旨味がぎゅっと詰まったカレースープの様。かぼちゃとパプリカが鮮やかで・・・
約一ヶ月ぶりに、まんぼぉ@四街道(稲毛区)へ。
この一ヶ月の間に、まんぼぉは一気に全国に知れわたるお店になった。今年の数々のラーメン本に出始めているのだ。オープンしてまだ一年も立たないお店ではあるが、調理のキャリアも経験も十分の店主がこだわりをもって作るラーメンに、多くの人たちがひきつけられつつあるのだ。
そんなまんぼぉの魅力の一つが、毎月変わる『限定ラーメン』だ。もともとカレーやオムライスなど、洋食の専門のシェフだけあって、調理の引き出しはとても多い。基本となるラーメン以外の限定ラーメンは、そんな店主のキャリアがキラリと光るユニークな作品となっている。
今月は、温かいスープの『カレーラーメンHOT』(800円)だ。
味、ヴィジュアル共にこだわるまんぼぉのカレーラーメンは、上の写真のとおり、様々な具材を用いたユニークな仕上がりになっていた。揚げたかぼちゃ、パプリカ、ピーマン、なすが入っている。スープは、まんぼぉ自慢のスープに、挽肉たっぷりのカレーソースが加えられている。どろどろしてはおらず、さらさらとしたスープで、それほどこってりはしていない。だが、粗挽きの挽肉が程よいアクセントになっていて、薄っぺらい味にはなっていない。また、食感を楽しむために、慈姑(くわい)が入っていて、コリコリっとした食感を楽しむことができる。(最初、りんごかレンコンかと思ったけど違った・・・)
麺は、通常のものと一緒かな?! さっぱりしていて程よい辛さを感じるライトなスープにはよく合っているように思えるが、、、どうだろうか。
通常のカレーラーメンって、カレーうどんのように、カレーに麺が入っているっていう感じなのだが、ここのカレーラーメンは、あくまでもラーメンになっていて、カレー風味のラーメンと言えるほど、ラーメンっぽいラーメンになっている。また、動物系のスープとカレールーがバッティングしているラーメンが多い中、ここのカレーラーメンは、カレーとラーメンがうまく融合し合っていて、どちらが際立つでもなく、共存し合っているっていう感じがする。
スープがとにかく美味しくて、ゴクゴクと飲めちゃう。舌の肥えた連れのM氏も、さすがに感銘を受けたようで、普段はスープは飲まないのに、この日ばかりはスープを思いっきり飲み干していた。それほど、気軽に全部食べられちゃう魅力的なラーメンに仕上がっていた。
まんぼぉの知名度も徐々に広まりつつあるようで、お客さんも随時いるような状態になってきた。千葉のラーメンを愛する僕としては、本当に頑張ってほしいと思う。特に四街道付近は、あまりラーメン文化が浸透していないので、四街道周辺のトップランナーとして走りぬいていってもらいたいなあと思っている。特に普段ラーメンを食べない女性諸君には食べてもらいたいなぁ~、と。
らあめん工房まんぼぉ
千葉市稲毛区小深町3-1
043-424-3239
月曜日OFF
~21時半
駐車場有
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