サイゴン雑記

ホーチミン滞在の記録。食べたもの中心です。

レタントンのビアホイ

2016-05-26 23:44:53 | 食事 その他



ホーチミンに来る前から、行ってみたいと思っていたビアホイ。

席につくと、おしぼりと茹でピーナッツを運んでくる店員さんに、ビアホイ?と聞かれる。たいてい、サイゴンを注文します。

飲み始めると、店員さんが、何かいらないかと、日本語のガイドブックの料理のページをめくりながら見せる。ここはしっかりと、いらないと身ぶりで伝える。



しばらくすると、今度はおつまみ売りの女性たちが猛烈にアピールしてくる。鶉のたまごかマンゴースライス、またはソーセージ盛合せか。それくらいなら食べられる、という時にはお願いします。

夕食前の中途半端な時間に寄ることが多いため、茹でピーナッツだけのこともあるし、ビールも瓶なら一人2、3本、ビアホイなら二人で大1本くらいしか飲めないので、長居はできない。

他のテーブルでは、空き瓶がどんどん増えていく。酔ったおじさんたちの話し声は、喧嘩しているのかと思うくらいに大きい。その横で、平然と飲んでいるおじいさんがいる。

店の女性たちは、ただ座っているようにみえて、きちんと客に気を配っている。

東京の昔ながらの居酒屋についても思うこと。いつまでも、このままで続いてほしい。

すっかり出来上がったおじいさんに、「さようなら。また明日」と日本語で声をかけられることもある。「また来週に」と応えて店を出た。





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