先日のこと。
毎日とはいかないまでも、2~3日に1回くらいは必ず投稿をする掲示板があり、
もちろん毎日覗いてはいるのだが、たまたまネタが無くて1週間程書き込まない日が続いた。
すると1週間目くらいに、オレが「消息を絶った」という書き込みがあった。
さすがに「人を拉致されたみたいに言うな!」とレスしたのだが
なに、オレのことばかりではない。
いつも拝見しているブログやホームページなどでも、ピタリと更新が止まることがある。
これが1週間以上ともなると、ちょっと心配になってくる。
「もしかしたら何か事件が?」とか「身体を壊して入院か?」などなど…
というわけで長らくのご無沙汰です。
すでに10日も前のバーベキューの事を書くのも気が引けるのだが…
なにしろ、このバーベキューの翌日から、更新する気力さえなくなるほど
鬼のような忙しさだったんである。
社内の有志を募り、バーベキューの予定を立て
「文化フライ」の大量買い込みや、家庭では使うことなどあり得ないような
12~3人前用の巨大パエリア鍋まで用意したのに
週間予報の雨マークを見るたびに憂鬱になっていた。
早いうちに対策を練ろうと、雨の場合のことも色々考えたのだが
出した結論は「雨天決行」
この気合いの入った結論に恐れを成した「ヘタレ」どもが
続々と参加を辞退す、参加者は当初の半分に減るという
一番怖れていた事態に陥った。
しかしながら、日頃の行いか、土曜日の夜半に雨は上がり
晴天とまではいかないものの、取り合えず雨の心配はなくなった。
途中でパエリアの材料などを買い込んで、お昼頃に現地に集合すると、
やはり雨の影響で足元がよくない。
先に到着していた者達は、すでにビールを開け、早速呑んでいる。
よーするにこの連中は呑めりゃいいのである。
食料調達係が買い込んできた、肉類。
炭で火の具合が良くなってくると、どんどん網の上に乗せていく。
会社のスキーで一緒になった、義母の会社のEさんのところのワンコ。
ボーダーコリーのモモ
金四郎の3~4倍はあろうかという大型犬だが、このワンコが実に人懐こい。
以前も一緒にスキーに連れてきたので、我々のこともちゃんと憶えていて
しきりにじゃれついてくる。
ぬかるんだ地べたをモロともせずに、ゴロゴロと転げ回り
ドロだらけの体で飛びついてくるのには些か閉口したが
とにかくいつもヘラヘラ笑ったような顔で、メーワクだが実に可愛らしい。
モモとの再会を喜んでいると、金四郎は金四郎で
通りがかりの女の子に「可愛い~~」などと頭を撫でられて
タダでさえ長い鼻を更に伸ばして、うじゃじゃけてやがる。
たまに通りかかる犬には、鬼のような顔をしてギャンギャンと吠えるクセに
人間様の前では滅法大人しい。
さて、せっかく仕入れた文化フライも参加人数の減少で
やや拍子抜けの感があったが、早速串に縫いつけて揚げようかと思ったら…
幹事のデザイナー君が持参したツーバーナーの調子が悪く
家庭用のカセットコンロで揚げるハメになってしまった。
もちろんソースの「二度ヅケお断り」である。
「コレはなんだか懐かしい味だなぁ」
文化フライを知らない人々に振る舞うと、なかなかの好評であった。
どんどん揚げるぞ~と意気込んでいたが、まさかのガス切れで
仕方なく近所のコンビニへと車を飛ばし、ボンベを買ってくる間に
みんな大方喰い終わってしまって、写真を撮るヒマを逸してしまった。
もう一つのメインは、ニョウボの作る「パエリア」
如何せん、火力不足で、やや芯の残った仕上がりになったが
味はなかなかのもので、この頃になると雲の間から照りはじめた陽差しの効果もあり
概ね好評であった。
電話営業の「セクシーマダム」Fさんが作ってきてくれた手作りのケーキ二種。
のんびりとした日曜の午後を満喫していると
テントの支柱に繋がれて、肉のおこぼれを貰っていた金四郎が、突然興奮状態になった。
近くを通った、ラブラドールに異常なまでの敵意を剥き出して
オレの静止を振り切るように、テントの支柱をトッぱずして猛ダッシュ。
一直線にラブラドール目掛けて疾走し、あろうことか大喧嘩を始めてしまった。
オレはぬかるんだ地べたでドロドロになりながら、追いかけて
ようやく金四郎と、相手のラブラドールを引き離した。
先方のご主人に平謝りに謝り、なんとか事なきを得たが…
金四郎!!!
しばらく隔離だ貴様は!!!!!!!
夕方
片づけをし始め、参加者が減ったり、天候に恵まれないながらも
楽しみにしていたバーベキューは、無事に終了。
車の運転のため、酒を呑めなかったのは残念だが
文化フライもパエリアも、なかなかの好評で胸をなで下ろした。
しかし金四郎は次回から留守番だ!!!!
※文化フライの後日談。
この日の2~3日前。突然、仕事場に文化フライの「長谷川のおじさん」がお見えになった。
会社の行事ということで、文化フライ注文の際に領収書をお願いしたのだが
当日、お忘れになったご様子であった。
会社の~とは言ったものの、正式に買った数より多い「おまけ」を頂いたこともあって
あえて、その日はその事に触れずにいた。
おじさんはその事を思い出されたご様子で
「領収書を、と仰っていたのを思い出しまして」と
わざわざ一枚の領収書を届けてくれたのである。
先日もそうだが、おじさんのお気持ちを思うと、またまた大恐縮であった。
「いや、池袋まで用事があったし、年寄りはバスがタダだから」
と笑っておられたが、それでもここまで来て下さるとは…
長谷川のおじさん。
文化フライ、好評でした。
ありがとうございました。またお願いします。