清流を見ながら

川面に映る自然を見ながら時々に思うこと

代表が主導して

2012年05月22日 | 政治
野田・小沢会談が興石幹事長を交えて開かれるという大々的な報道。報道では悪く言えば物別れという観測が流されている。大方の国民がそう思っているだろう。一貫して消費増税反対のと貫くならそのとおりだろう。

小沢側近は、野田代表がどういう妥協案を提示するかといっている。国民から見れば、消費増税は党議決定されて。反対でも一旦決まればそれに従うべきだ。また、野田さんは代表戦で消費税増税を打ち出していた。その人を代表に選んだのである。

マニフェストにないことをやってはいけない、というなら、ガソリン税や高速道無料化などの問題はどう説明するのか。あのマニフェストを作ったときより大きく社会が変わった。それに対応するのでなければ政治は進まないだろう。

野田さんが頭を下げて会談、報道からはそんな印象に取れる。代表は必要なら党員を呼んで話せばいいはずだ。小沢さんの姿勢は世論調査では支持が低い。大方の国民の感覚にあわないのだろう。報道では解散すれば小沢さん支持の駒が大幅に減るという。なら解散は避けたいだろうことは素人でも分かる。

ECの姿は世界同時不況の引き金にならなければいいが。そんなとき、とやかく内輪もめしないで日本丸を安定航海へと引っ張って欲しい。

金環日食の雑感

2012年05月21日 | 日記
金環日食で気温が1度近く下がったという、京大研究グループの観測結果が報道されている。詳しい解析はこれからだろうが、太陽光線をさえぎれば気温の上昇が抑えられる、理屈では分かっていることだが、観測解析でより具体的になれば、気温上昇の抑制策が見出せないだろうか。

例えば、夏場の日中、大都市の上空で人工雲を漂わせ地上の気温を一定にコントロールする。農作物などへ悪影響を与えない方策など、実行する上では検討課題は多かろう。実施できれば節電効果は間違いなく現れる。もしかしたら、原発は本当に必要なくなるかもしれない、そんな空想を描く。

その金環日蝕の経済効果が百数十億円とか。わずか数分の天体ショーでこれだけの効果があるとは、自然に対しての人の力の微々たることを改めて知る。いや、夢を求めている結果かもしれない。飛行機にクルージングなど豪華な観測をされた人らの時間と金銭の裕福さを知ると、不景気などどこにあるのかと問うてみたい。

国会は熟議の様子にほど遠い。今日の自民党の委員会質問で「解散選挙をやったらここにいる人はみんな落ちる」と失笑させる場面があった。総入れ替えになれば新生日本が誕生するなら解散を応援する。その前に、自らを律することをやって欲しい。

議員定数削減、税金から得ているすべての報酬等の大幅削減を初め特権的待遇の見直しなどすぐにでもやって欲しい。議会で決めればすむ話、国民に直接の不利益は発生しない。そんなことを後回しにしないで解散すれば、国民目線は変わります。何が難しいのでしょうか。

自然の力に対して人の力の微小なことは承知のはず。それでも進めなければならないのは大震災の復興と再建への道筋だ。とにかく国民目線での熟議を望んでやまない。




まいった

2012年05月15日 | 日記
雨の日の買い物。スーパーの駐車場は当然のこと屋根つきに集中する。列を作って空きを待っていた。待っている近くの車に買い物を済ませた方が戻ってきた。それではと、順番の列から車を移動させ、駐車準備にかかった。

そのときどこからか中年の女性が走ってきてあいたスペースの前に立ち携帯を掛け始めた。私はバックで入ろうとしたが、そのおばさんが避けてくれない。大事な電話かと思い少し待ったが動く気配がない。「少しよけてくれませんか」と声を掛けた。

すると「ここは私がとっている」と返してきた。みんなが順番待ちしているのに割り込みするのかと聞くが返事なし。そのとき、1台の普通車がどうすり抜けてきたのか、おばさんの立っている所へ頭から突っ込んで止まった。携帯で呼び寄せたのだろう。

ほかの車の邪魔になるので仕方なく車を動かし最後尾に並び替えた。

あつかましい中年の女性、緊急の要件でもあるのなら一言断ってしかるべき。後方確認を怠って私がバックしたら事故、加害者になっていたところだった。降りて戦わなかった自分のふがいなさにいやな思いをしながらも、こんな態度の女性等に怪我でもさせたらいくらぼられるか分からない。そう思いなおし怒りを納めた。

それにしてもこんなマナーの悪い日本人がいることに少々あきれた雨の日だった。

事故が多すぎないか

2012年05月14日 | 社会
連日、悲惨な交通事故が報道される。今日もトラックが暴走、人身事故を伴う大きな事故が発生したようだ。事故のつど「どうして」と思ったり考えたりする。最大の原因は加害者に対する責任の取らせ方が軽い、と思う。絶対に防げない事故もあるだろう。しかし、報道の多くは過失を匂わせることが多い。

飲酒運転が断絶できない。これも加害者への責任が軽いからだと思う。「飲んだら乗るな」というスローガンを知らない運転免許所持者はいないだろう。それにより事故を起こせばより重い責任を負わせねばならないが、事故を起こさなくても2度と同じことを繰り返さないくらいの責任を負わせないといけない。

交通事故被害者や遺族の声を責任を課す場でしっかり取り入れて欲しい。無免許運転も飲酒運転と同じではなかろうか。飲酒していれば例え免許所持者でも運転をしてはいけない、させてはいけないとなっている。無免許も同じことでそれで事故を起こせば相当の責任を課すべき。未成年者以下の場合は親への責任も求めたい。

普通には事故を起こそうと思って運転する者はいない。しかし万一、加害者となった場合は正確な事故状況を伝え、爾後の事故防止に役立てることも責任の一端である。勿論、被害にあわない工夫や注意も心がけねばいけない。

よく分からない

2012年05月13日 | 企業
今朝、お隣の県の福山市でホテル火災があり、現在までに7人の方が亡くなられ3人が重軽傷という惨事となった。原因などはこれから捜査が行われる。福山駅から1キロあまりの場所で、映像で見ると住宅が密集しているように思えた。

ホテルはかなり古く、増築などで内部は複雑だった、と元従業員の声が流れた。複雑でも安全策が講じられていれば問題はないのだが、このホテルはそうではなかったようだ。報道では8つの項目について不適合があり、改善を指示されていたという。

昨年、市が行った建築基準法に基づく査察で、階段の幅や非常用の照明、排煙設備の不備などという。さらに、増築された鉄筋つくりの2階の窓の内側にベニヤ板のようなものが取り付けられていた、と消防関係者の声と一緒に、その窓が映像ではっきり映っていた。

このように問題のあるホテルが、建築時の基準に適合していればその後に不備が指摘されても「営業ができる」ことに疑問を持つ。新聞の速報では「改善しなければならない点が多くある建物だった」という市の建築指導課長の話が載っている。不備を指摘をしてもそれが改善・修正されないのであれば、査察して指摘したことに何の意味があるのか。勿論、経営者はその責任を免れることにはならないだろうが、行政のしっぱなしを問うことはないのだろうか。

原因はこれから捜査されるが、宿泊された人は数多くの設備改善の指摘が出されているホテル、と知っていたならば宿泊をすることはなかったはずだ。人命がかかっているのだ、指導改善が適正に補正されるまでは営業停止、そうすべく対応を望みたい。


政府の活断層は

2012年05月12日 | 政治
富士山の地下深く活断層がありそう、という発表があった。最近は活発な活断層報道があっても、一時期ほど驚かなくなった。特に、東日本大震災のあとはその感じが強い。測定の進歩があったかもしてないが、それにしても数が多い。

富士山直下に活断層が存在し、動けば震度7が予想されるという。万一現実になり、山が崩れたら、その影響で噴火したら、冬場で積雪のあるときだったらなどと被害の空想が広がる。今や活断層の恐怖から日本で避けるべきところはないのではと思ったりする。

いつ揺れるか分からないのは日本国土だけではない。政府与党の足元には毎日余震が起きているように感じる。報道でしか余震を知ることはできないが、与党内の反野田の震度はどのくらいのエネルギーを持っているのだろうか。地震予知と同じで難しくて推定できないのだろうか。

総理と小沢さんの会談が画策されている。幹事長のいろいろな思惑ありの報道はどれが本当なのだろうか。総理と幹事長の考えに開きがある。いや違う、自分の取材では小沢さんと幹事長の間が広がっている。幹事長は小沢派、意は通じている。

飛び交う情報に惑わされる国民は迷惑。惑わした情報を流したマスコミは検証しそれを公表して欲しい。混迷している国政を正すのは国民の力である。よくTVに出る3大新聞社の長老、総理とも会食されているが、総理の本音はどうなのか、じっくり書いて欲しいものだ。




本当に電力不足か

2012年05月11日 | 企業
今夏も節電内容の政府方針に対し反対する側の意見報道が多い。中小企業経営者の苦しみがその間に流される。昨夏のような大企業の休日振り替え操業は望みうすで、電力供給危機が起きるかも知れない。原発は怖い危険などはこれまでもいわれてきた。ただ、多くの人が、それに耳を貸さず目を向けなかったから今日の原発不信と混乱が起きている。

政府や電力業界の説明は信用できない、その一点に絞った反対論が多い。今日も「なぜ火力発電をしないのか」とこぶしを振り上げかねない女性コメンテーターがいた。遊休中のそうした設備があるのなら具体的にその発電所を指摘して説明しないと、視聴者は余力があると勘違いする。

さらに、コメンテーターは東日本大震災前までの原発に対する自分の認識や知識、これまでの言動を説明してから、原発の再稼動の賛否についての考え、節電に対する意見を述べて欲しい。原発誕生から40数年建っている。その半分位の若い出演者が新聞の見出しのような発言で原発を批判しているが、これは危うくて聞くに堪えない。

原発を再稼動しないでこのまま永久停止となっても日本経済はやっていけるのか、暑さ寒さに耐えれるのか、180度生活が転換できるのか、いや、緩やかな減原発で立て直すのか、攻撃ばかりでなく建設的な意見を出して欲しい。

政府・電力業界は不信を抱かれる資料は絶対に出さない、それを出した者はそれなりのペナルティーを課す、くらいの真剣さを持って望んで欲しい。

処分取り消しの説明を

2012年05月10日 | 政治
親戚の葬儀や何やかで遠のいている間を振り返るといろいろ大きな動きが過ぎていた。EUの経済安定化が進むかと思いきや、それに反する勢力の台頭で先行き混沌、株価は暴落。自然災害もその手を緩めず、直近では大型の竜巻が複数の地で同時に発生し、大きな被害をもたらした。富士山の直下に活断層がある、なんとも人心を不安にさせる情報だ。

連休明けから国会は消費増税や社会保障など大型の改革を含む審議が始まる。前途は多難、というのがマスコミ全体の判断。個別に持ち合わせる情報のない者には報道を見たり読んだりするしかない。正確で偏らない内容を願いたい。

国会がすっきり進まない原因の小沢問題、灰色より黒に近い一審判決の無罪は控訴となり、小沢氏は無罪確定とならなかった。国民感情としては「やっぱりそうなったか」と一方では安堵したことも正直な気持だ。党員の資格停止がとかれた。無罪確定までの処分と受け取っていたが、幹事長は万一の控訴も予測されて、その前に処分を解かれたという考えは誰でも思いつく。

国会審議を進めるために処分取り消しとなった、というが、小沢派は党員資格停止が解けたら消費税賛成に変わるなぞありえないことを皆しっている。賛成に鞍替えしたらそれこそ政治生命は終わりだろう。言質を信じられなくなるから。控訴審判決まで1年くらいの時間を要するとは司法関係者の話。

野田代表のこれに関する真意を知りたい。