サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

「ラブリーボーン」【映画】

2010年02月18日 | 批評 「観」 
ピーター・ジャクソン監督作品、マーク・ウォールバーグ主演の、

映画 「ラブリーボーン」を観た。


私は14歳で殺された―。

これは、私が天国に行ってからのお話。


感想。

①帽子、可愛いよ。

②2年も経ったのか!(あんまり判らない)

③キスってそんなに大事か。(いーけど)


見所。

①死後の世界。

②犬のポスター。(恐)

③家宅捜索!


観終わった直後の感想は、綺麗な映像に誤魔化された感じというか、

予想外な展開の連続で悉く裏切られ、どこも中途半端に感じたというか、

例えベタであっても、家族愛版「ゴースト」の方が良かったのでは??と思ったけれど、

後からじわじわと来るモノがあった、深くて哀しい作品。


要は、犯人逮捕!遺体発見!事件解決!が、必ずしも「ハッピーエンド」ではないということ。
家族や恋人たちにとっては、もう愛する人は二度と戻って来ないということ。
復讐は悲しみが増えるだけで、意味がないということ。
殺されるのは悲しくて悔しいことだけど、その事実を受け入れなくてはならない、ということ・・??

ツライな。



死後の世界は物凄くファンタジックに描かれていたけれど、現実世界は妙にリアル。

★★★☆☆


それでも、ミステリ好きな人間にとっては、

やっぱりきちんと解決する方が、作品としては好き。


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