大衆食堂④カンランあり

店頭の大きめの陳列台には数々のおかずが並ぶ。迷う。テーブルには麵類や蒸しもののメニューもあり、ジュース類も豊富。

間口が広くて明るい。奥にもスペースがあって、店員が忙しそうに行き来する。

注文した炒めものは、魚貝類、牛肉、野菜、パイナップルなど、数多くの食材がバランスよくまとまっていた。薄めの味つけだからこそ、素材の味が生きているといった感じ。

スープがなかったので、声をかけて持ってきてもらった。温度が低めの店が多いけれど、こちらでは、熱々でうれしい。

再び。麺もバインクオンもあるけれど、おかず、とくに野菜のものが食べたいと思い、シンプルな青菜炒めを。もう一つ選んだ魚料理は、色が濃いけれど味は見た目ほどではない。野菜炒めがあっさりしていたので、一緒に口に運ぶとちょうどよい。

バインクオンの注文が入ったらしく、店員が手際よく盛りつけていく。バインクオンの店では、昼食時、少し遅くなると売り切れてしまっていることがあるけれど、ここなら大丈夫。

メニューが豊富でおしぼりもあって、女性の一人客も多い食堂です。

大衆食堂③病院側の店

毎日のように乗っているバスルート上の大衆食堂。大病院の側にあって、いつも混んでいる。


ぐつぐつ煮えているCa Kho To（魚の土鍋煮）、煙を上げながら焼かれているCom Tam Suon（炭火焼き豚のせごはん）が人気のようだけれど、その日のおすすめらしい、漬物と豚肉の炒め物を。見た目どおりのご飯の進む味つけだった。

薄いペパーミント色の壁に囲まれた店内には、テーブルが規則正しく並べられているけれど、決して清潔な店ではない。それでも、店員さんたちのてきぱきとした動きや掛け声、回転の速さなど、リズムがよいところがいいなあと思う。

別の日。さすがの人気のメニュー。

別の日。

ごはんに添えられる野菜が、キュウリでなければよいのだけれど。もっと早く行けば他のものなのかもしれません。

Mi Quang ダナンの名物麺①

先のGWのホイアン・フエ旅行で通過するだけだったダナン。それでもMi Quang ミークアンだけは食べてきました。フエ行きの列車を待つ間、Foodyで検索した駅近くの店に寄った。


活気のある店内は満席で、少し待って席へ。ミークアンは一度、味見程度に食べたことがあって、そのときの感想は、進んで食べることはないかなというものだった。ダナンでの一杯は、予想以上。

旅行のあと、フエ料理のコムヘン、ホイアン風のコムガーを食べたりして、次はミークアンをと。


いつもと同じように、通りかかって気になった店へ。土曜日の13時ごろ、忙しい時間は過ぎたようで、お客さんはありながら、のんびりしていた。

メニューはシンプル、大中小と麺やおせんべいなどの追加のものが。中と小を注文。テーブル上の調味料や薬味（写真忘れました）を見ていると、すぐに到着。


中と小では麺の量のほか、肉の種類が異なっていた。写真は小。麺の色が、ダナンでは乳白色だったけれど、ここではうすいあずき色で、星のようなつぶつぶも見える。しっとりしていて、かつ歯ごたえも十分。そして香ばしい。（日本の田舎蕎麦を想う。）表面がざらざらで、スープや具をしっかり連れてくるような。

豚脂身を揚げたもの、ピーナッツ、あさつきなどがのせられ、そして器の底の方に、ミークアンらしく少なめのスープ。上下を返して、新鮮なハーブ類を加えて混ぜる。途中でおせんべいを砕いたり、卓上の薬味で変化をつけたり。食べることに集中して、あっという間になくなってしまった。

ミークアン。食べ比べてみたい料理が増えました。

HACHIKO COFFEE ホーチミンのドッグカフェ

カフェHeritage Coffee and clothsで触れ合って（撫でただけだけど）から、また犬を見たくなり、行ってきました、いぬカフェ。

店に近づくと1階がガラス張りで、外から丸見えだった。上が大型犬、下が小型犬だと、他のお客さんが教えてくれた。パグが見たかったけれど、人が多かったので、まず2階へ。

7〜8匹の大きめの犬、5匹前後の中型犬、小型犬も5匹前後いた。犬種はわからないけれど、バラエティ豊か。


2階にもパグが2匹。両方とも人気者で常に誰かが抱いていた。まるで動くぬいぐるみ、チャウチャウのような犬がいて、小さいのに、自分よりずっと大きな犬に飛びかかっていく。それを機に、ほとんどの犬が相手を見つけて、激しいじゃれあい合戦が始まった。興奮した犬たちの小の匂いが充満。スタッフがモップで拭き取る。疲れたのか、寝入ってしまう犬も。


隙をみて、ようやくパグを自分の膝の上に。次はぬいぐるみみたいなチャウチャウ。そのあと、ほかの犬にも触りたいと思っても、寄ってきてくれない。どんな犬とでも仲良くなれると自負していた同行者も、かなりへこんでいた。ホーチミンの犬にはモテないのかと。

とあるカップルが入ってきた。犬たちがジャンプしながら二人についてゆく。尋常ではない喜びよう、その光景に、店全体の視線が集中。常連さんなんですかと聞くと、よく来ているとのこと。自分たちは何回来たら、あのVIP歓迎を受けられるのか⁈

下の小型犬部屋へ。少し大きめの犬も数匹。とにかく元気でじっとしていない。抱き上げることはもちろん、触ることもできなかったけれど、見ているだけでも十分。休日だったためかとても混んでいたので、平日に行ってみたいと思った。

Goi Ga 鶏肉のサラダ

Goi Vitはよく食べるけれど、Gaはまだ
だったと思い、昼食時に。


サラダとお粥を注文。メニューに一人分のものがあると、頼みやすくて助かります。

奥の方に、会社員らしき人たちのグループがいくつかあった。真っ先に運ばれたお粥のあとを、持ち帰りも多いなと思いながら待つ。


やっとサラダ到着。見た目はあひるの場合とほぼ同じ。ハーブは少なめ。甘酸っぱいドレッシングがたっぷりかかっているので、卓上の唐辛子、ライムなどで調節しながら。

やはり骨と皮ばかりの鶏肉、でも味は濃い。健康な鶏なんだろうな、Ga Ta 地鶏と書いてあったしと思いながら、意外にもお粥のおいしさに気づく。

人手が足りていないように思った。小学生の男の子が、お母さん（らしき人）に怒鳴られながらも、テキパキと働く姿が印象的だった。