最寄りのバス停の、すぐ横にある大衆食堂。とても安いからか美味しいからか、昼食どき、とても混んでいる。
バス停に行くときはどこかへ出かける時なので、あえてこの食堂に寄ることはなかった。体調が悪くて遠出はしたくないけれど、料理もしたくないことがあって、思いついたのがこの店。以来ときどき利用している。
そんなあるとき、一人の女性客が突然怒りだし、お皿をひっくり返して罵声を吐いていた。他の客たちはたちは、もくもくと食事を続ける。自分はなんとなく居心地が悪く、注文前だったこともあって、食べずに店を後にした。そんなこともありました。
少し前に、店をセットバックして駐輪スペースができた。それがよかったのか、ますます繁盛している様子。学生、トラックの運転手、タクシーの運転手、近所のおじさん・おばさん、客層が幅広い。ガッツリしたものから野菜の煮物までおかずの種類も幅広く、以前よりご飯がずいぶんおいしくなったように感じる。早めの時間に行くと、生野菜が卓上に置かれている。
混み合っているとき、自分で盛り付けている客がいる。そんな親戚のお家に来たかのような緩さと、繁盛店ならではの活気。自分にとっては、文字通りのローカル食堂。おいしかった、また来ますと、ベトナム語で伝えられたらと思う。
