サナダ虫 ~解体中~

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「ソロモンの犬」【小説】

2014年05月04日 | 批評 「読」 
「ソロモンの犬」(著:道尾秀介)を読んだ。


さっきまで元気だった陽介が目の前で死んだ。

愛犬はなぜ暴走したのか?


感想。

①“おたく”って個人的に凄く嫌だ。

②間宮未知夫・・。

③目が悪いのに、青と紫を識別出来るなんて凄いね。(犬)


犬の生態を絡ませた事件は小さく、真犯人も「お前かよ!」な人で、盛り上がりに欠けるが、

大学生の日常を描いた青春小説と思えば悪くない・・のか??

事件をメインに考えたい私には、主人公はあのまま口封じで殺されて欲しかったんだけどな~。
死んでしまった衝撃は本当に大きかった。予想を裏切られ、嬉しくもあったのに・・。
一応伏線はあるとはいえ、フェアじゃねー。夢オチは何でもありになっちゃうから駄目だー。


★★★☆☆


本作の前に読んだ「片眼の猿」では、伏線を盛り込み過ぎでイチャモンをつけたが、

本作は本作でフェアじゃないとイチャモンをつけることに・・。


ミチオの宿命。(笑)


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