シウマイ弁当
とまりぎ
電車は横浜駅に着いた。
会場のパシフィコ横浜へ入ってしまうと、弁当を買うのに苦労する。
横浜駅は崎陽軒の本拠地だから、中央口の通路に店舗がある。
それでシュウマイ弁当を買うために、横浜駅で途中下車することにした。
さすがに横浜駅だ。すでに客がいる。
さて、弁当を手に入れてしまうと、会場まで再度「みなとみらい線」のホームまで降りていくのが億劫だ。とにかくエスカレータを4本乗り継ぐほどの深さにあるからだ。
思い出したのは、バスだ。
そごうデパート側のバスステーションへ行く。
地下からA、B、Cの三つの階段で上るようになっている。
案内を見てもわからない。
横浜市営バス、京急バス、神奈中バスのほかにも長距離バスも入ってくるからだ。
結局、地下の案内係の人に聴いて、本数の極端に少ないバスを待って乗った。
遅れたが会場へはたどりついた。
夕方、バスを待ったが待ち時間が長い。
しょうがないから、野毛の街へ行って軽くのもう。
叶家へ入る。このあたりは野毛が地名だと思っていたら、横浜市中区花咲町だった。
居酒屋にしては落ちついた雰囲気だ。佐藤という麦焼酎をお湯割りにしてもらい、ブリのカマ焼きを頼む。