サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

「7つの贈り物」【映画】

2009年03月24日 | 批評 「観」 
ガブリエレ・ムッチーノ監督作品、ウィル・スミス主演の、

映画 「7つの贈り物」を観た。


あなたなら、受け取れますか?


感想。

①7日もかかったのかよ!神のくせに!!

②風呂場のカーテン、引き千切るのは別に構わないけど、手紙が隠れるよ。

③・・えーっと、7つ??(何処までを入れていいのか、誰か教えて・・)


見所。(聞き所)

①馬犬。

②クラゲ。

③ハミング。


主人公の意味不明な言動と行動に、前半はとにかく退屈。

眠たくなったのは、観た時間帯(朝イチ)の所為だけではないはず。

そりゃ段々と繋がって来て、最後にはその全貌を知ることが出来る訳だけど、

う~ん・・。

★★★☆☆


自分が招いた事故で7人の命を奪ってしまった贖罪として、
他の困っている7人を助けていく・・という話。

自分の心臓までもをあげてしまう程の思いは解らなくもないけどさ、
遺族には何かしてあげたのカナ??

それに、人助けをするならするで、もっとどんどん助けていけばいーじゃん。
何も人数を絞ることはないし、少なくとも、提供する臓器のことだけでなく、
わざわざ嫌がらせなどをして、移植される人間の性格まで調べあげることはないと思う・・。

じゃあ何か??
いいヤツでなかったなら、「助ける値ナシ!」と切り捨てるつもりだったのか??

まぁ、その気持ちだって解らなくもないけどさ、
仮にも7人殺しておいて、自分で自分を責めてもいるというのに、
そんな人様の善し悪し付けられる程の身分ではないことくらい、解っているはずだが・・。

ドナー登録をしておけば、死後の臓器は無駄なく必要な人間へと渡っていくものだし、
その命尽きるまで、もっと世界や他人に貢献していく人生でも良かったのでは。
それか、「この人に決めた!」という、その人でなけらばならない何かを描いていった方が、
シックリきたような気がする。


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