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よつ葉乳業 乳牛のふん尿から製造した液化バイオメタンを工場燃料に

2024-05-13 07:35:45 | スマートグリッド、新エネルギー、水インフラ
北海道のよつ葉乳業は、乳牛ふん尿から製造した液化バイオメタン(LBM)を北海道音更町の十勝主管工場の燃料とする取り組みを始めた。LBMの商業利用は全国初。LBMは、産業ガス大手のエア・ウォーターが提供する。大樹町酪農家がふん尿を発酵させてバイオガスを生成し、帯広市にあるエア・ウォーターのプラント工場でメタンとCO2分離。その後メタンガスを-160℃まで冷却して液化したもの。よつ葉乳業の十勝主管工場では牛乳、バター、生クリーム、チーズなどを製造している。その工場燃料として使用する。現在は1%未満の燃料比率。課題はコスト。LBMの価格は現在LNGの10倍程度。当面はLNGにLBMを4%ほど混ぜる形で使用する。
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