桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

青が好き。でも私の色は赤

2021-09-25 23:26:00 | カラーセラピー
買い物に行ったら、青いチョコレートを見つけました。
「不二家 LOOK(ルック) 青い宝石」(マスカット味)

いつもならチェックするだけで買わないのですが、青がバタフライピーで着色されたものだったので、買っちゃいました。
チョコは紫掛かった青で、酸味のあるマスカットの味と香り。

とても美しい青色のバタフライピーのお茶も以前よく飲んでました。

私がやっているカラーセラピーでは、私のライフパスの色は赤です。

経験上、私が本来の自分に近づけば近づくほど、赤い色を取り入れたくなります。
でも、今はまだ青から紫にかけてを好む傾向があります。

もう少し自分を癒し、エネルギーを蓄えられたら、赤い色を欲するようになるかもしれません。

無意識に好む色で、自分の心身の状態や人生の岐路がわかったりします。



泣いてはいけない。いや、泣きたい。

2021-09-25 00:45:00 | 癒し
最近また、csで『夏目友人帳』を放映してくれてます。
もちろん毎回観てます。

このアニメの良さは、人や妖(あやかし)の優しい繋がりが描かれているところで、結構泣いてしまうお話が多いのです。
家で一人で観ている時は、遠慮なく泣いて、鼻水ズルズルになります。

ところが誰かが居ると、泣きたいのをつい我慢してしまいます。
昔から、人前で涙を流すことに抵抗があります。
とても恥ずかしいのです。

泣き顔がミットモナイ(だろう)という気持ちがあるからなんですが。

最近、なぜそういう私になってしまったのだろう?と、過去を振り返ってみたのです。

私はかなり小さい頃からの記憶があり、たぶん2歳辺りからのことを覚えています。
母は私が泣くことをとても嫌がり、泣くなと厳しく叱られました。
「見苦しいから泣くな!」と。
おまけに、幼い私が抱きつくのも邪険に払い除ける人でした。

私は親とスキンシップを取った記憶がほぼありません。
それが原因かどうかは分かりませんが、人に触れたり触れられたりが苦手なまま生きてきました。

1960年代当時は当たり前だったのでしょうが、中々厳しい躾をされました。

三つ子の魂と言いますが、まさにそれですね。

原因に気が付いてはいるが、なかなかそれを変えられないのが悩みです。

映画でも小説でもアニメでも何でも、こういうトラウマ的な抑圧をほぐしてくれるものに出会えるとホッとします。

感情を押し殺さずに生きられるのって、すごく解放感があるんだろうな。
私は冷たいという印象があるみたいで、自己開示をするのがどうにも恥ずかしくて堪らないだけなんですが、不本意ながらそう見られてもしょうがないかなと。

今夜も一人で夏目を観て涙と鼻水でズルズルになりながら、少しずつ自分を赦して行こうと思ったのでした。

玉響(たまゆら)の時

2021-09-19 19:45:00 | ジュエリーメイキング
およそ3ヶ月を掛けて制作したシルバー作品の玉響(たまゆら)

偶然なのか予定調和だったのか、その期間のトシヤの家での状態といったらもう・・・。

以前にも書いてますが、猗窩座(あかざ)みたいな痣がつくような掴みかかりを、ほぼ毎日。

6月には右手中指を噛まれて、全治2週間余。

二の腕の傷がやっと治りかけるかと思うと、追い打ち。

まあまあ、ほぼ毎日傷だらけでしたが、とにかく今は自粛してくれと、通所先が通わせてくれない日が2年も続いており、家の中に二人切りの状態が続くという悪環境が、さらに追い打ちをかけていました。

そんな中、狭いけれど私の仕事部屋に籠って作業する、ほんの僅かな時間だけが私の癒しの時間でした。

美しいものを作りたいという気持ちだけが支えでした。
毎日、怪我だけでなく細々とした世話や家事、息子がらみの外出などが洪水のようで、ほんとうに僅かな時間を紡ぎ合わせるしかありません。

作品が出来上がるころ、作品のタイトルを決めなければ・・・と思い巡らせたとき、玉響(たまゆら)という言葉が浮かびました。

たまゆら(玉響)は、勾玉同士が触れ合ってたてる微かな音のこと。転じて、「ほんのしばらくの間」「一瞬」(瞬間)、あるいは「かすか」を意味する古語

ほんの一瞬だけど、幸せな瞬間が私を正気に保ちました。

思えば、息子も私が自分の方を見ていないという不安感が強かったのかもしれないです。

しかし、私はもう何かに挑戦するのに躊躇っている時間など無いのです。
申し訳ないけど、息子にだけ私の100%のエネルギーを注ぐことは出来ない。

ただ、今になって思えば、こういう状況だったからこそ、創作することが強力な癒しの力を秘めていることを実感出来たのです。

作品が完成して評価されたというのは、とても嬉しく有り難いことですが、これからの私の進む道のヒントが得られたことは、とても大きかったと思います。

人生万事塞翁が馬、ですか。

創作プロセス*玉響(たまゆら)

2021-09-19 16:38:38 | ジュエリーメイキング
今回のシルバー作品の創作プロセスをざっと紹介します。

ちなみに作品名は玉響(たまゆら)です。

最近のマイブームが「透かし模様」だったことで、見た目軽やかなネックレスを考えました。

透かし模様の銀の球を作るために、おが屑粘土で3段階の大きさの球を作り、その上にシリンジ(注射器)に入った銀粘土を絞り出して模様を描きます。
画像左が、おが屑粘土の球。右2個が粘土を貼り付けたもの。
焼いた後の変形を防ぐために、緻密に粘土を置きます。
球は全部で7個制作。
これにかなりの時間を使いました。


透かし球を繋ぐパーツもシリンジで作り、組み立てをチェック。
銀粘土は焼くと20%ほど収縮するので、それを見越した大きさでデザインします。

乾燥体のパーツをそれぞれ電気炉で焼成します。
透かしのパーツは、中の粘土が燃え尽きることが前提ですので、黒煙が大量に発生します。
お天気が良く、風がある程度ある日を狙って、屋外で一気に焼きました。


焼成後のパーツは磁気研磨機で磨いた後に、ロウ付けして組み立てています。
純銀同士のロウ付けは酸化膜は殆ど出ませんが、若干黒く汚れますので、ピックリングコンパウンドをバケツに入れて酸洗いという工程を踏みます。

8割がたのパーツが出来た時点で、物理的に美しいネックレスになるかどうかを検討しますが、この段階で作り直したパーツもあります。
下の画像は完成品とは違っています。
このあたりがすごく悩むのです。



透かしパーツは7個作りましたが、作っていくうちに綺麗な模様を作るコツが判ってくるので、最後に作った一番大きなパーツが一番気に入っています。

制作工程だけを並べると、サクッと作っているように見えますが、あの手強い息子の面倒を見ながらという状態が、今までになくキツかった。

ただ、途中で引き返せないという退路を断ったコンテスト参加だったことで、正気を保てたのだと思っています。

これについても、振り返りをしてみたいと思っています。



Student award 受賞しました

2021-09-15 19:48:00 | ジュエリーメイキング
願いは叶い、やっと修羅の日々にひと息ついています。

先日応募したシルバー作品が、International SilverAccessories
Contest2021にて、学生賞を頂くことが出来ました。
ありがとうございます。

ん?学生?
はい、私は宝飾学校に在学する者として参加させてもらってます😊
この年ですが、まだまだ学び足りないのです。
命懸けで制作したので、素直にありがたいです。

環境は辛いものでしたが、制作している瞬間はとてもとても幸せな時間でした。


書類に添付する写真しか手元に無いので、また後日プロが撮影されたものをご覧に入れますね。

取り急ぎご報告しました。

また制作にまつわる話も少ししたいと思っております。

陰性だ!

2021-09-15 13:09:00 | 自閉症のtoshiya
今月の山場を越えました

神奈川県も緊急事態宣言が延長となりました。
15日からの息子の短期入所(ショートステイ)も、「出来れば自粛して貰いたい」という電話が二日前にありました。
実は、先々週のショートも取り止めになっており、私としては出来ればお願いしたい!という意思を伝えてみました。

息子はワクチン2回接種も済んでおり、体調は良好です。
施設側は、建物に入る前に抗原検査をして陰性であれば受け入れますとの返事。
もちろん有料です。
わが家としては、それでも受け入れて貰いたいのですが、検査は唾液を採取して15分ほど待つやり方だという。
ところが、息子は唾液という概念がよく分からないので、かなり難しいのは予想がつきます。

では、自前で唾液以外の検体で出来るキットを探すぜ〜❗️

で、見つけたのが、鼻から綿棒で鼻の粘膜のタンパク質を採取するやつです。


Amazonのプライム配送だから翌日には届くので、施設にも了解を取り、一か八かやってみることにしました。

施設の駐車場に着くと同時に、私が息子の鼻に綿棒をクリクリと入れ、夫が検査薬に検体を入れ、びっくりして暴れかけた息子には用意したお茶を飲ませ、結果判明まで待ちました。
10分もしないうちに、陰性ラインにマークがつきました。

あーよかったあ😮‍💨😮‍💨😮‍💨

すぐに施設に電話を入れて建物に入る許可が出ました。

ほんとに、昨日から万が一のことを考えて気が重かった。

これから半年ぐらいは、こういう手順でOKだった人しか受け入れてくれないようです。

コストは掛かるけれど、一度経験したことは大丈夫な息子なので、やっと気持ちが楽になりました。

どなたかのご参考になれば良いのですが。


花は癒し 疑問にお答えします

2021-09-11 17:41:54 | 自閉症のtoshiya
昨日の記事で自分の思いだけで周囲にネガティブな意識を流してしまって、とても申し訳なかったと思っています。

ごめんなさい。

このところの涼しさからか、鉢植えの夏花、フクシアとイチゴがまた綺麗な花を咲かせていました。

嬉しくて、これだけでも元気が出ます。

皆様の心配や反応を見て、私がいつも暴力に甘んじてばかりいるようだと受け取っておられる方は多いのかなと思い、少し詳しくご説明します。

障がいを持つ人たちへのサポートというのも、この10年で大きく進歩しており、昔に比べると本人や家族も本当に楽に社会生活を送れるようになって、感謝するばかりです。
私どもも、息子をあらゆる方面でサポートして下さる組織や事業所にチームを組んで頂き、定期的なモニタリングや訪問も行われています。
問題が起きた時などは、親を含めてのカンファレンスも行って頂き、違う組織の担当者同士が事柄をシェアして解決策を考える流れもあります。

自宅での私への暴力(他害といいます)の問題は、ここ最近頻繁になってきたことですが、あいにくのコロナ禍の状況で身動きが取りづらいというのが大きな障壁になっているのです。

緊急避難的に短期入所させたくても受け入れが難しいと言われたり、通所を自粛してほしいという事業所もあります。
事業所によって考え方が違うので、何とも言えないのですが、これはもう相手が目に見えないものですので致し方ないと諦めています。

大雑把に言うと、息子への取るべき対策はすべて取っているけど、現状が許さないということです。

なぜ入院させないのか?というご意見もありますが、これも主治医にも勿論相談済みですが、自閉症の人の治療は入院で解決することはないということです。

息子も24時間ずっと荒れているかというと、そこまでではないというのが正しい見方かもしれませんが、私個人ではもっと分離した時間が必要であるのは本当です。

取りも直さず、このパンデミックが暗い影を落としているのです。

辛い時間はまだ続きますが、私自身ももっと学びが必要なのでしょう。



私が生きてる意味はあるのか

2021-09-10 18:04:00 | 自閉症のtoshiya
あまりに辛いから、横になってスマホで書いてます。
一昨日、息子に激しく殴られて全身が痛いです。
息子が私の脇を通る時にゴミ箱を倒した際、「いいよ、そのままで」と言った瞬間に背後から殴り掛かかられ、頭と肩を負傷しました。
腕にも防御したアザが出来ましたが、そのせいか全身に痛みが出ています。

私には容赦がない。
でも、夫は私の恐怖を共感することが難しいようです。
悪気はなく特性だから仕方ないですが、私は何のために居るのか分からなくなりました。

ただ家族のご飯を作り洗濯して掃除しているだけ。
やはり奴隷なのですかね。

休みたい。
少しでもいいから。



この絶望感からいつ立ち直れるのか

2021-09-01 22:41:00 | 日々のこと
今は詳しくはネット上には書けないけど、途方もない絶望感、失望感で一杯だ。
親しい友人や従姉妹には、少しは伝えてあるけど、傍目には私の苦悩は全くわからないに違いない。
ある意味ホラーだ。

こんなことを考えているのが知れたら…

密室だから誰にもわからない。
でも、きっと私だけじゃないのかも。