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洞窟観音 (高崎市)

2022-08-24 11:39:28 | 群馬県おでかけスポット

 洞窟観音は今から約130年前の大正8年から 呉服商・山田徳蔵によって50年かけて作られたものです
 400mの人工洞窟に 徳蔵と同じの地元の石彫の名工「楽山」が彫った石彫観音像が39体 


 呉服商として莫大な財を成した山田徳蔵は 高崎観光振興のためと
 私財を莫大に使って完成させた『観光参拝場』です

どうして観音様なのか・・ 
それは山田徳蔵が幼少の頃から頻繁にお寺に出入りしていたからとのこと


洞窟内に潜入します ワクワクしますね


「洞窟についての説明 」です クリックすると大きな写真が出てきます                                  
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高崎観音山エリアには「高崎白衣大観音」がありますが
 洞窟観音もほぼ同時期に建設が進められたそうです
「あちら(白衣観音)が空に行くならば俺は地を掘り進む」と当時の徳蔵が語っていたそうです
 

 「白衣大観音」は高崎市上げての一大事業 「洞窟観音」は山田徳蔵の個人事業 
当時 地元をはじめ一族郎党までが 徳蔵を「変人」扱いしていたそう


 洞窟観音一周が 札所巡りと同じご利益があるようにとの思いが込められているそう


このように それぞれの観音様に解説がついています


中が暗いとはいえ 写真がピンボケですみません・・


長さ400mの洞窟は・・ 



 戦時中は高崎市民の防空壕となるよう
坑内に貯水池や井戸・物資庫や発電室などが作られたそう


 洞窟内それぞれの空間には 観音像のほか 
深山幽谷をイメージし 枯山水の庭園様式で 滝や渓流がつくられています


チョット雰囲気が・・


小さいお子さま連れは


注意が必要かも知れませんね



「聖観音ついての説明 」です クリックすると大きな写真が出てきます                                  
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ここに入ったら 奈落の底に落ちたりして・・




もう少しで出口です


「 本当は800m 掘りたかった !?」
  ということはまだ未完成  クリックすると大きな写真が出てきます                                  
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はい 洞窟から出てきました~


徳明園に行く順路が示されています
駐車場は徳明園と洞窟観音ともに同じ場所です


この洞窟「奉納処」とあります


 洞窟観音建設時の作業員の控室だったところとか 
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中央に囲炉裏があったそうで 壁や天井に当時ついたススが今でも残っています


「南無観世音菩薩」が奉られていました


 山田徳蔵の商人ならではの 遊び心のたっぷり詰まった日本庭園と洞窟観音
 徳明園・山徳記念館とセットでまわりたいですね

次回は 「 アイリスの丘ダリア園 (群馬県安中市)」 をUPします


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