ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

パラジウム インレー

2009-01-24 07:44:34 | 歯を補うもの
 虫歯を削り取った後は、そのままにできませんので人工的にそこを補うこと
が必要になります。その一つが鋳造修復(ちゅぞうしゅうふく)と言われるも
のですが、削った歯の型を採り、それに石こうを流しできた模型上で蝋(ワッ
クスです)を流し、そしてそれを埋没材に流し込み鋳型を作って、金属を溶か
して流し込んでつくっていくのです。
 患者さんは「銀歯」とか「詰めもの」という表現が多いですね。

 
 
 
 こちらは保険適応の詰め物で一般的にインレーといいます。
金銀パラジウム合金・銀合金のことをいい、割合が12%金・40%銀・20%パラジウム
の他、銅・亜鉛などを合わせた合金の詰め物です。

 長所は保険適応で、経済的なこと。 
 
 金属パラジウムは歯より硬いため、年月が経つと歯は減っても金属は減ら
ないので隙間ができることがあり、そこから虫歯になることがあります。
 
 こだわらなければ日常的にはよく使われる材料です。

 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。


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