彩遊紀フォトログ

おすすめおでかけスポットと風景写真&美味しいラーメン店の紹介

善光寺 (信州善光寺)

2018-01-27 19:54:51 | 長野県おでかけスポット

 善光寺は江戸時代に「一生に一度は善光寺詣り」と言われたほど有名なお寺で
  今でも日本全国から数多くの参拝者が訪れる 信州を代表する観光名所です


 「善光寺周辺の案内図」です クリックすると大きな写真が出てきます
 出てきた写真をもう一度クリックすると 更に大きな写真が出てきます 



「善光寺参道の入口」です
 善光寺はどこの宗派にも属さない“無宗派”のお寺だそうです 
つまり誰でもお参りできるお寺ということです これは善光寺が約1400年も前に創建され
まだ仏教の宗派ができる前に開山されたお寺だからとか



 「善光寺参道の説明」です クリックすると大きな写真が出てきます
 出てきた写真をもう一度クリックすると 更に大きな写真が出てきます 



さて 善光寺参道をすすみましょう



仁王門の手前までの参道には 沢山の宿坊が軒を連ねています



宿坊への宿泊もいちど経験してみたいところです



 「善光寺境内の案内図」です クリックすると大きな写真が出てきます
 出てきた写真をもう一度クリックすると 更に大きな写真が出てきます 



「大本願 」です 仁王門に向かって西側にあります
大本願は善光寺の山内浄土宗の本坊で 大勧進とともに善光寺を管理しているところです
大本願の住職は 伊勢の慶光院・熱田神宮誓願寺住職とともに
「日本三大上人」と称せられており 善光寺の住職を兼ねているそう
(この写真は参道を振り返って仁王門から撮っています)



「仁王門」です 善光寺の参拝者を迎える最初の門
 仁王門は 宝暦2年(1752)に建立されましたが たびたび火災で焼失し
  現在のものは大正7年(1918)に再建されたものです
   高さは13.6m 間口13m 奥行き7mのけやき造りとのことです



仁王門には 迫力ある仁王像が善光寺の参拝者を迎え入れます



仁王門の裏側をみています



「石畳」です 
境内入り口から三門下までの約400mに 石畳が敷き詰められ 7777枚あるといわれています



「仲見世通り」です 
 きれいに並んだ石畳の両側に 多くのお土産物屋などが並んでいます
 (この写真は参道を振り返って 仁王門方向をみています)



土産物屋が立ち並ぶ仲見世通りをこえ グッと落ち着いた雰囲気になりました



「大勧進」です 山門に向かって西側にあります 
大勧進は善光寺の山内天台宗の本坊で 大本願とともに善光寺を管理しているところです
大勧進の住職は貫主と呼ばれており 善光寺の住職を兼ねているそう



「六地蔵と濡れ仏」です 
六地蔵の「六」は仏教の六道(地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天)を表わし
  六つの地蔵菩薩は 人を迷いや苦しみから救ってくださるといわれています
    六地蔵の左隣には濡れ仏と呼ばれる大仏(延命地蔵)があります



「六地蔵の説明です」です



「山門」 江戸時代中期に建てられた高さ約20mもある山門 
 桁行き約20m 梁行き約8m 高さ約18mの入母屋造りの大楼門です
   門の中央上部には「善光寺」と書かれた額文字が掲げられていますが
     文字の中に 5羽の鳩と牛が一頭隠されているそうです



山門の内部2階に上がることができます(有料大人500円)
長押の上には四国八十八カ所霊場の分身仏が安置されており
お遍路をしたのと同じだけのご利益が授かれるといわれています



「山門の説明です」です



山門の建物内部には文殊菩薩像や 四天王像が安置されていますが・・
残念ですが外の景色だけになります



「山門からの眺め」 参道はもとより善光寺平を一望することができます



山門から右側の風景です



山門から右側の風景 大勧進がみえています



「授与品所」です 
 お守りなどの販売や 祈願の申し込み・ご朱印の受付をしています



「本堂」 
 善光寺のご本尊を安置し 国宝に指定されています
 度重なる火災のため 現在の本堂は宝永4年(1707)に完成したのもです



 縦長でT字型の形をしている本堂は
 半鐘や鉦を打つ鐘木に似ていることから鐘木造りと呼ばれています





大香炉のお焼香で身を浄めてから本堂の中へ入ります



 善光寺の御本尊は「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」
 欽明天皇13(552)年の仏教伝来とともに百済から海を渡ってきたとされ
日本で最も古い仏像と伝えられています



本堂の入口です



 御本尊は絶対秘仏のため 善光寺の住職もその姿を見ることはできないのだとか
 7年に一度の御開帳で公開されるのは前立本尊といって ご本尊を模鋳したもの



「びんずる尊者」 本堂に入ってすぐの場所に祀られています
 体の悪いところと同じところをなでると治るといわれています



「内陣」の参詣がおすすめです 有料(大人500円)
 広さは152畳もあります 明治の中期まで大勢の参拝者が本堂(内陣)に
お籠もり(宿泊)するのが善光寺詣りの基本だったからだそうです



内陣でぜひ体験したいのが 「お戒壇巡り」です
ご本尊が安置されている瑠璃壇の床下の 真っ暗な回廊を手探りで歩き
右側の壁に設置されている「極楽浄土への錠前」に触れると極楽往生が約束されるとか
戻ってくると新たに“生まれ変わる”ことができるなどといわれています
長さは45mほどとのことですが 手探りで歩くため想像以上に長く感じられました



「鐘楼です」 毎日10~16時までの毎正時に時を知らせる鐘楼の鐘
 環境省の「日本の音風景100選」に選ばれており
  1998年に行われた長野冬季オリンピックの開会式で
    善光寺梵鐘が 世界平和の願いを込めて全世界に向けて響き渡りました



「経蔵」です 残念ながら保修工事中・・
八角の輪蔵がありその中には仏教経典を網羅した「一切経」が収められていますそうです
輪蔵に付属している腕木を回すことで 一切経を全て読んだのと同じ功徳が得られるのだそう



「日本忠霊殿・善光寺資料館」 
  正式には善光寺日本忠霊殿というそうです
 戊辰戦争から太平洋戦争に至る戦没者を祀っています
善光寺資料館には善光寺信仰を物語る絵馬のほか 多数の宝物が展示されています



「善光寺日本忠霊殿」の説明です



「仏足跡(仏足石)」です  
 お釈迦様の足跡を石に刻んだもので 
 古代インドで仏像が造られる前から礼拝の対象とされていたそうです



「聖徳太子碑です」 
善光寺と聖徳太子はとてもご縁があるのだそうです



聖徳太子碑の説明です



「歴代回向柱納所」です
回向柱は7年に一度開かれる御開帳期間中に大香炉の前に建てられ
触れると前立本尊に触れるのと同じご利益を得られるといわれています
御開帳終了後には経蔵の裏手へ移動され 長い年月を経て土に還っていきます



回向柱の説明です



 本堂って 本当に大きな建物で 写真に納まりきらず少しづつ後ずさり・・



本堂の側面や裏側はあまり人が見に来ません



善光寺本堂から第1駐車場への裏参道()です



「迷子郵便供養塔」です
 ご想像どおり 配達不能な迷子郵便(年間180万通もあるそう)を供養しています



迷子郵便供養塔の説明です



 次回の御開帳開催予定は2021年春 2020年に東京オリンピックもあるので
  外国の方でとても賑いそうですね~

  次回は 「 志賀草津高原ルート(日本国道最高地点) 」 をUPします