京王線地下化後の調布駅周辺
とまりぎ
日経新聞によると、調布市は京王線の地下化に伴う地上の線路跡(約3.7km)の利用方針案をまとめた。
調布駅周辺には商業施設を誘致する。ほかは自転車駐輪場や公園、緑道、生活道路などを整備する。
かつて線路で遮断されていた南北方向の人の往来を増やし、地域の活性化につなげる。
誘致する商業施設の敷地面積は合計で約6000平方mになる見通し。
調布駅は南北を一体化し、中心にはイベント開催ができる広場をもうける。交通ロータリーは南北それぞれとし、2018年度に完成する予定だ。
布田駅と国領駅にも交通ロータリーと、くつろげる空間を整備する。2014~2015年度に完成の予定だ。
地下化事業は東京都、調布市、京王電鉄が協同で実施し、昨年3.7kmの区間で18ヶ所の踏切がなくなった。
調布は北の中央線吉祥寺、三鷹とバスでつながり、南の小田急線成城学園前とは千歳烏山からつながっている。今後の発展が期待できる地域だ。