべきで、代理擁立はよろしくない。しかし、小鳩辞任のとき、国民はそれを強く支持した。また小沢さん個人へはやめるべきという声は7割台にも達していた。

代表選へ出るなら、あるいは代理を立てるなら「金にまつわる疑問」とされるべきを話すべきだ。政倫審出席もトーンダウンしている。

民主党の議員は、小沢さんに対する国民の支持は金にクリーンにならなければ絶対に回復しないことをよく知ってほしい。はやくそのための努力をされるよう進めるべきだ。

都合悪くなると雲隠れ、古いものにもいいもはたくさんあるが、忍者的対応では憶測に憶測を重ねどうにもならなくなるのが世の常。民主党議員は国民が納得する「識見」を発揮して欲しい。

盆踊り

2010年07月24日 | 日記
夏休みになり、盆までは地域の行事が目白押し。茅の輪うをくぐる「すがぬけ」と祇園さんは終わった。子どもみこしが小さな裏通りまで練り歩いてくれた。子らの「ワッショイ」に元気を貰った。

これからは盆踊りが始まる。トップバッターは近所、午後6時、「始まるよー」と花火が上がった。猛暑のなか世話方の皆さんは汗だくで準備されていた。ご苦労様と頭が下がる。

盆踊りも子ども主体と昔からの慰霊をこめた方法とでは趣が違うのは当然だ。どちらかというと後者のほうは年配者の姿が多い。近所の子ども主体のそれは、呼称は「納涼盆踊り」となっているが、大方はTVで聞く音楽がかかっている。

盆踊りが終わると10万人近くがおとづれる花火大会、7月の半ばから続く市内の花火大会の総決算になる。花火見物は場所取りが難しい。風の向きで感嘆の度合いが変わる。こればかりは風任せ、どうにもならない。この花火大会を見に帰省する人も多い。暑くても晴れるといいが。

各地で水の事故が続く。暑いからプールに川にと涼を求める。行方不明者捜索のヘリ、今年は飛んで欲しくない。事故のないことを願う。

懐かしい「音頭」が風に乗って聞こえ始めた。見に行く人の乾いた下駄の音が雰囲気をかもし出す。

のこった

2010年07月23日 | 社会
白鳳が45連勝し今場所13戦無敗で大鵬の連勝記録に並んだ。いろいろある中で明るい記録が誕生した。千秋楽までこのまま走って欲しい。豊真将も勝って白鳳の優勝決定は明日以降になった。

一方で、本場書中にも関わらず反社会的勢力との関係で幾つもの情報が明るみに出ている、というか出てくる。いったいどうなっているのだろう。

これまでの興行のあり方から肯定はしないが関係はあっただろう、的な感覚で話す人もいる。こう話す人は何かを知っているからいえるのではないだろうか。そうならば、オープンにして欲しい。推定で大事な事を言ってもらっては混乱を招く。

のこった(残った)とは、土俵に余地があって、まだ勝負がついていない意味で、相撲で立ち上がった力士が技を掛け合っているとき、行司が発する声(広辞苑)のことだ。

力士に向って「のこった、のこった」と発するのは良いが、反社会的勢力との関係をのこった、で競うのは許されない。

相撲協会役員もかっては幕じりから出発してその地位を築いた。だから真摯に相撲に取り組む力士の気持ちは分かりすぎるほど分かっていると思う。ここで一気に膿を出し切り、次の場所ではまっ更な協会でフアンとの取り組みを見せて欲しい。

その時に国技としての相撲が「のこった」といえるのではないだろうか。


作動の有無が分からない

2010年07月22日 | 社会
JR西日本、自らの起こした事故で新幹線に大混乱を起こした。深夜の補修作業で、別々の工事を担当した作業車の追突が原因という。

原因はこれから解明されることになる。報道によると、作業車には「衝突防止装置」が設けられている。これが作動したか否か分からないという。これが第1報。

作動しなかったから追突が起きたので、作動の可否不明は突込みが足りない。作動しなかった原因は分からない、というのが筋ではないか。

JR西日本では、事故発生のとき、近接の列車へ知らせる通報装置のヒューズを抜き取った車掌が逮捕されたばかり。まさか作業車にこのような事があたっとは思いたくない。そんなことをすれば自らが事故に遭うことになる。

この事故で、失った時間が取り返せなくなった人もあろう。輸送機関社員は自分の安全が乗客のに繋がるという意識で、徹底的な教育をして欲しい。