無明長夜もかくばかり…

食のこと、家族のこと、ペットのことや日々の雑感… 
手探りをしながら、書き綴っていきたいと思います。

猫の塔

2010-09-14 | 犬猫


さてさて

地デジ化に伴い
お気に入りの寝場所が無くなってしまったリタなわけだが
薄くなったテレビの上にジャンプし
買ったばかりのテレビを倒して壊されちゃたまらないので
予て懸案の「猫タワー」を買うことになった。

リタ・お気に入りの居場所は3つ。
テレビの上、食器棚の上と
テレビを踏み台にした、書棚の上。



このように、テレビをステップとして
書棚のてっぺんに飛び乗るわけだ。
もちろん、同様にテレビの上に飛び降りてくる。
猫とはいえ、4kgもある生き物が飛び降りるわけだから
厚型のテレビだって、さすがに落ちてきやしないけど
やっぱり「グラリ」と揺れるわけで。
同じ事を薄型のテレビでやられちゃたまらない。

で、本日
その「猫タワー」がとどいた。
さっそく組み立てて設置してみる。
いきなり自分から飛び乗るほどの度胸はない。
家族以外の人間が入ってくるだけで、押し入れに隠れるほどの恐がりだ。

まずは、人の手で乗っけてやる。



高いところへの恐怖感はないだろうが
やはり、最初はちょっと怖がっているようだ。






怖がってはいるが、降りてこようとはしない。
狭くて不安定だが、居心地は悪くないのかも知れない。



あぁ…でもやっぱり、そこがお好きなのね…

いずれは新しいテレビ台を買う予定だから
今の位置は暫定的な場所。
壁にくっついてない分、ちょっと安定感が悪いのだろうね。



こうして、体をグデッと伸ばすのが好きだから
せまいステップは、まだまだ慣れるには時間がかかりそう。



でも、ここはお気に入りみたいね。

もうちょっとの辛抱だから。




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アナログ一家に地デジが来た

2010-09-12 | 雑感


携帯、パソコン、iPod…

ま、どれもなきゃ困るけど
なくなっても、取りあえずは生きていける。
どれも、オレが子どもの頃はなかった。

しかし、だ。

テレビ…これはなくなってしまうと困る。
正真正銘のテレビっ子…中毒と言っていいかも知れない。

地デジ化が叫ばれても、ただただ我慢してきた。

分厚いアナログテレビ…
この一年ほどは、目に見えて色具合が悪くなり
ここ数ヶ月は、スイッチを入れて画面が出るまで2~3分かかる有様だ。
オレ以外の3人は、テレビにコレといった執着はない。
みんなパソコンがあればいいらしい。
インターネットはもちろん、DVDも観られるし、ゲームだってできる。
スカイプとやらで、テレビ電話みたいな事だって出来る。
確かにヤツら、パソコンがあれば何もいらないかも知れない。

だが、オレは違うのだ。

晩メシを喰いながら
喰い終わってお茶を飲みながら

そして、家族が寝静まったあとの至福の時間。

テレビが無くなってしまったら、どうしていいかわからない。

「今度の日曜、テレビ買いに行くよ」

アナログ放送の終わるギリギリまで買わないと
頑なに言っていたニョウボ殿から、このセリフが出た。
少々酒の入ったときだったので、話半分で聞いていた。

家のカレンダーに、ニョウボの字で書かれた
「テレビかう日」の文字。

おぉ…ホントだったのか…

先週の日曜日。
池袋はヤマダ電機へと、家族揃って出かけた。

「おい、オレが言うと文句言うから
お前らから言ってくれ、ブルー・レイも買おう、って」

HDD付きのデッキも、ここのところ調子が悪い。
これだって、すでに5~6年は使っているはずだ。
ニョウボがシャワーを浴びている時、子どもらに吹き込んだ。

で、まぁめでたく、ブルー・レイとセットで買ったわけで。
で、それが届くのが今日なわけで。



掃除をして、テレビ様のお迎え準備は万端だ。

ずいぶんとお世話になった。
年式を見ると「2000年」とある。
もう10年も使っていたのだなぁ…
よく頑張ってくれました。

午後3時を回った頃だったか
やってきましたよ。



もうね、感動モノですわ。

まぁ、アナログとデジタルの画像はここまで違うか!?と思うほど。

まだデータの残っているDVDデッキは
再生のためだけに残しておいたのだが
過去に録った映像…もちろんアナログを見てみると
まぁ、その画面の荒いこと…



早速、『WALL・E』を観てみましたが
まぁ、その画面のきれいなことといったら…

で、さらにカンドーテキなのは、やっぱり画面のデカサ。
今までのテレビは、27型だったのだが
天地・左右が切れて、実質20型くらいの画面だろう。
しかも、右上には、常に「アナログ」の文字。
最近は「地デジ」を催促するかのようなテロップが出てるしね。

なんかもう、50になったオッさんが
子どもみたいにはしゃいじゃってますわ。
またこれで夜が長くなりそう…

ただ、この地デジ化で、一人悔しがっているのがコイツ…



分厚いテレビの上が、お気に入りだったリタ…
しかも、コイツは、このテレビを踏み台にし
横の書棚の上に登るのが好きだったからねぇ…
設置されたテレビを見上げ、居場所が無くなったことを悟ったのか
この日の夜は、押し入れの中でふてくされておりました。

もう少し待っててね、リタちゃん。
もうすぐ「猫タワー」が届くはずだから…



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タダしいノンベを目指して

2010-09-03 | 


最近は酒ばっかり呑んでる。
そして、タダしいノンベとなるべく
こんな本ばっかり読んでるわけで。

ただし、基本は家呑みの一人呑み。
通勤が原付なので、当然仕事帰りにイッパイというわけにはいかない。
しかも、金四郎の散歩が控えているため
晩メシ時も、酒はグッと我慢だ。

真夏日が続く。
喉をカラカラにして帰宅する。
最近は、ニョウボのほうが忙しく、帰宅も遅い。
夕げの支度は、娘と一緒に作ることが多い。
まずは、ノンアルコールビールをグビグビと空ける。
人心地ついて晩メシを喰い
お茶を飲みながら一休みする。
10時半をまわる頃、金四郎を連れて夜の散歩だ。
11時過ぎ、風呂に入り、家族が寝静まった頃に
静かなリビングで一人酒盛りが始まる。

こりゃ痩せるわけねーですわ。

先日、友人とホッピー通りに出かけた。
その中の一人、正真正銘のノンベ・Hさんがいる。
「もう一軒行こう!」と連れて行かれたのが
西新宿にある『思い出横丁』
またの名を“しょんべん横丁”と言うそうな。



狭い路地には何店もの店がひしめき合ってる。



戦後の闇市が、そのまま残っているかのような風情である。



所々にトイレのマークがある。


この日は、終電の時間も迫っていたので
イッパイだけやって横丁を後にしたが
ノンベの師匠・Hさんの話でも聞きながら
遠くなった昭和の空気に包まれて…


オレの酒呑みバイブル、なぎら健壱の『夕べもココにいた!』や
雑誌『酒とつまみ』なんかを読みながら
ひとりガード下ででも呑んでいる気分で
今夜もニワカノンベから、タダしいノンベを目指す…






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