サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

こちらは異常気象です

2017-06-16 16:00:42 | 日記
愛だけがあなた方をより近く神のもとへと連れて行く唯一の特質です。
愛よりも偉大なものはありません。
それは神の属性です。
愛は神です。
愛の中に生きなさい。
この高貴な性質を培うならば、あなたは人間と呼ばれるに値します。
この神の愛はすべての人に、いいえ、すべての生き物の中に循環している血液のようなものです。
もし、私たちがこの普遍なる愛を培うならば、すべての人間だけでなく生きとし生けるすべてのものを愛することができるのです。
愛は神です。神は愛です。
ですから、愛を込めてすべての人を心の中に受け入れなさい。
誰に対しても怒りや嫌悪感を見せてはなりません。28/8/04

ポニョ:こちらはもう夏ですが、そっちはどうですか?

ヨシオ:今年の冬は異常気象で、全然雨が降らないんや。毎日快晴の天気が続いていて種まきを終えた農家の人たちが雨が降らないので困っているんや。このまま続くと今年の西オーストラリア州の小麦は全滅やろな。

ポニョ:ヘェ〜そうなんや。それは大変やぜよ。うどんの値段が上がってしまうズラ。

ヨシオ:うどんの値段が上がるから大変なんか?上がってもしれているやろ。こちらは農家の人の生活がかかっているんや。俺が住んでいる町は農家の人で成り立っているから、凶作の年は町の商店が店じまいしてしまうんや。農家の人たちが買い物に来ないと経済的に大打撃やから。

ポニョ:あんたの町は五千人ぐらいしか人口がいないからな。でも毎日快晴ってええやないの。あんたは小麦を作っていないから干ばつでも関係ないやないの。アクアポニックスは雨の量なんて関係ないから。

ヨシオ:でも人ごとじゃないんやで。友達に農家の人たちがたくさんいるから。確かに、アクアポニックスの野菜の育ち具合は雨量に影響されないからええけどな。よく冬野菜が育っているな。ポニョのおかげや。育ち過ぎて食べきれないから、残った野菜を全て魚にやっているんや。めちゃ喜んで食べているで。特にレタスやセロリなんか。すぐに無くなるんや。

ポニョ:魚に野菜をやるってもったいないな。

ヨシオ:もちろん友達にもあげているけどな。化学肥料や殺虫剤などを使っていないので喜ばれるな。地面から離れた台の上で育てているから害虫もつかないしな。野菜を買わなくても良いし家計が助かっているので嫁さんも喜んでいるんや。

ポニョ:それは良かった。

ヨシオ:昨日、ビーチに行けば人が泳いでいたり、散歩をしている人たちがたくさんいたので驚いたな。昨日は昼間の気温は二十六度もあったんやで。ビーチを歩いたら汗が出て来たな。完全に異常気象や。

ポニョ:真冬に二十六度って過ごしやすいやないの。南国気分やね。

ヨシオ:農家の人の気持ちを思うと心が重くなるけどな。ビーチに行った帰りに嫁さんが夕食の材料を買いに行きたいと言ったので近くのショッピングセンターに寄ったんや。すると目の間に車に大きな黒人とその奥さん、そして三人の子供たちがショッピンバッグを持って歩いていたんや。俺はあの黒人は背が高いなと思って見ていたら俺の昔のバスケをしていた時の友達やったんや。それで大きな声で「マイケル!」と呼んだら振り返ってくれて俺の方を向いて手を振ったので、俺も歩いて挨拶をしに行ったんや。マイケル夫妻のことは彼らが結婚した時から知っていて、新婚旅行でニュージーランドから帰って来た時に、通りを二人で歩いていたら地元の白人に「こんな黒人にニュージーランドの女がなびくから、この国はどんどん悪くなってしまったんや」と言われてショックやったと言って憤慨してたな。でも新婚旅行でマイケルが自分の横に寝て寝息を静かにかいているのを見ていると、こんなに優しくて素晴らしい人に出会えて嬉しいという気持ちが湧いて来て幸せだったと言ってたな。マイケルは敬虔なクリスチャンやけれど、奥さんは霊的なことに興味があるんや。奥さんは手相とか人相に興味があって、俺にどういう霊的な力が働いて、霊体が肉体に影響を与える事が出来るのかなどの難しい質問をしてくるんや。面白い奥さんやろ。マイケルはステーキしかたべないので、以前このブログで紹介したアンナラクシュミ ベジタリアンレストランに招待した事があって、そこでマイケルは初めてベジタリアンカレーを食べたんや。二メートル十センチで百三十キロもある大きな身体なのに、半分も食べれきれなかったな。なかなか人の食生活を変えるのは難しいよな。そして俺が驚いた事は、もう長い間会っていないのに黒人って皮膚が全然老化しないんやな。顔形は以前と全く一緒やった。奥さんも三人の子持ちと思えないほど若々しくて、この夫婦は一体どうなっているんかなと不思議な気持ちで見てたんや。奥さんはビルマの少数民族とスコットランド人のハーフで一見白人に見えるんや。マイケルが大きく育った三人の子供たちを一人ひとり紹介してくれたんや。末っ子はリンカーンという名前だったので、「お前は将来大統領になるんか」と冗談を言ったんや。そして、「リンカーンって歴史上最高の人類の一人で、全ての人類の鑑なんやで。」と言うと、とても嬉しそうな顔をしていたな。昔、俺がまだ日本にいた頃、一緒にバスケの練習に参加していた松下電気のバスケのチームに、マイケルを送った事があるんや。その頃、松下電気のバスケのチームは日本一のチームでダントツに強かったんやで。しばらくマイケルと昔のバスケ談義に花を咲かせた後、俺は「あんたらを二十年前に結婚した頃から知っているけれど、全然、年を取らないな。なんでやねん?」と聞くと、マイケルは奥さんと笑いながら「毎日神さんに感謝しながら、子供達と一日中笑って暮らしているからかな。そして僕たちは感じている喜びを、笑顔や言葉や態度を通じて、少しでも周りの人たちに広めて行こうとしているからかもしれない」と言ったんや。マイケルが言った通り、奥さんや三人の子供たちも、とても良い笑顔をしてたな。マイケルは別れる時に、「僕たちを駐車場で見かけ、わざわざ声をかけて挨拶に来てくれてありがとう。久々に君に会えて本当に嬉しかった」と言ってくれたんや。めちゃ謙虚で礼儀正しい人なんや。

ポニョ:なかなかそういう謙虚な人って見かけないよな。

ヨシオ:俺は久々に出会った昔の友人が幸せそうに暮らしているのを知って、とても嬉しい気持ちになって家路に着いたんや。彼らと知り合ってしばらくしてからお袋が認知症になり、介護で忙しくて彼らともご無沙汰してたから。マイケルと奥さんとハグをして、彼らの霊体を俺の中に取り込んだせいかもしれないけれど、その日の夜に見た夢は、マイケルの奥さんが大好きな中華料理屋にみんなで行った夢を見てしまったな。

ポニョ:あんたはすぐに人の霊体に影響されるんやな。

ヨシオ:彼らはもちろん菜食主義者じゃないので、夢の中のレストランで彼らがいろんな魚や肉類を注文して食べていたので、それを横で見ていて気分が悪くなってしまったんや。もう人と会っても握手をしたり、ハグをしたりしてそういう人の霊体を自分の中に取り込みたくないなと新ためて思ってしまったな。いくら友達でも、あまりベジタリアンではない人と接触したくないな。その人のいろんな想念が入ってくるから苦しくなるんや。

ポニョ:あんたがそれだけピュアな生活をしているって事やぜよ。マイケルのような素晴らしい人と接触してもそんな風になるんやから。

ヨシオ:マイケルと握手やハグをしても「まぁ、行ける」と思ったんやけどな。

ポニョ:それってダジャレですか?サイカレッジの学生さんたちも、本当にピュアな生活をしてるもんな。綺麗な澄んだ目をしている学生が多いぜよ。

ヨシオ:サイババさんが「私はカレッジを卒業してくる学生たちが純粋なハートを持ったまま卒業してくる事を意志した」と言われたからな。サイババさんが意志すればそのようになるんや。この世界は神の神聖な想念で出来ているから。

ポニョ:しかも、その神さんご自身がそのカレッジの総長さんやもんな。間違いが起こるわけがないぜよ。

ヨシオ:サイババさんは千人の母の愛より大きな愛で学生たちの面倒を見ておられるんや。アッサムというアシュラムから遠く離れたヒマラヤの麓の貧しい村からやって来た学生は、少しでも家族の負担にならないように、夕食を全部食べずに少し残し、翌朝、朝食と昼食の間にそれを食べるようにしていたんや。そうすれば二食分のお金を節約する事が出来るやろ。ある日、その学生をサイババさんが呼ばれたんや。そして御自分の部屋に連れて行かれて、その学生に「私は私のカレッジに通っているたった一人の学生にでさえ、お腹を空かせてひもじい思いをさせたくないのです。朝食と昼食をしっかり食べなさい。」と言って、奥の部屋から五百ルピー札の束を手にいっぱい掴んで持って来られて、その学生に手渡されたんや。その時、その学生は自分を心から思って心配して下さっている、サイババさんの深くて暖かい母のような愛に触れて胸がいっぱいになり、言葉が出ないくらい感激して、涙をこらえながらその大金を受け取ったんや。

神は愛の化身です。神は、神の愛によって全人類を守護しています。
皆さんに愛がありさえすれば、それで十分です。
そうすれば、皆さん全員が一つに結ばれるでしょう。
言葉や行動によってお互いの間に距離を作るべきではありません。
すべての人を愛によって自分の近くに引き寄せなさい。
そうすれば、あなた方は皆、神のそばにいられるようになるでしょう。
あなたが愛を込めて他の人を見るなら、神も愛を込めてあなたを見ます。どんな状況に置かれたとしても、決して怒りや嫉妬、偽善や虚栄を示してはなりません。
他の人に怒りや憎しみをもって接してはなりません。
あなたの愛を感じることによって、他の人々の中の愛も増大します。
あなたが他の人に愛をもって接すれば、その人もあなたに愛を示すでしょう。
これに対して、もし怒りを示すなら、その人もあなたに怒った態度をとるでしょう。27/1/07



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