006エリックからのメッセージ

ラヂオアクティヴィティ［Ra.］ 第一部ブロック・バスター 一.大海原で語ろう 006エリックからのメッセージ 後ろで、リーダーが見ていた。 「君は若いね……。 子供たちといっしょに楽しめばいいと、 エリックからじきじきのメッセージがあったぞ。 この後のページに書いてあるぞ！ そうその会長の写真をクリックして……。 君の真摯さは、会長も買っている。 でも、子どもたちのせっかくの夏休みでもある。あまり堅くなるな！」 勉の肩をたたいた。トーンを落として話を続ける。 「でも、このテーマじゃ、俺だって、堅くなるかもしれないなー。ところで、どうしてヒロシマ・ナガサキに興味を持ったのか、教えてくれよ」 「それは、修学旅行に行って、かわいい女の子を発見したからだよ」 「そうなのかー。その調子で行けよ！」 「はい……」 勉は笑ってしまった。 そして、また新たなページへ行くためにクリックした。 「ああ、メンバーが決まっているのですね」 「そうだ」 「それも担当に知らせてくれないのですから……」 「いいじゃないか。もし、君が選考委員になったら、彼らと同等にはなれないよ……」 「同等……」 「そう、君の役割は友達になること。フレンドシップというわけさ」 「友達というと何か幼稚な感じがしますが、フレンドシップなら、まかせて下さいよ」 「まったく、報道陣が言葉で動かされて、どうする！援助交際は売春とは違うとでも想うのかい！」 「いいえ、そのそんなことは思いません。援助交際は立派な売春です」 「立派じゃない、不埒なことだ！」 「あっ、はは～い！」 まわりでデスク・ワークをしている者も笑っていた。 「いくら年齢をへても友達とは大切なものだ……」 「そうですね」 勉は頭をかいた。 「ほら、ブラジル代表のナンシーちゃんが待っているぞ」 リーダーはいつものにたにた笑いをした。 まるで『不思議の国のアリス』に出てくるチェイサー・キャットである。 「かわいい女の子だね。まるで人形みたいだよ」 閑話休題 ぼくの修学旅行は、 中学のときが広島で、 高校のときが、長崎でした。 上の写真は長崎への修学旅行の 時のものを加工したものです。 中学の時の作文をUPしております。 ここをクリックしてくださいませ。 ↓１日１回クリックお願いいたします。 ありがとうございます。 Index［Ra.］