桜が咲く頃までには

家族と歩む、ちょっと病気の主婦の日記です

教えていただいたこと

2017-06-26 22:34:45 | 日記
小林麻央さんが亡くなられ、お葬式が執り行われたとのニュースを読みました。

私は癌ではありませんが、小さな子どもを家族に持つ患者という意味で勝手に時々ブログを拝見しては、勇気をもらっていました。


私の入院中、比較的短い入院でも、娘は精神的にかなりおかしくなっていました。
帰宅後、心身共に疲弊したのか、人生初の高熱とさらに別の風邪を連続して引き続けました。人にとって、そして小さな子どもにとって、心というものがいかに大事かを痛感させられる出来事でした。
そんな娘を、食らいつくように看病し、あっさり感染して倒れながら看病し、そうしているうちに娘の心を置き去りにした瞬間もあったと反省しています。娘にとって良き母親というには、なかなか。及第点レベルです。

それでも、それでも母の存在は違うと思います。
周囲はそれをわかっていても、改めて実感せざるを得なかったそうです。
そして誰よりも、その娘の私に対する愛が、私を勇気づけ、闘病を頑張らせると思います。


そんな母と子どもの絆。
お子さんを残していかれる麻央さんの気持ちはいかばかりかと思いますし、何より遺されたお子さんの気持ちも、旦那さんのお父さんの気持ちはまた途方にくれるという言葉では済まされない凄みがあると思います。

お金の有る無し、周囲の手助けの有無など、関係なく、どうしたらいいのか。。わからない。
主人も私を喪うことを覚悟したことがあるそうなので、心が詰まる思いでニュースを拝見しているようです。

私たちには気持ちを察することすらできません。
ただただ、大変な状況だということしかわかりません。


世の中にはお母さんを亡くされたお子さんもたくさんいらして、もちろん幸せに暮らしてる方もいらっしゃる訳ですが、その努力はまた特筆すべきものがあるのだと改めて痛感しました。

どんな白い目で見られようとも、どんな情けない姿をさらそうとも、錯乱しそうになっても、生きていくことがつらくても、頑張らなくてはいけないのだと、それが生きる道を与えられた者の使命なのだと、教えられました。
ありがとうございました。

長い闘病生活、本当にお疲れ様でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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