
あたしが予備校に通っていた頃、いかにも東北大に通ってますよ!!東北大ですよお!と言う姉ちゃんを「イカとん姉ちゃん」と呼んでいたが、その呼び名は普遍であるらしい・・・・。
2浪の末に念願の京都大学に入学した安倍明。陰陽道の匂いがぷんぷんする名前だ。夢を果たしたはいいが、今はすっかり葵祭りの五月病。何をしたらいいのか、さっぱりわからない。
そんなときに、帰国子女で少々浮世離れしている高村と、怪しげな新歓コンパに誘われる。どんな活動するのかもさっぱりわからず、酒だけいただいて、とんずらしようと思っていたところに、一人の女性が登場。完璧な鼻筋をもつ早良京子。
鼻フェチの安倍は、すっかりその気に。わけのわからない怪しげなこの青竜会に、身を投じることにした。
このサークルは、なんと!!1000年の歴史を持つホルモー!!!って、わけわかんないし。

いや、これはわけをわかろうとしたり、いったいこれの意味は??などと考えてはいけないのだ!(って勝手に断定してます)なので、ストーリーに言及はしません。
見所はやんちゃな役がおおい、石田卓也君が、見事なイカ京兄ちゃんぶり。最高に嫌味な役が似合ってるぅ。すでに名人芸の域に達している風情の山田孝之に、なりきりぶりがうますぎる栗山千秋は、絶妙です。
って、何の話か、さっぱりわかりませんよね。簡単に言うと、いにしえの都、京の河原で繰り広げられる団体のポケモンバトル・・(ちがうかああ!)。自分たちは痛くもかゆくもないのですが、式神(?)みたいな鬼同士が団体で戦います。それぞれの個人に百匹の鬼がいるのですが、そいつらがまた異形のものなんですわ。
そいつらを動かすため(ポケモンマスターになるため)には、神様から認められて、独特の言葉を使い、わけわかんない動きで戦うのですよ。「ゲロンチョリーー!!」って。
何をふざけた映画だア!!とまじめに怒る方は、まず見ないと思われます。全編、ふざけっぱなしでス。でも、本気でふざけてる。本気でアホやってる。その本気がいい。脱力系の濱田君の、とぼけた味がいいですが、あの信長はいいわああ。信長に見えたもん。

これ見る前に「ホルモー六景」と言う本を読んでいたのですが、なんだかさっぱりわからずに、意味不明で、とんと読み進まない・・・。イメージが上手くわかなかったのですが、映画は見事にその変な世界のイメージを描いておりました。

でも、意味わかんないのも道理で、はじめに「鴨川ホルモー」を読むべきだったのですね。順番を間違えてしまった。
日本人が、日本で一番行った事のある場所に違いない京都、なんとなくですが、建物や寺院が出てきても、「あ!清水寺だ」とか「八坂神社かな」とか、わかるのがうれしいです。
ぴったりすぎて言葉もない荒川良々率いる軍団が踊りだしたときには、唖然・・・・。とことんふざけてますが、おふざけを許容できる方は、どうぞ。
◎◎◎
『鴨川ホルモー』
監督 本木克英
出演 山田孝之 栗山千明 濱田岳 石田卓也 芦名星 斉藤祥太 斉藤慶太 渡部豪太 藤間宇宙 梅林亮太 和田正人 オジンオズボーン 佐藤めぐみ 甲本雅裕 笑福亭鶴光 荒川良々 石橋蓮司
2浪の末に念願の京都大学に入学した安倍明。陰陽道の匂いがぷんぷんする名前だ。夢を果たしたはいいが、今はすっかり葵祭りの五月病。何をしたらいいのか、さっぱりわからない。
そんなときに、帰国子女で少々浮世離れしている高村と、怪しげな新歓コンパに誘われる。どんな活動するのかもさっぱりわからず、酒だけいただいて、とんずらしようと思っていたところに、一人の女性が登場。完璧な鼻筋をもつ早良京子。
鼻フェチの安倍は、すっかりその気に。わけのわからない怪しげなこの青竜会に、身を投じることにした。
このサークルは、なんと!!1000年の歴史を持つホルモー!!!って、わけわかんないし。

いや、これはわけをわかろうとしたり、いったいこれの意味は??などと考えてはいけないのだ!(って勝手に断定してます)なので、ストーリーに言及はしません。
見所はやんちゃな役がおおい、石田卓也君が、見事なイカ京兄ちゃんぶり。最高に嫌味な役が似合ってるぅ。すでに名人芸の域に達している風情の山田孝之に、なりきりぶりがうますぎる栗山千秋は、絶妙です。
って、何の話か、さっぱりわかりませんよね。簡単に言うと、いにしえの都、京の河原で繰り広げられる団体のポケモンバトル・・(ちがうかああ!)。自分たちは痛くもかゆくもないのですが、式神(?)みたいな鬼同士が団体で戦います。それぞれの個人に百匹の鬼がいるのですが、そいつらがまた異形のものなんですわ。
そいつらを動かすため(ポケモンマスターになるため)には、神様から認められて、独特の言葉を使い、わけわかんない動きで戦うのですよ。「ゲロンチョリーー!!」って。
何をふざけた映画だア!!とまじめに怒る方は、まず見ないと思われます。全編、ふざけっぱなしでス。でも、本気でふざけてる。本気でアホやってる。その本気がいい。脱力系の濱田君の、とぼけた味がいいですが、あの信長はいいわああ。信長に見えたもん。

これ見る前に「ホルモー六景」と言う本を読んでいたのですが、なんだかさっぱりわからずに、意味不明で、とんと読み進まない・・・。イメージが上手くわかなかったのですが、映画は見事にその変な世界のイメージを描いておりました。

でも、意味わかんないのも道理で、はじめに「鴨川ホルモー」を読むべきだったのですね。順番を間違えてしまった。
日本人が、日本で一番行った事のある場所に違いない京都、なんとなくですが、建物や寺院が出てきても、「あ!清水寺だ」とか「八坂神社かな」とか、わかるのがうれしいです。
ぴったりすぎて言葉もない荒川良々率いる軍団が踊りだしたときには、唖然・・・・。とことんふざけてますが、おふざけを許容できる方は、どうぞ。
◎◎◎
『鴨川ホルモー』
監督 本木克英
出演 山田孝之 栗山千明 濱田岳 石田卓也 芦名星 斉藤祥太 斉藤慶太 渡部豪太 藤間宇宙 梅林亮太 和田正人 オジンオズボーン 佐藤めぐみ 甲本雅裕 笑福亭鶴光 荒川良々 石橋蓮司
京都は学生の街でもあり、人口の10パーセントが学生さんと言われています。関西系のノリたっぷりの作品ですね。
来週あたりの空いていそうな時間を狙いたいと思います。
「迷宮映画館」ボクのブログにリンクさせていただきます。
ヨロシクお願いします。
住んでらっしゃるんですから、感慨(?)もひとしおかと思います。
でも、妙な話・・・という感はぬぐえませんです。
大学の中の雰囲気なんか、よーく出てましたが、あの空間だけは、まだ20世紀、昭和・・・・という匂いがしました。
BMの件、恐縮です。ありがとうございます。
コメント・TBありがとうございます。
>>あの信長はいいわああ。信長に見えたもん。
あのシーンがいちばんツボでした。
特に首にまいたシャンプーハットが最高でした。
シャンプーハットにある意味感動しました。
京都人の端くれにとって、この映画は
とても面白かったですね。
こういう“脱力バカ系映画”も、大好き
ですので…(^^;。
なんか京都のお知り合いが多いわ。
やっぱ地元民ならではの楽しさがあると思います。
そこを堪能できなかったのが、ちょいと悔しいのですが、まあまあ楽しませていただきました。
私もシャンプーハットは目に留まりました。
同室?の2人も黙って見守っている感じが良かったです。
あの寮は本物らしいですね。
でまた似合うんだわ、これが。
京都は、学生の街らしいですから、あんな感じなんでしょうね。
楽しみました。
「イカとん姉ちゃん」という呼び名もあるんですかー。
どんな感じなのかな?
濱田くんの信長風チョンマゲは妙に似合ってましたよね。
Tシャツには「天下布武」の文字が入っていたんですねー。
確かに「GOEMON」に通じます(笑)。
どっかにないですかね。
「イカとん姉ちゃん」は、今は生息していないのではないかと思いますが、髪はざんばら、眼鏡をかけて、おしゃれにもさっぱり気を使わない。本を小脇にかかえて、脇目もふらずに歩く・・・そんな感じだったでしょうか。遠い目。